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陽気ぐらしとふし

親神様は、
この世の中にあるものすべて、
人間が陽気ぐらしできるようにと
作ってくださり、与えて下さっています。

それは、
食べる物や住む場所、お金

身の周りの物や着るもの
大切に育てている植物やペット、生活に必要な乗り物も…。

それだけでなく
自分の周りにいる家族や友人、職場の人や学校の仲間…。

そして…
目の前に起こってきた嬉しいこと、悲しいこと、理不尽なこと、
大切な人の死も、

ぜんぶぜんぶ、私たち人間が
陽気ぐらしをするための道具、成長させるための道具として
与えて下さっているのです。

その与えていただいたものすべては、
自分のために与えられたものとして、
目の前に起こってきた出来事を、いいことも悪いことも、
親神様のなされることとして、素直に受け止める心にご守護を
頂戴できるのです。


親神様は、人間に陽気ぐらしをさせて共に楽しみたいという目的で、
この世にあるすべてのものと人間を創られました。

人間は、親神様よりその人の魂に合った身体を貸し与えられて、
人間として誕生します。

人間の身体は神様からのかしものであり、人間にとっては、かりものです。
そして心だけが我がのものとして遣うことを許されています。

その心を、
陽気ぐらしとはいえない誤った遣い方をしていたり、
親神様の思いに沿わない遣い方をしていると、

人間の親である親神様は残念に思われ、その心遣いを改めるよう、
身上(病気)や事情(行き詰まって悩み苦しむこと)に現して、
心の向きを変えるよう促されるのです。

それを、私たちは「ふし」と言います。

親神様の思いは、
決して人間を苦しめよう、困らせようとして
「ふし」をお与えになるのではなく、
そのままでは危ない道に進んでしまう上から、
見るに見かねて反省を促されるきっかけのため。

私たちはこの「ふし」をどのように生かすか
その心を試されているのです。



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