雨の慕情
先日、Spotifyのことをnoteしたが、ホントにSpotifyは楽しい。
ボクが聴くのは古い楽曲が多い。
80年代のニューミュージックを中心として、アイドルやロック、ときには演歌も聴く。
ボクの視聴傾向から、サービス側がおすすめのリストを用意してくれるのだが、リストに『昭和歌謡』というものがあった。
ニューミュージック、歌謡曲、演歌と様々だが、実に楽しい。
9割以上はイントロを聴くだけでタイトルとアーティストを思い出す。
しかも半数以上はフルコーラスを歌える。(声には出さない)
「ボクの記憶力も大したものだな」と思ったりする。
ちょっと面白いことを想像した。
年配の方なら当然ご存知の八代亜紀「雨の慕情」。
心が忘れた あの人も
膝が重さを 覚えてる
長い月日の 膝枕
煙草プカリと ふかしてた
このシーンが昭和なら、安っぽいアパートの一室。
和室の中央にはちゃぶ台。
正座した彼女の膝に彼氏が膝枕。
そんな光景が目に浮かぶ。
しかし、これが平成、令和となると、今風のアパートの一室。
フローリングの部屋にカーペット。
壁際に置かれたベッドに座った彼女に彼氏が膝枕。
そんな光景になるのではないだろうか。
十代、二十代の若者は昭和の光景は想像もできないだろう。
もちろん、若者は演歌を聴く機会もないだろうし、興味もないだろう。
「雨の慕情」に限らず、演歌はストーリー性があって名曲が多い。
そう、意外に演歌は好きなジャンルだったりする。
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