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「負けの99%は自滅である」伝説の雀鬼・桜井章一が"20年間無敗"を貫けた本当の理由 本物の勝負師だけが知る「負けない」と「勝つ」の決定的違い | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

ところで、良い子はこのオッサンのマネしたらアカンよ。 危ないことばっかりしよるから(笑)。
  1. 麻雀の“代打ち”として名を馳せ、20年間無敗。いつしか「雀鬼」の異名で呼ばれるようになった伝説の勝負師・桜井章一さん。セブン‐イレブン限定書籍『勝とうとするな 負けの99%は自滅である』より、勝負に「負けない」能力を高めるための極意を特別公開する――。(第1回/全3回)

  2. 日本の「覇権復活」とか「復権」とか吠えてる奴が多い昨今、参考になるかと・・・。

  3. まあ、そんなこと言ってる分野は十中八九ヤバいと思います。

  4. 「勝ちたい」という気持ちは、欲望と同じで限度がない。 限度がないから、それを達成するために汚いこと、ずるいことなどにも目をつむってしてしまう。勝者の裏側には必ず敗者がいるものだが、そうした敗者の存在や状態には目もくれず、勝てそうとなれば際限なく相手を叩きのめすようなやり方をしてしまう。

  5. そこに「満足感」 「納得感」はあるか もう一方の「負けない」という気持ちは、人間の素すの部分、本能に近いところにある。負けなければいいわけだから、限度をわきまえており、相手をとことん追い込む必要もない。相手がちょっと弱ればおしまいとか、自分に必要なものが得られればそれで十分、という終わらせ方ができる。つまり、「負けない」という気持ちには、「もうこれでいい」という満足感、納得感がある。

  6. 自然界の生き物の本能に学べ 自然界の生き物はみな、熾烈しれつな生存競争の中でどうやって生き残るかという本能のレベルで生きている。彼らには当然「勝ちたい」という欲望はない。あるのは、敵や環境に対して「負けない」という本能だけである。もし、彼らに「勝ちたい」という欲望があったとすれば、どうなるか。天敵の餌食えじきとなる生き物は限りなく増え、最後は生態系の上位にある生き物だけが生き残ることになってしまう。いや、実際にはそれすらもない。捕食する獲物がいなくなれば、当然、それを捕まえて生きている生物も死に絶えるだろうし、多様性によって成り立っている自然界の秩序が根底から崩され、地上から生命を持った生き物はいっさいいなくなってしまうだろう。そんな光景はSF的な空想でしかないが、人間は実は自分たちの社会でこれをやってしまっている。自然界の生き物を例にするとよくわかるが、みながみな「勝ちたい」という欲望で生きていけば、環境問題をはじめ、そこにさまざまな問題が生じるのはきわめて当たり前の話なのである。

  7. ワイルドネイチャーに飛び込んでいける人は自然界の生き物に学ぶ機会も有るだろうが、熊とかに遭遇せんように気ぃつけなはれ。

  8. このおっさんはサメに食われかかったりしよるけど・・・。

  9. ところで、犬や猫もどこかしら野生を残しているようなところが有ってな、奴らに学ぶのもおもしろいで。

  10. 勝つことには節度が必要だ 1ついっておかないといけないのは、私は、「勝ちたい」という気持ちを否定しているわけではないということだ。「勝ちたい」と思うのは一種の人間の業ごうでもある。これはどんな人でも抱いてしまう感情だ。とくに若いときはそのようなエネルギーで溢あふれているものだ。ただ、「勝つ」ことにこだわりすぎたり、勝たなければ生きる意味がないかのように考えたりすると、マイナス面が大きくなってしまう。ゆえに「勝つ」ことには節度が必要だ。そのためには「勝つ」より「負けない」という感覚を持つことが大切であり、また本当の強さに近づけるといいたいのである。

  11. 「勝つ」ほどに多くを失う  「勝つ」というのは、何かを得ることだ。勝利とともにもたらされるのは、お金や出世、名誉や評価だったりする。しかし、自然の摂理からいえば、得たものは失う定めにある。寄せる波は必ず引くのだ。もちろん死ぬまで得たものを持ち続けることもあるだろうが、それだって、死によって当人にとってはゼロになってしまう。得たものの多くは、齢よわいを重ねていく中で徐々に色いろ褪あせ、姿を消していく宿命にある。勝ちたいと思って勝ち、得たものが多いほど、失うものは多くなる。

  12. たとえば、あり余るほどたくさんのお金を得ても、年を取ってくれば体も能力も衰えてくるから、自分の思うようには使えなくなる。たくさんあっても生きたお金にならないのだ。他人からの評価だって、その瞬間は多大なものを受けても、5年、10年と歳月が流れるうちに忘れられてしまう。

  13. 本当に守るべきものは何か 失うものは、お金や評価など具体的に得たものだけではない。仕事や人生において自分が「勝つ」ことばかりに囚とらわれた人は、利己的な振る舞いがすぎて周りからの信頼を失うことだってあるだろう。

  14. 「勝つ」ほどに失う 得たお金を目当てに人が寄ってきて、それに気づいたときに深い孤独を味わうこともあるだろう。勝つためにエネルギーを使いすぎて、家族や友人と一緒に過ごすべき大切な時間を失っていることもあるだろう。こうして、「勝つ」こと以上に、人は大事な何かを気づかないうちに失っていたりするものなのだ。「勝つ」ことに囚われすぎることで生じるマイナスは、おそらく本人が思っている以上に大きなものだ。

  15. 「負けない」は失うものが少ない 一方、「負けない」という姿勢には、「勝つ」こととセットとしてある「失う」という感覚が希薄である。「負けない」姿勢には、満足感と納得感が最低限あればいいという思いがあるからだ。すなわち、不必要に得ようと思わないから、その裏で何かを失うという感覚をさほど持ちえないのである。つまり、「勝ちたい」という欲に伴う「得たい」という執着が、「負けない」姿勢においてはあまりない。それゆえ、「負けない」姿勢には失われるものが少ないのである。


ところで、屑リーチが多いメンツとは、麻雀する気、無くしませんか?

いや、誇らしげに人差し指ビシッと立てて屑リーチされてもな・・・

いや、別に、それだけっすけど・・・。


さて、最近、生成AIに関する本をたて続けに読んでますが、その中で「生成AIのジョークは壊滅的におもしろくない」って記載が有りました。

  • 実は一つだけ俺のツボにはまったジョークも有りましたが・・・。

  • おもしろくないものの代表として挙げられるのはアメリカン・ジョークですが、AIのほうがひょっとして上かもとも思いましたが・・・。

ということで、昨年の記事ですが・・・

すべるのを恐れないAIが考えた「渾身のギャグ」 生成AIが考えた日本語でも英語でもウケるネタ | 気になる英語気になる日本語 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

  1. すべるのを恐れないってのは上達の必須条件かもしれませんね。すべったかどうかは評価関数にしとかないかんですが。

  2. Why did the tomato turn red? Because it saw the salad dressing! トマトが赤くなった理由は何でしょうか?サラダドレッシングを見たからです!

  3. 調味料のドレッシングと「着替える」という意味の「Dressing」を掛けています。

  4. 可愛いですけど、おもしろくはないですね。子供が言ったら微笑んであげようかなと思いますけど。

  5. What did the sushi say to the bee? Wasabi! 寿司が蜜蜂に言った言葉は何でしょうか?ワサビ!

  6. Wasabiは「What up bee」の音がワサビと聞こえること

  7. ウザ・・・。

  8. Why did the scarecrow win an award? Because he was outstanding in his field! なぜかかしは賞を受賞したのでしょうか?彼は彼の専門分野で傑出していたからです!

  9. 「Outstanding(傑出している、立っている)」と「Field(分野、畑)」という違った意味に読み取れると言うわけです。

  10. 二語かけている点で技術的にはギリ許容できますかね・・・。おもしろくはないですが・・・。

  11. 膨大なデータを学習するAIとて同じことで、契約書やプログラミングコードのようにパターンがおおよそ決まっているものの生成には驚くべき精度を発揮しますが、「面白いこと」のような受け手によって結果が違うものは苦手としているのです。どうやら現時点では、英語のことば遊びを組み替えることでジョークを生成しているようですが、「これは相手にとって面白いぞ」とAIが感じているわけではないので、日本語話者に英単語にオチがあるジョークを言ってもまったく意味が通じない、というところまで配慮できません。つまり、有料会員しか鑑賞できないNetflixドラマの話をやたらとしたがる人と同じで、相手が理解できるかどうかはどうでもよく、単に自分が話したいだけの身勝手な人と会話しているようなものです。残念ながらこれが2023年5月時点のAIの限界です。

  12. プロンプトでフィードバックをかけてあげるとその「会話」の中では上達していくと思います。次回の会話には反映されないですけど。

  13. 比較的近い将来、AIによる自動翻訳、自動文章作成がさらに発達し、海外の人と自由に会話できるようになるでしょう。しかしそこで発せられるジョークは相手にまったく通用しない可能性があります。本当に面白いジョークをAIが言うためには「そのジョークはつまらない」 「これは面白い」といった評価を「笑いがわかる人間」がする必要があります。このステップを甘く見ると、人類は容赦なく「寒いギャグ」を連発してくるAIの相手をしなければならなくなり、本当のデストピアが始まるのではないかと思います。今回AIでジョークをつくって遊んでみましたが、はからずとも『ブレードランナー』で問うていた「人間らしさとは何か」というものについて考える機会になりました。「AIは極寒ジョークの夢を見るか?」。この地獄はブレードランナーの原作『アンドロイドは電気羊の夢をみるのか』の著者であるフィリップ・K・ディックも、想像できていなかったのではないでしょうか。

  14. P. K. D.の世界は単なるロマンですね。今のところ。

あー、関係無いけど、そう言えば、昔(大学2年の時かな)これが結構気に入ってましたね:The Human League - Together In Electric Dreams (youtube.com)

  • 当時は「なんでまた、in electric dreams?」とか思ってましたが・・・。

  • テクノだからかな?とか・・・

  • 既にCDは有ったので、デジタルデータの安定性故にかな?とか・・・。

  • 現代人も年々electric dreamsの中にいる時間が長くなってきましたが・・・。

  • 生成AIがelectric dreamsを生成してくれるようになるんだろうね。今んとこ、人の手を介してだけど・・・。

  • Hyperpersonalizeしたrecommendationを介して大衆を一つの方向に誘導するから"We'll always be together. Together in electric dreams."とか・・・

  • やめてくれよ、もー。

  • せめて、おもしろい冗談は言えるようになっといて欲しいね、生成AIにも・・・。

  • アメリカ人には教えるの無理だろうな・・・って言うか、アメリカンジョークを教えるのやめてくれ・・・。おもんない。

あ、ところで、今でも歌ってますね:Human League - Together In Electric Dreams / Philip Oakey 2023 Movie Soundtrack Electric Dreams (youtube.com)

  • なんか、ゲーハーになってからのほうがカッチョええような気が・・・。

いや、今のほうがええわ。よほど・・・。ゲーハーだけど。

David Bowieが歌うとこうなりますね:David Bowie sings Phil Oakey - Electric Dreams - YouTube

さすがのビジュアルやね・・・あ、これが有名なodd eyeってやつや。

ここまでいきゃービジュアルで勝負できるね。ここまでできん奴はゲーハーにしたほうが、少なくとも、スタイリッシュやね・・・。
ところで、D. B.がかっこよかったのは、まあビジュアルもそうなんですが、「逸脱する勇気」ってとこじゃなかったかと思うんだよね・・・。



[1] 統一教会だけじゃない・・・:韓国に情報提供容疑 元CIA職員を起訴 見返りに高級バッグ、すし (msn.com)


  1. 米連邦検察は、韓国政府の諜報(ちょうほう)機関のために活動した見返りに高級ブランドのハンドバッグを受け取ったり、すしレストランでディナーを提供されたりしていたとして、元中央情報局(CIA)分析官のスー・ミ・テリー被告を起訴した。米メディアが16日に報じた。 テリー被告はCIAを去ってから5年後の2013年に韓国政府のための活動を始めたという。米当局に外国の「代理人」としての届け出をしないまま違法に活動し、韓国の諜報員と非公開情報を共有したり、米国と韓国の政府関係者の会合を仲介したりした見返りに、高級ブランドのハンドバッグやコートをもらった。 ミシュランの星を獲得したすしレストランで豪華なディナーの提供も受けるなどしたという。自身が勤務していたシンクタンクへの資金として3万7千ドル(約590万円)を受け取ったとされる。

  2. やりますな、韓国(笑)。

[2] 日本のプルトニウム保有量0・6トン減少、44・5トンに…「プルサーマル発電」実施などで (msn.com)

  1. 内閣府は16日、2023年末時点の日本のプルトニウム保有量が前年より0・6トン減少し、約44・5トンになったと、国の原子力委員会に報告した。使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜ合わせたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料による「プルサーマル発電」が、関西電力高浜原子力発電所3号機(福井県)で行われたことなどで減少した。 国内保有分は約8・6トンで、英仏にプルトニウムの取り出し(再処理)を委託したことに伴う海外分が約35・8トンある。

  2. せっせと使っていかなければなりませんな。

  3. あるいは・・・: ・・・しかし、原子炉級プルトニウムを使っても1キロトン以上の威力は出せると言われており、これでも大変な威力だ。北朝鮮の最初の核実験がその程度の規模とされる。そもそも現代の核兵器の主流であるブースト型(原爆の起爆剤として少量の核融合反応を起こし、そのエネルギーでさらに核分裂反応を起こす)やそれらを用いた水爆では、プルトニウムのグレードは関係ない。 国際原子力機関(IAEA)によると、プルトニウムは組成に関係なく8キログラムあれば、核兵器は製造できる。・・・

[3] Apple・NVIDIA・AnthropicなどがYouTubeの動画字幕を許可なくAIのトレーニングに利用していたと判明 (msn.com)

  1. IT系メディアのProof Newsが、AppleやAnthrpic、NVIDIAなどがYouTubeに公開されている17万本以上の動画の字幕をAIの学習に許可なく使用していたと指摘しています。Proof NewsはAIのトレーニングデータに関する詳細な調査を行っており、その中でも特に、非営利のAI研究団体であるEleutherAIが作成した「The Pile」と呼ばれるデータセットに注目しました。このデータセットには欧州議会や英語版Wikipedia、捜査の一環で公開されたエンロンの従業員による大量のメール、そしてYouTubeの動画字幕をまとめた「YouTube Subtitles」などのデータが含まれていたとのこと。 このYouTube Subtitlesは、4万8000以上のチャンネルが公開している動画17万3536本の字幕から、のべ4億8900万語がまとめられたもので、サイズは合計5.7GBに及ぶとのこと。対象となっているチャンネルにはMrBeastやPewDiePieなどの超大手YouTuberのもの、さらには地球平面説などの陰謀論を喧伝するチャンネルも含まれていたそうです。

  2. おいおい、地球平面説まで学習しちゃったよ(笑)。

  3. Proof Newsは各種AI企業の研究論文や公開情報を調査し、AppleやAnthropic、NVIDIA、Salesforce、Bloomberg、Databricksなどの企業が自社のAIをトレーニングするためにThe Pileを使用していたと指摘しています。 YouTubeには膨大な動画がアップロードされているため、AIのトレーニングに使われたというケースがよくあります。2024年4月には、OpenAIが100万時間を超える分量の動画をYouTubeからダウンロードし、AIのトレーニングに利用していたことが報じられています。しかし、YouTubeのニール・モーハンCEOは「もしYouTubeの動画を用いてトレーニングしたのであればルール違反にあたる」という見解を示しました。Googleの広報担当者であるジャック・マロン氏はProof Newsの取材に対し、「私たちは長年にわたり、無許可のスクレイピングを防止するための措置を講じてきました」と述べましたが、他社がYouTubeの動画字幕をトレーニングデータとして使用していることについてはコメントしませんでした。 Anthropicの広報担当者であるジェニファー・マルティネス氏は「The PileにはYouTubeの字幕のごく一部が含まれています」と語り、YouTubeの字幕データをトレーニングに利用したことを認めました。ただし、「YouTubeの規約は、そのプラットフォームの直接使用を対象としており、The Pileの使用は対象外です。YouTubeの利用規約に違反する可能性があるという指摘があれば、それはThe Pileの製作者に問い合わせる必要があります」と述べています。 SalesforceのAI研究担当バイスプレジデントであるケイミン・シィオン氏は「The Pileを学術および研究目的で、AIモデルの構築に使用しました。このThe Pileは公開されているデータセットです」と述べました。 なお、NVIDIAの担当者はProof Newsの質問に対し、コメントを控えたとのこと。また、Apple・Bloomberg・Databricksの担当者はコメント要請に応じなかったそうです。

  4. ところで、クラウドサービスを使う生成AIを早く使えとせかしてる記事が多くなりましたが・・・ホントにセキュリティは確保されてるのかね?


地球平面説 - Wikipedia

  1. 近世日本 日本には、16世紀後半まで地球という概念が存在しなかった[116][117]。宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人が地球が球体であったという事を知らなかったと報告している[116]。その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになった[118]。しかし近世儒学の祖の一人林羅山は、儒教的な秩序論により、この説に反対していた。羅山は宣教師ハビアンとの対談において、「万物にはすべて上下がある」とした上で[119]、地球が球体であるというのは、儒教の渾天説の世界観を模したものであると非難した[120]。また従来の須弥山的世界観を持つ仏教者の中からも、地球球体説に対する反発が起きている[121]。一方で、江戸幕府天文方の渋川春海は、地球球体説を含む西洋の天文学知識を取り入れていた。また国学の立場からも、本居宣長は「その説がよければ取り入れてしかるべし」として、儒学者や仏教者を批判している[122][123]。

  2. 今でも同じようなマインドセットしてねえだろうな、日本人・・・まさかと思うが・・・。

  3. いや、「室温でトンネリングなんて起こらない」とか「Schottky Barrierが薄くなるなんてこと有るわけない」とか言われたことが有るもんで(笑):Fermi Level (2018/02).

  4. まあ、ポーラロンは、光誘起XY型超電導相転移(UV照射とTHz光照射が必要なんやで。高強度coherent光が必要なんやで。)試してみんとわからんけどな:Vacuum Polarization, and Polariton (2018/02).

まあ、明日、NASAが「実は地球は大きなカメさんの上に乗っかっていました。今まで嘘ついててごめんなさい。」と発表したとしても、俺は「あ、そう。カメさんによろしく。」で済ますけどな。

ところで、ちょっとだけ丸くないか。これだけでもすごくね?

ゾウさんにもよろしく。
あと、ヘビさんにも。

[12] 車載電池「日本復権」への道、資源調達から人材までの課題と処方箋を業界団体幹部が直言! | EV失速でどうなる? 電池覇権 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

  1. 電池屋は電池をたくさん買ってもらいたいからBEVを待望するんだろうが・・・。

  2. 俺は「中国にBEVをやってもらう」で正解だと思っているんだよね・・・。

  3. 半導体に続く“重要物資”となった車載バッテリー業界。電池メーカーだけではなく部素材や製造装置の分野でも日本企業がプレゼンスを発揮している。ところが、EV市場の伸び悩みや地政学リスクにより、電池サプライチェーン全体に動揺が広がっている。特集『EV失速でどうなる?電池覇権』の#4では、200社を超える電池関連企業を束ねる電池サプライチェーン協議会(BASC)の森島龍太業務執行理事(トヨタ自動車出身)に、日本の電池業界“復権”の課題を語ってもらった。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

  4. まあ、覇権はどうでもいいんだが(笑)。重要なのは原油消費量削減・需給緩和なので。

  5. BASCは200社を超える大組織に成長

  6. 他にやること無くなったから電池に群がってるだけだけどな(笑)。

  7. EV失速にどう対処する?

  8. ――電池サプライチェーン協議会(BASC)の会員数は増加を続け、今年200社を超えました。改めてBASCの役割について教えてください。

  9. 当初は5~6社ぐらいで立ち上げようかなと思っていました。2020年に菅義偉首相(当時)が50年のカーボンニュートラル達成を宣言してからは続々と参加企業が集まり、21年4月の設立時点では55社でした。その後も毎月のように会員企業が増え、今年6月時点で211社にまでなりました。今では日本の電池産業に属する企業のほぼ全てが加入しています。 日本勢は、電池そのものの製造だけでなく、正極、負極、セパレータ、電解液の4素材も非常に優れています。それに加えて、装置メーカーや部素材メーカーも高い技術を持っています。これらの企業が「技術で勝ってビジネスで負ける」ようなことがあってはいけません。 日本の電池関連企業が安定的なビジネスをできるよう、環境を整備していくのがわれわれの役目です。BASC自体は事業を行いません。国に電池産業の課題を伝え、障害となる規制の改正や支援をお願いしています。これまでのところ、国には非常に親身になって聞いてもらっています。

  10. 「安定的にビジネスをできるよう」ってのはいいんだが・・・電池依存度高すぎるわ・・・。他にやること無くなったからだけど・・・。

  11. ――足元では世界的に電気自動車(EV)の需要が失速しています。地政学リスクも高まっており、BASCの会員企業の中には、困難に直面するところも多いのではないでしょうか。

  12. 過剰な期待だったのは明らかだからな、失速するのは当たり前。①電池のイニシャルコストが安くなり、②寿命も延びてライフサイクルコストも安くなり、③急速充電もできるようになれば踊り場脱出できるって、「せいぜい3割」くらいまでは(笑)。

  13. 次ページでは、BASC立ち上げメンバーの一人である森島業務執行理事が、EVの伸び悩みや米中デカップリング(経済分断)の中で日本勢が復権するために克服すべき課題を明らかにする。日本の電池産業が「ビジネスで負けない」ためにはどうすればよいのだろうか。

  14. 復権はさほど重要ではないけどな。赤字にならず安定的ビジネスができればいいんだが。

[16] パワーエックス、大規模集合住宅向けEV充電サービスを開始…共用部で急速充電 (msn.com)

  1. ここは電池は中国製だがシステムを日本でつくっている。これでいいんですよ。

  2. パワーエックスは7月17日、大規模集合住宅の共用部に超急速EV充電器を設置し、住民専用設備として運用するサービス「PowerXチャージステーションforレジデンス」を提供開始した。本サービスは、大規模集合住宅に住むEVオーナーの利便性を確保しながら、運営管理者にも導入・運営が容易な基礎充電環境を提供する。第一弾導入物件とし て、森ビルが運営するマンション「六本木ヒルズ レジデンス」(東京都港区)への設置を完了し、7月16日から使用を開始した。「PowerXチャージステーションforレジデンス」は、主要都市圏に多く位置する大規模集合住宅向けに開発された基礎充電サービスだ。これらの集合住宅では、限られた敷地を有効活用する観点から、機械式駐車場が多く採用されている。しかし、機械式駐車場にEV充電設備を設置するには、電気容量の制約や配線工事の難しさ、更には充電設備を導入できる駐車パレット数の制限など、多くの課題がある。これに対応するため、パワーエックスは蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger」を活用し、レジデンス物件の共用部で超急速充電を提供するサービスを開発した。パワーエックスは、第一弾導入物件での運用から得られた知見を基に本サービスを改善し、今後さらなる導入を進める。これにより、EVユーザーが自宅で充電できる環境を整備し、EVの利便性を向上させることを目指す。

[30] 中国製EVが「日本市場で好調」と言い張りたい、本当の理由 (msn.com)

  1. 前もって言っとくと「いいんです、それで。」ってこと。

  2. 中国製EVが新たな脅威となっている。欧米では、自国の自動車産業を衰退させかねない存在として関税などの対抗措置を取り始めている。しかし、ドイツの自動車業界だけは、中国に大きく進出しており、現地生産のEVを欧州へ輸出している関係もあって、関税の引き上げには反対している。 中国がEVをダンピングしているのには、大きく分けて2つの理由がある。1つ目はEVが国内で飽和状態になり、在庫過多の状態を解消させた上でさらに生産台数を引き上げたいから。 2つ目は外貨を獲得したいから。国内の経済が厳しい状況に陥っている中で、その対策としてできることが貿易である。中国共産党は補助金を出してでも、自国のEVを海外で安く売りさばき、過剰在庫を解消させ、外貨を稼ぎたいのだ。 ネットの情報では、中国共産党は資金難になり、公務員の月給を10万円に引き下げたり、給料を割り戻させたりしているという話まで聞く。政府はこのような情報は全て否定するからどこまでが本当の話か分からないが、こうした話はいくつも出ており、全てがでたらめな情報ではなさそうだ。 高層マンションを建設させて不動産投資を盛り上げ、経済を活性化させる政策もうまくいっていないようである。このように中国の国内経済はバブル崩壊といっていい状態で、いまのところ外貨を獲得できるのはEV関連が有力である。リチウムなどEVの材料は、精製時に環境負荷が小さくないことから、先進国では扱いにくいという事情もある。

  3. それの何が悪いんや?って気がしますけどね。欧米だってこれまでは中国ありきでBEVシフトを進めてきたわけでしょう。それでこの掌返しかよ(笑)って思いますが。

  4. ●日本で中国製EVは売れるのか そして日本では、EV全てに補助金を支給して普及させようとしているため、中国製EVも補助金の対象となっている。それでも2024年度からは、車両や住宅の環境(V2Hなど、再生可能エネルギーの積極的な利用)だけでなく、ディーラーやインポーター(輸入業者)のEV環境への貢献度によって補助金の支給額に差を設け、日本の自動車メーカーやテスラ以外は、補助金を削減することになった。 つまり日本は、いまだに中国製EVの購入を国が後押ししている状況だ。にもかかわらず、日本市場での売れ行きは芳しくない。 そもそも日本ではEVが売れる環境が整っていない、ということが前提にあるのも確かだ。ようやく増加に転じたものの充電環境は乏しく、集合住宅では自宅で充電できる体制がほとんど整っていない。 急速充電器も高速道路や道の駅などの大きな駐車施設には充実しつつあるが、幅広いユーザーの日常的な使い方を考えると、まだまだ不便なシーンは多い。充実しているのは都市部の、それも一部の地域だけだ。 そして電池コストの影響により、まだまだ車両価格は高い。だから補助金事業が存続している。つまり本来のEV需要は限定的であり、補助金なしでは商品として成り立たないEVがほとんどだということだ。 そんな中で中国製EVを買うのは、目先のガソリン代負担や補助金を含めた支払額の安さだけで選ぶ人が多いのかもしれない。新しいもの好きや品質、性能を追求するようなEVユーザーは、テスラやドイツブランドのEVを購入するだろう。もっともドイツブランドでもバッテリーは中国や韓国製を搭載しているものや、中にはクルマの生産そのものを中国で行っている車種もある。

  5. ということで、パワーエックスのような会社に少し期待しているわけ。タカは知れてると思いますよ。でも社会実装の実験もしなくちゃいけない。

  6. 中国にも少し協力していただけるのかな(笑)。

  7. ●火災事故も頻発、課題は価格だけではない ポルシェのEVですら、輸送船の船上で火災事故を起こし、海運会社から輸送を断られる事態になっており、EVの安全性には警鐘が鳴らされている。 北欧ではEVの販売に規制をかけようとする動きもある。極寒地ではバッテリーの活性が下がり、渋滞や立ち往生などの際には、生命が危ぶまれる可能性があるからだ。 中国ではBYDのディーラーで火災がたびたび起きている。先日も4拠点が火災に遭い、出火原因はEVであると発表されている。 そんな報道を見聞きすれば、トヨタ品質などに慣れ切っている日本人ユーザーの多くは、怖くて乗れないと感じるかもしれない。 しかしBYDは販売台数が伸び悩むことなど、想定内と考えている可能性もある。「公式の情報」では受注は順調に増えており、日本市場から撤退する計画はないと断言しているからだ。 今後、BYDの活躍次第では、ファーウェイやシャオミなど電子電気メーカーのEVも日本上陸を狙ってくるだろう。だが、スマホ事業で分かる通り、日本市場で受け入れられて収益を上げるのは難しいかもしれない。 それでも日本に進出する理由は、販売による売り上げや利益以外のところにメリットがあるからだ。 新興国、特に日本車のシェアが高いタイなどの国に対しては、日本市場でも受け入れられているという触れ込みが使えるのは大きなメリットだろう。それによりブランドイメージや製品への信頼性などの印象は大きく向上する。

  8. それでいいんです。

  9. ●品質問題が表面化するのは2、3年後か 筆者はBYDのEVに試乗したことがあるが、ATTO3はEPS(電動パワーステアリング)は「まだまだ」と感じたものの、ブレーキやアクセルの制御はよく練り込まれており、ボディや足回りの剛性感も十分に高い。走りの性能面では申し分ない印象だった。 ただしインテリアに使われている樹脂部品は質感や剛性感がいまひとつで、劣化により快適性にも影響が出そうだと感じた。 クルマの品質は3~4年も使用していれば、信頼性や部品の耐久性がどれほどのものか、自ずと見えてくる。 日本のユーザーは長く日本車ばかり乗ってきて、車検の時にディーラーに出すだけでメンテナンスの必要はないと思い込んでいる人も多い。そのため購入後5年くらいはほとんどメンテナンスフリーで、大きな出費を伴うことなく乗り続けられる感覚がある。 この日本ならではの目の肥えた(?)ユーザー感覚に対応できなければ、日本市場では伸び悩むことは必至だろう。 新車には製品保証が付けられているが、家電製品同様、日本と中国では保証に対する考え方がまったくと言っていいほど違う。日本は壊れないことを保証するのに対し、中国は壊れたら補償するという姿勢だ。 家電であれば新品に交換すれば済むのかもしれないが、クルマの場合、生命を左右しかねないだけに安易な気持ちで購入することは難しい。故障で立ち往生したり、修理代金が高額になったりすれば、途端にそのブランドには嫌気が差すものだ。 日本の自動車メーカーが生産するEVで、発火事故はほとんど聞いたことがない。それはバッテリーの生産工程からこれ以上ないほど品質を高め、製品を送り出しているからだ。

  10. 少し日本から学んでほしいわ。

  11. ●日本市場が海外メーカーの“鍛錬の場”に 同じように韓国のヒョンデ(現代自動車)も日本に再上陸を果たしているが、登録台数で見ればBYD以上に苦戦している。ディーラーを置かずオンラインのみで販売していることが、斬新さのアピールにはつながっておらず、販売コストは抑えられるものの消費者との接点を得ることが難しいというジレンマに陥っているようだ。 筆者が試乗したコナは、クオリティーが高いEVという印象を得たが、あえてこのクルマを選ぶという選択肢が浮かばない限りは、成功するのは難しいと思われる。 日本市場で通用するということは、日本車同等の評価を得たことにつながり、それを手柄に新興国でアピールできる。日本市場に並ぶクルマたちのクオリティーの高さ、アフターサービスの充実ぶりを平均水準として利用し、自社製品のイメージを高めようとするのだ。 日本の自動車市場は、自動車メーカーが鍛錬する場にもなりつつあるのだ。そこで通用すれば世界の市場で通用するといったように、新興国のメーカーも挑戦してくることが今後は増えるかもしれない。 BYDが日本市場で鍛えられることを望んでいるとは思わないが、ここで簡単に撤退するようでは、世界戦略も失敗に終わり、中国国内へ外貨を注ぎ込んで経済を立て直すことにはつながらないだろう。長期戦で考えるまでもなく、販売戦略に限らず本当の意味で、良いクルマ作りが求められるのは当然のことだ。(高根英幸)

  12. だから、それでいいんですって。

  13. 肝心なのはグローバルに原油消費量削減・需給緩和を進めること。

[34] またバイオマス・・・:北海道・石狩の発電所で爆発か 50代男性手足にやけど (msn.com)

  1. 19日午前9時半ごろ、北海道石狩市新港中央2丁目の「石狩新港バイオマス発電所」で、従業員から「爆発音がして煙が見える」と119番があった。道警や地元消防によると、50代男性が手足にやけどを負って搬送されたが、意識はある。 道警によると、燃料の「木質ペレット」を搬入中に爆発が起きたとみられる。石狩北部地区消防事務組合によると、建物の屋根などが損壊。道警と消防が事故の状況を調べている。 現場は石狩市役所から北西に約3キロ。石狩湾に近く工場などが点在する地域。

  2. 地産地消のバイオマスならわかるが、エネルギー密度も低いのに輸入してまでやるほどのものではなかろう。輸送費無駄。

[35] EV普及策「初日で終了する」 トランプ氏、石油増産も表明 (msn.com)

  1. テスラは元々補助金に反対している。テスラの優位性を消す補助金になっていたからだ。

  2. まあ、テスラ買った人ももらってますけど・・・。

  3. ガソリン車と競争すればいいだけでしょう。

  4. 【ミルウォーキー共同】トランプ前米大統領は18日の演説で「電気自動車(EV)普及の義務を(大統領就任)初日に終了する」と述べ、バイデン政権の重要政策を撤回する考えを示した。石油増産などを通じ「物価高の危機を終わらせる」とも強調し、気候変動対策を否定する姿勢を鮮明にした。 トランプ氏は自動車産業の雇用が中国とメキシコに奪われていると主張し、米国内に工場を造ると強調。中国を念頭に、米国外で生産された自動車には高関税を課すとし「自動車産業の労働者はトランプに投票すべきだ」と訴えた。 共和党のスローガンの「ドリル・ベイビー・ドリル(資源を掘りまくれ)」を掲げ、石油増産の方針を表明した。

  5. 元々石油で稼ぐ国だしな、米国。

[36] パワーエックス、舶用電池 来年半ば量産。陸電・EV船向けも受注。電気運搬船は用船商談へ|日本海事新聞 電子版 (jmd.co.jp)

  1. 前にも書いたが、災害の時とかにもええんかな・・・。

  2. まあ、頑張ったらええけど。

  3. 世界初の電気運搬船の実現などに取り組むスタートアップ企業、パワーエックス(伊藤正裕社長)は岡山県玉野市に建設した日本最大の蓄電池工場で来年半ばから、船舶用蓄電池を量産する。それまでに電気運搬船向けに加えて、国内港湾の陸電設備向け、EV(電気推進)船向けに受注を積み上げ、来年前半に船級協会から型式認証を取得した上で集中的に生産する計画だ。電気運搬船は2026年後半の商業運航開始に向け複数の需要家と… 続きはログインしてください。

  4. それよりは太陽光発電電力を無駄に捨てないこと、BEV用の急速充電設備を増やすことを目指してもらいたいけどな。

  5. せっかくの日本最大の蓄電池工場だ(電池は中国製だから蓄電池システム工場だろうけどな。まあ、セル買ってパックにするとかいう意味でそう言ってんだろうが。)。

[37] 電池の実験と試験、そして評価……そのプロセスに正しい理解を:今こそ知りたい電池のあれこれ(25)(1/3 ページ) - MONOist (itmedia.co.jp)

  1. 一般のかた向けにはいい説明だ。

  2. 今回はいま一度初心に立ち返り、主に電池の評価を例にして、「実験」 「試験」 「評価」、それぞれの意味や目的、重要性について解説していきたいと思います。[川邉裕(日本カーリット),MONOist] 私が現在所属している日本カーリットの受託試験部は、その名の通り、お客さまからお預かりした試験体を「評価」する「受託試験」に取り組んでいます。 科学の世界においても、産業の世界においても「実験」 「試験」、そして「評価」というプロセスが重要な役割を果たしていることは皆さまもよく知るところかと思いますが、今回はいま一度初心に立ち返り、主に電池の評価を例にして、「実験」 「試験」 「評価」、それぞれの意味や目的、重要性について解説していきたいと思います。

  3. 実験と試験、厳密には別のもの よく目にする言葉ではありますが「実験」と「試験」という言葉は、しばしば混同されがちです。かく言う私自身、普段はあまり使い分けを強く意識せずに、何げなく用いてしまうこともありますが、厳密には異なる概念を指す言葉でもあります。 本来、「実験」とは、ある仮説や理論を検証するために設計された操作や観察のことを指します。科学的な「実験」というのは、新しいアイデアや理論が、実際に現実の世界でどのように機能するかを確認するためのプロセスです。 例えば、新しい電池の材料がどのように働くかを確認するために、その材料を用いて試作した電池の性能を評価する試みは「実験」に当たるかと思います。また、以前に紹介した量子電池の研究事例なども「実験」的な取り組みの1つといえるでしょう。

  4. 一方、「試験」とは、一般的には製品やシステムが指定された要件を満たすかどうかを確認するプロセスのことを指します。電池の場合、以前にもこのコラムの中で、安全性を評価するために行われる試験の分類や目的を解説したことがあります。

  5. 中略

  6. そして、「評価」とは、「実験」や「試験」の結果を分析し、それが目標や基準を満たしているかを判断するプロセスです。 新しい電池の材料がどのように働くかを確認するために行われた実験であれば、その材料が当初の予想通りの性能を発揮できたのか? できなかったのか? 実験結果を「評価」することで、その解釈の内容を次の「実験」に反映させ、新たな開発を進めていくことになります。 また、電池性能を評価するために行われた規格試験であれば、一連の試験手順が定められた規格の通りに実施されていること、そして、得られた結果自体も規格に定められた判断基準を満たしているかを判断することが「評価」に当たります。

  7. 実験、試験、そして評価は、科学と技術の進歩を支える重要なプロセスです。これらの理解を深めることで、科学の進歩と技術の革新により具体的にどのような影響があるのか、またそれが私たちの生活にどのように影響を与えるのかを理解することができます。

  8. 中略

  9. くぎ刺し試験本来の主目的は「外部衝撃」ではない 例えば、電池の安全性を評価する試験手法の代表例として知られるものの1つに「くぎ刺し試験」があります。電池に直接くぎを突き刺すという視覚的な分かりやすさから、しばしば電池の安全性の裏付けとして用いられることの多い試験ではありますが、その一方で再現性をとることが難しく、同じ電池であってもくぎの刺し方によって異なる発火挙動が見られることもあり、試験規格の多くには採用されていない試験でもあります。 また、「くぎ刺し」という外的な要因で電池を破壊することから、外部衝撃を主に想定した試験手法であると思われがちですが、くぎ刺し試験本来の主目的は「外部衝撃」ではなく「金属析出」や「コンタミ」による「内部短絡」であることには注意が必要です。

  10. リチウムイオン電池の異常発熱要因である「内部短絡」の影響を評価するため、JIS規格などで定められている試験手法が「強制内部短絡」です。これは、ニッケル小片を電池内部に意図的に混入させ、軽くプレスすることで、強制的に内部短絡を引き起こすという手法です。 この「強制内部短絡」は意図的に電池内部に金属片を混入させる試験手法であるため、電池の製造や分解に慣れた作業者でなければ実施が困難です。

  11. 一方、くぎ刺し試験であれば、電池内部に直接手を加えることなく、外的な要因のみで内部短絡の状態を引き起こすことができます。ただし、本来の「強制内部短絡」試験とは状態が異なるものであり、あくまでも簡易的に強制内部短絡試験を模擬したものであるということを認識した上で、「試験」や「評価」に取り組むことが必要となってきます。

  12. 以下、大事なことなので。

  13. それは誤った解釈ではありませんか?  「評価」というプロセスはデータを解釈するプロセスであるともいえます。「実験」や「試験」においては、客観的かつ公平な方法で得られたデータという結果を提示することが重要なのは言うまでもありませんが、「評価」においては、そのデータが提示された背景を考慮し、意味のある方法で解釈することも、また同じく重要です。 データ解釈の重要性を示す代表的な事例に「疑似相関」というものがあります。疑似相関とは、本来因果関係が存在しない事象同士の相関性が見かけ上高いことで、あたかも因果関係があるかのように誤った解釈ができてしまう状態のことを指します。 例えば、「年収」と「血圧」という得られたデータから単純な相関関係だけを見てしまうと「年収が高くなると血圧が高くなる」という因果関係を見出すことができます。この因果関係を鵜呑みにしてしまうと「高血圧のリスクを下げるために経済を低迷させて年収を下げる」というおかしな対策も成り立ってしまいます。この場合、実際には「年齢の増加」が要因となり、「年収」と「血圧」の両方に影響を与えているというのが、正しい解釈になります。

  14. インフレになれば好景気になるってのも、これもまた、誤った「信仰」だが、原因と結果がさかさまになっちゃったってやつだな。

  15. また、データという結果が指し示すのは、あくまでも、その「実験」や「試験」を実施した条件の範囲内で得られた結果です。 先述の通り、電池試験はいわゆるJIS規格などの規格試験と、そういった規格の枠組みから外れた領域の評価をする規格外試験とに大きく分類することができます。このとき、規格試験で評価できる電池特性というのはあくまでも規格の範囲内の事象についてのみです。 もちろんこれは電池に限った話ではありません。世の中には数多くの規格試験がありますが、それらの試験結果からは、その試験条件の範囲内の事象しか判断することができません。製品やシステムの用途や目的によっては、規格試験の枠を超えた領域の試験、いわゆる「過剰試験」や「限界試験」と呼ばれる試験をもって、製品やシステムが有する「リスク」や「限界点」を見極めるための評価を実施する必要もあります。

  16. ま、試験ってのは俺様がやるような仕事ではないんだが。

  17. ん?なんか、文句有っか?


俺は日本の電池屋の科学的な電池理解は世界でも抜きんでているとリスペクトしているが、ちょっとクソ生意気なので、ずっと中国に勝たしたろうと思ってるけどな(笑)。

  1. でも、「どこそこの企業の電池のつくり方教えてくれ。同じように作れへん。」とかはダメやで、中国。これ、2020年の話よ。ええかげん、こういうのはダメやで。

[38] 「究極の蓄電池」リチウム空気電池の実用化はいつか | 電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞) (sangyo-times.jp)

  1. 第561回 「究極の蓄電池」リチウム空気電池の実用化はいつか 課題残すも有力技術相次いで報告 2024/7/19

  2. 俺は究極とは全然思わへんけど(笑)。まあ、後で説明したる。

  3. 携帯機器(スマホ、タブレットなど)、エネルギー貯蔵システム、電気自動車(EV)、ロボット、ドローンなどに採用され、今や生活必需品になった蓄電池。その世界市場規模はすでに15兆円を超え、今後もさらなる拡大が見込まれる。一方、スマホの待ち受け時間延長、EVやドローンの航続距離延伸などに向けて蓄電池の高エネルギー密度化が求められている。 既存のリチウムイオン電池(LiB)の進展も著しく、かつては250Wh/kg(重量エネルギー密度)が限界とされていたが、すでに300Wh/kgを超えている。一方で、そのLiBの10倍以上のエネルギー密度を実現するといわれるリチウム空気電池にも期待が集まる。「究極の蓄電池」とされるリチウム空気電池についてまとめた。

  4. ① エネルギー密度だけじゃないんだけどね、大事なの。EVやドローンなんて出力密度のほうが大事だろ。

  5. 最も難易度の高い技術 リチウム空気電池は正極(正極活物質)に空気中の酸素、負極(負極活物質)にリチウム金属を用いた蓄電池。次世代蓄電池の中では最も理論エネルギー密度が高いと期待されている。 その理由は第一にリチウム金属を採用している点。リチウムは電極電位が最も低く、かつ最も軽量。LiBは黒鉛内にリチウムを内蔵し、その比率は高くないが、リチウム金属では100%となる。一方、正極の酸素を電池内に保持する必要がない。 こうした負極活物質と正極活物質を組み合わせたリチウム空気電池は最も理想的であることから「究極の蓄電池」と言われる。その理論重量エネルギー密度は4000Wh/kg以上で、これはLiBの10倍以上だ。実用化されれば、EV、ドローンのみならず、飛行機や空飛ぶクルマを含むエアモビリティ、潜水艦など、あらゆる乗り物に搭載できると期待されている。 充放電メカニズムはLiB同様の酸化還元反応。放電時に負極から正極、充電時に正極から負極に移行することで電子を運ぶ。具体的には放電反応では負極の金属リチウムがリチウムイオンとして溶解し、それが正極側で酸素と反応して過酸化リチウムや超酸化リチウムとして析出する。これに対し、充電反応は正極の過酸化リチウムや超酸化リチウムがリチウムと酸素に分解し、負極にリチウムが析出する。 一方、リチウム空気電池は従来の蓄電池と異なり、正極側と負極側で異なる電解質を用いるため、最も難易度の高い技術とされる。具体的には、正極側に水系電解液、負極側に有機電解液を採用し、かつこれらは混合させてはいけない。正極反応に適した電解液は負極反応に適さず、逆に負極反応に適した電解液は正極反応に適さないためだ。 そのため、正極側と負極側を隔てるセパレーターに従来の微多孔膜を使用できない。代わりにリチウムイオンが「ホッピング現象」により伝導する、無孔膜を使う。また、電解液の代わりに固体電解質を用い、全固体リチウム空気電池とするアプローチもある。

  6. ② 無孔膜が既に固体電解質だけどな。ここに難点が有るのを後で説明したる。

  7. 最大のハードルはサイクル回数 こうしたリチウム空気電池の実用化に向けた最大のハードルは何と言ってもサイクル回数が伸びないことだ。LiBも含めて一般的な蓄電池のサイクル回数は1000回以上だが、リチウム空気電池は一部の報告を除いて100回程度だ。その理由は充放電反応により正極、負極、電解液のすべてで劣化が進むため。 まず、放電反応では先述のように負極から金属リチウムが溶け出し、正極で酸素と反応することで過酸化リチウムや超酸化リチウムが析出するが、問題はこれらが分解しづらいことだ。そのため充電電圧が高まり、エネルギー効率(放電電圧と充電電圧の差)が低くなる。 他方、充電反応では過酸化リチウムと超酸化リチウムが酸素とリチウムに分解し、負極にリチウム金属が析出するが、その際にリチウム金属がデンドライト状(樹枝状)となり、寿命を著しく低下させる。仮にこのデンドライトが成長してセパレーターを突き破り、正極と負極が短絡すると安全性を低下させる懸念もあり、最悪、発火事故につながる。 また、正極では空気中の酸素を貯める機構としてカーボン材料(カーボンブラック、活性炭、カーボンナノチューブ、グラフェンなど)が用いられるが、カーボン正極は充放電の過酸化リチウムや超酸化リチウムの析出・分解の際に酸化剤として機能し、劣化を促進させる。

  8. まあ、これも問題なんだが・・・。

  9. 有力技術が続々、実用化も視野?

  10. 見えてねえわ・・・。永遠のテーマなんだろ。一応、それで食っていける奴もいるからな。永遠のテーマのほうが都合がよいと・・・。

  11. 以上、正極側と負極側で異なる電解液を用いることを含め、数々の課題を抱えるリチウム空気電池だが、ここ数年、様々な有力技術が報告されている(表参照)。例えば、東北大学らの研究グループは、同大西原洋知教授が開発した「グラフェンメソスポンジ(GMS)」を正極に活用し、従来のカーボン正極を上回る高容量化と高サイクル回数を実現した。GMSが過酸化リチウムや超酸化リチウムの析出場所であるナノ細孔を大量に有するほか、酸化耐性が高いためと説明している。

  12. まあ、ここは良いとして・・・。

  13. 東レの「空気電池用イオン伝導ポリマー膜」東レの「空気電池用イオン伝導ポリマー膜」 東レは無孔ながらホッピング伝導が可能な「空気電池用イオン伝導ポリマー膜」を開発している。高伝導度化設計により、イオン伝導度10^-4S/cm台を達成し、リチウム空気電池の高出力化に寄与する。サイクル回数は100回を確認している。また、このポリマー膜は負極のデンドライト成長を抑制する効果も発揮するとしている。

  14. ③ イオン伝導度が低いわな。ポリマーはこのへんが限界なんだけど。

  15. アルゴンヌ国立研究所やイリノイ工科大学の研究グループは、ナノ粒子によるセラミック高分子材料で構成される固体電解質を採用し、エネルギー密度でLiB比4倍、サイクル回数で1000回を実現した。エネルギー密度においては、酸素分子あたりに蓄積される電子数の増加で実現したと説明。具体的には、放電時の過酸化リチウムや超酸化リチウムの1酸素分子あたりに蓄積される電子数が1~2個にとどまるのに対し、この固体電解質により同4個に高めたためとしている。

  16. ③' 酸化物だろ。硫化物使うわけにいかんからな。しかもポリマーとのコンポジットだろ。それ、ポリマーのイオン伝導度で制限されとんねん。

  17. ③'' 酸化物焼結してもイオン伝導度は低いし、割れるから大型化できんしな。

  18. リチウム空気電池は、世界中の企業、大学・研究機関で研究開発が行われている有力な次世代蓄電池。実用化は不可能とする技術者もいるが、近年の成果をみると決してそうではないと考えられる。ただし、実用化に向けては安全性を含めて払拭すべき課題は多い。 電子デバイス産業新聞 編集部 記者 東 哲也

[39] 次世代固体リチウム金属電池量産へ、VWの電池子会社がクアンタムスケープと新たな提携 | レスポンス(Response.jp)

  1. こいつは正極はリチウム遷移金属酸化物で空気じゃないが・・・。

  2. 電解質がポリマーと酸化物固体電解質粒子のコンポジットだろ。酸化物固体電解質使ってもポリマーのイオン伝導度で制限されとんねん、当たり前だけど。ま、フィラーやね、ただの。

  3. で、イオン伝導度は低いんだが、その分、大電流を流すとジュール熱で温度が上がってポリマーのイオン伝導度がまあまあ使えるレベルになるってシロモノだ。だいぶ前にフランスで火を噴いたが、当局はデンドライト析出でなく放火と言い切った(笑)。「フランスってとっても安全な国ですね(笑)」って思われてもかまわんってわけだ(笑)。

  4. こんな電解質でリチウムデンドライト貫通を防げるわけは無いんですよ。

  5. で、それから10年くらいたって、たぶん対策が取れましたってことなんだろうけど・・・。

  6. フォルクスワーゲングループのバッテリー子会社、PowerCoとクアンタムスケープは7月11日、次世代固体リチウム金属電池の量産化に向けて新たな提携を発表した。この提携により、技術的な進展と一定のロイヤルティ支払いが満たされた場合、クアンタムスケープはPowerCoに対して同技術をベースにしたバッテリーセルの大量生産ライセンスを付与する。

  7. 負極が、一応その場形成負極(最近、アノードフリーって呼び名が付いているが、20年前から日本ではその場形成負極と言ってたから俺はそう呼ぶ。)を目指しているが、完全にLiの仕込みを不要としたかどうかもわからん、そんなシロモノだ(前にハーバードのSi粒子を金属リチウム中に分散したのが一番有望って書いてた記事を紹介したでしょう。これでもサイクル特性はイマイチなんだが、それ以上に金属リチウムが仕込み段階で必要な電池ってつくるのが面倒だわな。)。

  8. その場形成負極には保護膜が必須で(まあ、もう一つ、手は有るか。純sp2炭素で三次元集電構造をつくるってのがな。これもサイクル特性イマイチなんだが。)、集電体と保護膜の間に充電時に析出した金属リチウムを閉じ込めなきゃならんのだが、これが発表されてるものではどれをとってもイマイチなんですよ。ま、もうちょっとよさげなものも有るかもしれんが、量産できるようなコストではなかったりするのかもしれん。企業はなかなか論文出してくれんからよくわかりません。でもQSにもVWにもその技術無いと思うわ(笑)。

  9. これも何度か指摘しとるけどな。


これも何回か指摘してるが。

VWってクレイ型を車載に使うことも検討していたんだが、クレイ型ってバインダ無いのは有利ですけど(バインダって絶縁体だからね。でも電解液使う分には膨潤するからあまり問題にはならんのですけど。全固体だと悩ましいけどね。)、その分単セル毎に外装せないかんのよ、電極が固まってないから。面倒だし、コスト上がるわな。自動車って振動有るから、電極もつんやろか?って懸念も有るしな(なんつーの?液状化現象みたいなもんが起こらんかな?とな。)

  1. で、クレイ型やってるノルウェーの会社が日本勤務で1,500万/年出すって言うんだが(タイパで言うと1,950万/年くらいもらわんと割に合わんのですが、俺・・・。)、エージェントがちょっとナマな口叩いたんで、「お前ら、そんな電池、ほんとに日系自動車メーカーが採用すると思ってんの?」と指摘してやったら、1週間もしないうちに、日本でなく米国のメディアだったが、「しばらく定置型で頑張ります!」って発表しとったわ(笑)。

  2. ナマな口叩く奴は徹底して攻撃したるからな(笑)。

  3. でも、指摘してあげとる分親切だと思うわ(笑)。

  4. Vacuum Polarization, and Polariton (2018/02)をやってたのは2007-2012年頃だが、あん時もこんな感じの状況有ったな(笑)。既視感有るわ(笑)。

VWってドライエレクトロ―ドも検討してたんだが(たぶん今でもしてるが)、「正極は何とかなりました。でも、負極がまだです。」言うとったわな。ドライエレクトロ―ドには剪断力でフィブリル化するバインダが必要なんだが、フィブリル化できる代表的なバインダであるPTFEは正極には使えるけど、負極だとLi+/Liの電位で爆発的に反応するからな。これをなんとか負極でも使えるようにしますって手はまあ無いやろ(なんかやっとるかもしれんけど、まあ、笑ってまうレベルでしょう。)。そうするとベタっと広がって活物質粒子にくっついてしまうバインダしか無いわな。それ、ドライでできるんかいって話(笑)。

  1. ポリオレフィンでも無理よ。フッ素が特別なのよ。親水性でも疎水性でもない。そんなもんは他に無いの。

  2. 北欧にはNorthVoltって会社が有るが、ここはリグニン由来ハードカーボンを負極に使うと言ってる。こいつはまあ固いから剪断力はかかりますよ。でも天然黒鉛でテストしとるだろ。無理だよ、柔らかくて。人造黒鉛ならまだしも。

[40] 「半固体電池」向け電極部材、日本ガイシが山梨に集約|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (newswitch.jp)

  1. 半固体電池なんてものは存在せん。こいつは電解液を使う。

  2. 日本ガイシは超小型・薄型リチウムイオン二次電池(LiB)「エナセラ」の電極部材の生産工程を、電池を組み立てるNGKセラミックデバイス(愛知県小牧市)都留工場(山梨県都留市)に数年内に集約する。現在、正極板などのセラミックス製部材は名古屋市熱田区の拠点で生産している。都留工場では電子機器向けセラミックス製品を製造しており、大型の設備投資や人員の追加は不要とみられる。コストの削減や製造期間の短縮につなげる。エナセラはセラミックス製の積層電池部材に微量の電解液を染み込ませた半固体電池。日本ガイシが独自の焼結技術を用いて開発した、結晶の向きを緻密に制御できる「結晶配向セラミックス正極板」により活物質内をリチウムイオンが高速移動できる。これにより、低抵抗で高いエネルギー密度を有する。

  3. 焼結した電極だろ。しかも多孔質 -- 電解液染み込ませなそりゃ電池として動作せんからな。割れるわ。ウザ。

  4. 生産工程の集約先となる都留工場は、名古屋市内で製造した電極材料を活用して電池を組み立て、検査している。まずはエナセラのコイン形製品から2024年度中をめどに移管し、その後パウチタイプにも対応する方針。足元では、都留工場での生産に向けて技術開発を進めている。

  5. 悪いことは言わん。コインで止めとけ。

  6. パウチに鉄板でも仕込むか?(笑)割れんように。あほか・・・。

  7. 一方、現在、正極部材を生産する名古屋市熱田区の拠点は日本ガイシの研究開発機能を有する。このため、電極部材の生産工程を都留工場に移管することで空くスペースは他の製品の研究開発に活用する見通し。日本ガイシは国内外の計500社を超える企業にエナセラのサンプル出荷や販売を行う。顧客からの引き合いが高まる中、さらなるコストの削減や生産体制の効率化が求められていた。 日刊工業新聞 2024年7月18日

[41] CNFのゲームチェンジが来た!【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】 (goo-net.com)

  1. マスコミが喜んで使う「失われた30年」という言葉。そういう言葉に誘導されて、何だか未来がとても閉塞したものに思えてないだろうか。 そのせいか、この10年ほど「ゲームチェンジャー待望論」が幅を利かせている。みなさんもよくご存知の「EV」に始まり、バッテリーがなかなか進歩しないところで期待を集める「リン酸鉄バッテリー」。最近待望論が多いのは「全固体電池」あたりだろうか。 冷静になってみれば、どれもゲームチェンジャーとなるには決定打に欠けていた。EVはゲームチェンジャーとして多数派になるには鉱物資源が足りず、急速充電もいまだに採算を合わせるビジネスプランが生まれてこない。 リン酸鉄は地道にシェアを伸ばしているが、やはりゲームチェンジャーを名乗るほど多数派を占めるには、エネルギー密度が足りない。高性能バッテリーというよりは、廉価なBEVのためのリーズナブルなバッテリーというイメージを超えられていない。

  2. 俺はハナッからGame Changerなんか期待しとらんわ(笑)。

  3. HEVが最も経済合理的なのはわかり切ったことで、輸送セクタの原油消費量半減まではこれだけでもよい:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018/02).

  4. 俺も1997年に東北大の単一粒子測定の論文を読んで「リチウムイオン電池イケる!」と判断し1998-1999年にはエレクトロニクスから電池に浮気してしまったんだが、同じ1997年にトヨタがHEV出しやがったもんだから、しかも「こんなもんはニッケル水素でもかまいませんよ(今はリチウムイオン電池も使っとるけどね。ちょっとだけ軽量化できる。)」ってやったもんだから「うわぁー、はやまったかな?」思うたわ(笑)。ま、でも、日本エレクトロニクス最後の10年に研究片付けた後、電池に関わるようになったから、ちったー役立ってくれたってこった(笑)。

  5. でもBEVもやってええんよ。特に中国にはやる力有るし。東南アジアもBEVに期待しているし。「せいぜい3割」のシェアでも貢献度大よ。

  6. 残りは、HEVが難しかったら、電池搭載量は一桁増えるが、PHEVでもいいし。中国もこれならすぐできるし。HEVも出てきたけどな、中国。

  7. LFPはもう主流だわ(笑)。そもそも三元系の活性材料であるニッケルは真っ先に枯渇すると日本では予想されていたからね:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018/02)。日本の電池屋が把握してなかっただけ(トヨタはたぶん把握していた。他の自動車メーカーはそうでもないだろう。)。まあ、HEVだったら使う量知れてるからいいんだけど。

  8. 最近は銅の枯渇のほうが早いと言われているが、そもそもニッケルって銅鉱山からおまけでちょっとだけ取れるってのが多いんだろ。まあ、他にもいろいろ使うからな、銅。

  9. 中国も銅をアルミで代替し始めたな。

  10. 全固体電池は今最も期待されているが、肝心の電解質が特殊で、当分量産が難しい。どうしても高価なものになるので、しばらくはフラッグシップ専用となるだろう。もちろんコストダウンが進めば様々な可能性があるが、それはそれで大容量高速充電が可能となると、同時に充電器ビジネスもなんとかしないと宝の持ち腐れになってしまう。

  11. そうね。俺もそう思うから、主流になるとしても2050年頃からと予想している。

  12. という中で、筆者はこれから最も期待できるゲームチェンジャーの候補はカーボンニュートラル燃料だと思っている。IAEの予測によれば、2035年のグローバル新車販売台数は1億1000万台となっている。先に触れた通り、この全てをBEVにするには鉱物資源の増産が全く間に合わない。2022年のBEVの販売実績が1000万台だったことを考えれば、最大値を見込んでもその3倍の3000万台程度が上限と思われる。

  13. だからトヨタも「せいぜい3割」言うとんのやろ・・・。

  14. しかし、CNFってグリーン水素を原料にせないかんからグリーン水素の値段次第だけどな。ガソリンにちょっと加えるくらいが関の山ちゃうか?

  15. それでは差分となる8000万台の需要が満たせなくなるので、BEV以外の手段でカーボンニュートラル化を進めない限り、人類は移動の自由を失う。特に物流が止まると人命に関わる事態が引き起こされるので、何が何でもその埋め合わせをしなくてはならない。 そうなると選択肢は2つである。脱炭素を諦めて、従来の通り、化石燃料を燃やす内燃機関の利用を続けるか、化石燃料の代わりにカーボンニュートラルを可能にする合成燃料を作り出すしかない。少なくとも現状において、脱炭素を諦める話になっていない以上、人類の期待は嫌が応でもカーボンニュートラル燃料(CNF)に向かわざるを得ない。

  16. いや、そのうち脱炭素の話、萎むと思うわ。無くなりはせんが、化石燃料を目の敵にしながらも使わざるを得ない現実を受け入れるって形で。

  17. 一口にCNFと言っても色々ある。主なものとしては、水素、バイオディーゼル、バイオエタノール、メタノール、E-FUEL、バイオマスが挙げられる。それぞれに一長一短があり、課題を抱えている状態だが、バイオエタノールあたりはすでにブラジルではガソリンと同等のコストで実用化済みだ。もちろんこれら全てが生き残ることは無いと思われるが、熾烈な競争を経て、この中のいくつかが生き残ると考えられる。

  18. 水素は合成燃料とは別枠だな。常温で液体じゃないとちょっと難しいわ。

  19. バイオ燃料は国によっては使われるだろうな -- 食糧問題のほうが優先されるようになったらわからんけど(たぶん、燃料としてどんどん燃やしてもらったほうが儲かるから企業はそっちに走る。結果、食糧が足りなくなって暴動が起きる。場合によっては戦争が起きるってシナリオも有り得るな。)。日本じゃ無理だわ。たぶん欧州でも無理だわ。

  20. で、e-fuelになるんだろうが、原料のグリーン水素の値段次第だな。

  21. その時、内燃機関の時代が大きく変わるだろう。京都議定書以降、CO2の削減は人類にとって喫緊の課題であり、化石燃料を使う内燃機関は、限界的な効率向上に挑み続けてきた。 CO2の排出は地球環境に対する「罪」であり、手を緩めることは許されなかった。その結果内燃機関は、燃焼効率の改善がたゆまず徹底的に続けられ、エンジンは効率以外の多くのものを失って行った。古くからのドライバーは記憶にあるだろうが、鋳鉄ブロックとキャブレターの時代、多くのエンジンのフィールには明らかな艶があった。しかしながら燃焼効率を徹底的に改善して行くと、フィールはどんどん乾いて行く。実燃費でリッター36キロを記録するトヨタのダイナミックフォースエンジンの性能は素晴らしいが、そのフィールはカッサカサ。これまでのCO2削減至上主義の中では、そこでフィールの話をするのは御法度で、何が何でも燃焼効率の高さを褒め称えるしかなかった。 しかしCNFを使えば、燃費が悪いことは「罪」にはならない。燃費が良くても悪くてもカーボンニュートラルであることは変わらない。問題はおそらくそれなりに高価であろうCNFのコストだけ。CNFを使う限り、財力のある人は燃費よりフィールを選ぶことができる。それはかつて、12気筒エンジンを楽しむことが罪ではなかったようにだ。つまり、CNFはもう一度、エンジンの味わう楽しみを取り戻す大きなターニングポイントになる。それは単に内燃機関が存続するというのみならず、多彩で豊かな様々なエンジンを楽しむことができる時代の復活を意味する。 マツダがロータリーを復活させるのも、スバルが水平対向の存続を決めたのも、そこにCNFがあるからだ。筆者は一度諦めていたそういうエンジンの楽しみ方がもう一度帰ってくることが楽しみでならない。もちろん過去に多くのゲームチェンジャー候補が結局は候補のままで終わったように、不発におわることがないとは言えない。しかし、CNF内燃機関はあの日の夢をもう一度見せてくれる。多くの人がそこに期待する。そういう多くの人の意思こそが本来のゲームチェンジを産むのではないだろうか。

  22. グリーン水素もグリーンアンモニアも火力発電で使ってくれたほうがいいけどな。

  23. 日本もまだグリーン水素もグリーンアンモニアも輸入に頼るだろうが、海水直接電解できるようになってコストが下がり、国産比率が高くなってくれば、CNFつくるより発電した電力でBEVに充電したほうがええわってなるかもな。

  24. まあ、ガソリン車好きのロマンを打ち砕く気も無いが、「原油価格は日本経済の与件」だ。「鼠を捕る猫」を重視するわ(笑)。


by T. H.


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[1] Materials/Electronics

  1. Fermi Level (2018/02).

  2. Vacuum Polarization, and Polariton (2018/02).

  3. Current Status on ReRAM & FTJ (2023/03).

  4. Fermi Level 2 (2023/11).

  5. Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton 2 (2023/11).

[2] Electrochemistry/Transportation/Stationery Storage

  1. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018/02).

  2. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020/01).

  3. Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries (2023/05).

  4. 国内電池関連学会動向 (2023/05).

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[3] Power Generation/Consumption

  1. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control (2020/07).

  2. H2 & NH3 Combustion Technologies (2020/12).

  3. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control 2 (2023/12).

  4. H2 & NH3 Combustion Technologies 2 (2023/12).

[4] Life

  1. Home Appliances I (2021/06).

  2. Home Appliances II (2021/09).

  3. Home Appliances III (2023/12).

[5] Life Ver. 2

  1. Human Augmentation (2021/11).

  2. Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022/01-2022/12).

  3. Human Augmentation II (2023/12).

[6] 経済/民主主義

  1. 経済/民主主義 I-LIX (2022/12-2023/05).

  2. 記事抜粋1-199 (2023/05-2024/XX).

Published Articles' List (2004-2005, 2008-2011, 2015)

  1. researchgate

  2. Google Scholar

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