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2020年コロナが私に与えたモノ。📷🌸

 もしかしたら、私は今年、新型コロナウイルスに感謝しなければなら無いかもしれません。何故なら、この憎っくきウイルスによって、自分自身のことについて考える時間が出来たからです。

やはり私は「晴れ男☀︎」だった 

 自分は運が良いという意味で、自身を「晴れ男☀︎」と呼んでいますが、2020年も晴れ男を実感しました。昨年の2019年2月に24年間のサラリーマンフォトグラファー生活から独立して、フリーランスになりました。不安とフレッシュな気持ちからフリー1年目の目標は「いただいたお仕事は全てお受けする!」を掲げました。フリーの先輩から「お前は新規オープンのラーメン屋だ1杯目は試しで来てくれるが、2杯目の来店はお前次第だ!」とゲキをいただき、とにかく一杯目を全力で食べて頂きたい。その一心で駆け抜けた1年目の2019年でした。
 今考えるとコロナが1年早かったら、私のチャレンジは無残に散っていたでしょう。というよりチャレンジ自体が始まる事なく、終了したかもしれません。やはり私は「晴れ男☀︎」だったのです。

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新型コロナ生活はある日突然に!しかも即拘束?

 以前のnoteでも書きましたが、今年2020年の2月に「国境なき医師団」(MSF)のお仕事で西アフリカのリベリアに行き、入国と同時に2週間の拘束隔離生活を強いられました。

 ノーベル平和賞も受賞している「国境なき医師団」と日本国政府(外務省の在ガーナ日本大使館の姫野大使と外交官の皆様)のバックアップがあっても回避できなかった拘束。この14日間という時間は私にとっては大きなターニングポイントになったと(今振り返れば)思います。その全くの不意の長期拘束生活は極度の不安やイライラとともに、全く正反対に大変冷静で客観的に自分自身の事を考えるショック療法も与えてくれました。

📷 今ある物事はかなり簡単になくなる可能性がある。
📷 写真を撮ること、その仕事がニューノーマル下でどうなっていくのか。
📷 そして、自分自身がどういう写真家人生を歩んでいきたいのか。

 リベリアからの帰国後から5月25日の緊急事態宣言解除までは仕事はほぼ無く、持続化給付金に助けられながら、長い自粛生活を強いられました。

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「晴れ男☀︎」=【ポジティブシンキング】 

 実は「晴れ男☀︎」には【ポジティブシンキング】という意味も含まれています。私はコロナ自粛で仕事がないのは自分だけではないと開き直り、noteを書き始めました。出来るだけ毎日投稿を目指し、自分にプレッシャーを掛けました。机上だけでは行き詰まってくるので、アイデア探しと気分転換のために「Hana散歩」に出かけました。ヒントを求めて、本やYouTubeを見まくりました。
 そしてご縁があって、10月にオンラインサロンを始めることになりました。ゲストに今年の世界報道写真コンテストで日本人として41年振りにグランプリ(大賞)を受賞した千葉康由さんや今年立て続けに「W. Eugene Smith Fund Grant Recipient」と「入江泰吉記念写真賞」を受賞された岩波友紀さんをお迎えしたりして、毎週zoomでオンラインワークショップをしています。

世界がパァーッとひらけた

 これはコロナでの自粛時間がなければ始めることはなかったでしょう。そしていずれの活動もたいへん楽しく、社カメからフリーになった時同様、世界がパァーッとひらけた気分になりました。自分が楽しいだけでなく、想いを共有できる人が集い、ともに高まり合える。そんな時間が自分にとってとても大切になりました。

3つ以上の「蜜」を得た1年でした。 

 今年、2020年の漢字は「密」でした。私にとっても「濃密」な1年となり、自分を見つめ直す時間を得たおかげで、3つ以上の「蜜」を得た1年でもありました。来年2021年は延期になった東京オリンピックがいよいよ開催されます。早くもワクワクが止まりません。新しい年にかける意気込みはまた次回。

 最後に本年も皆様にはたいへんお世話になりました。そして新しい年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。



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