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主体的に解決する or 黙れ

雑に依頼をされて、なかなかイライラしている。私は割とイライラするほうだけれど。その問い合わせ、依頼、質問、なんでもいいんだけど、とにかく私は嫌だなぁと感じた。正確には非常にムカついている。勤務時間外もそのことを考えて、会話のシミュレーションあるいは妄想をして、余計に腹が立っている。

自分が何を感じているか、考え直してみたところ、私が解決すべき領域が非常に軽んじられていること、そのため、私自信が軽んじられていると感じていることかも知れない。

たとえば「ユーザーが◯◯するには、どんな方法があるか?」と質問される。で、それにはいろんなやり方がある。技術的には実現できるならどれを使ってもいい。でも、いろんな制約条件があって、◯◯をやりにくくする場合がある。

であれば、◯◯の目的が大事になってくる。誰が何のために◯◯するのか。そういったことは、プロジェクトのもっと上流(工程というよりは、レイヤーとして)で決めることだ。あるいは、そのプロジェクト自体の価値観である。

プロジェクトの途中でちょろっとヘルプで入ってきた人間が、「サーバーサイドの実装がだるいから、OAuth なしがいいっす」とかいう種類のことを言っても、なんの助けにもならない。サーバーサイドの実装工数を減らすことが、最大の課題である場合を除いて。

もしもサーバーサイドの実装工数を減らすことが課題ならば、ああしたいこうしたいとかいう要望は二の次である。分からない奴らは黙ってろ。

もしも◯◯の目的を達成することが大事なら、実装方法をその場で軽々しく決定を他人にさせるのではなく、お前らが主体となって意思決定をしろ。

ということがムカつくのであろう、という仮説に落ち着いている。

で、状況が分からんので、ちゃんと説明をしてくれよと言ったら、君にとってベストだと思う意見を言え、みたいな返答をもらう。

そこでまたブチ切れですよ。

取り組んでいる課題、そのためのプロセスや知識も軽んじられているんだなぁと感じている。そこから私が軽んじられている、と解釈するのは被害妄想的ではあるけれども。

たとえばなんだけど、ロゴ画像が欲しくてデザイナーにちゃちゃっと作って欲しかったことがある。そのとおり。ロゴをちゃちゃっと作ってほしかった。それでも

「ユーザーが、SNSのサードパーティ承認(OAuth)する画面に表示するロゴ画像が必要なので、作ってもらえないか。ウェブサービスのロゴとはアスペクト比が違う。ユーザーがこのロゴを見る時、すでに登録の意思決定をしているので、ロゴの出来栄えはコンバージョンレートに影響しないと考えている。だが私が適当にトリミングしていいレベルのものか、それをあなたがどう思うか分からないが、たぶんあなたはイヤだと思う。直前にユーザーが見るページはこれで、必要な画像のスペックはこれである。おかしなことを言ってたら指摘して欲しい。」

くらいの説明はしたと思う。(デザイナーの人が読んでたら、この説明を聞いてどう感じるか教えて欲しい。)

どこにも着地しないけど、イライラしたことを吐露した。よい週末を。

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