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【第五弾】JSTQB Foundation Level試験の勉強

こんにちは、高木徹です。
今回も、JSTQBについて勉強した内容をノートとして残したいと思います。

JSTQBについて

静的技法

静的技法を利用したソフトウェアテストは、コードを実行したりテスト対象を動作させなくても実施でき、内部構造を意識して実施されることが多いため、動的テストに比べるとソフトウェアの構造上の欠陥を容易に検出できる。静的技法は動的テストより早期に実施でき、実施コストも比較的安くできるという特徴がある。

レビュー

レビューとは、静的技法のひとつであり、テスト対象を熟知した技術者によるソフトウェアの構造上の欠陥を検出すること。あらゆる成果物(仕様書、コード、テスト計画書など)がレビュー対象になる。動的テストの前に行うと効果的。

公式レビュー

一般的な公式レビューは以下の6つの活動
・計画
・キックオフ
・個々の準備
・レビューミーティング
・再作業
・フォローアップ

計画

レビュー対象となる成果物の完成が近づく前に立て始める。
『取りまとめ担当者(モデレータ)を決定』→『レビューの目的を定める』→『目的を達成するために必要な人材の選出』→『成果物のレビュー者の選出』→『レビューのスケジュールを立てる』→『全体の期間を見積もる』

キックオフ

計画の立案が完了した後に行い、参加者がレビュー実施時にレビューの目的を達成できるように、目的に対する理解を深めて、合意することが目的。

個々の準備

レビューミーティングがスムーズに遂行できるように、各担当者がその役割と責任を果たすために必要な準備を行う。

レビューミーティング

モデレータ、作成者、レビュアーで欠陥について意見を述べ、欠陥の扱いをどのようにするか意見を示し、認識を一致するように努力する。

再作業

作成者は、修正前に課題を再度検討して、修正が必要な欠陥であるかどうか判断し、必要な場合は成果物の修正を行う。課題は修正の要否にかかわらず欠陥追跡ツールに登録する。

フォローアップ

修正を行った担当者以外の人が、修正結果の確認をする必要があり、フォローアップの担当者は修正内容の難易度及び修正量を勘案しつつ再度レビューが必要であるかの判断も行う。


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