TORU ONASHI

・:*+.\東日本大震災で自ら被災しながら活動した8年間の保健師活動を中心に発信します…

TORU ONASHI

・:*+.\東日本大震災で自ら被災しながら活動した8年間の保健師活動を中心に発信します/.:+ ✴︎今は看護学部保健師コースの教員 保健師/看護師/健康運動指導士/JFA C級コーチ/看護学修士/サッカー/DJ/スケボー/スノボー/ 庭キャン/家庭菜園/家族/友人/お酒/

最近の記事

特別編:看護系大学教員のあれこれ

 さぁさぁ4ヶ月ぶりにやってまいりました尾っぽがないと書いて尾無(おなし)でございます!! ・  書いてはいたのですが、そのまま仕上げずに放置していた「特別編」と題して、看護系教員のあれこれを書きたいと思います。 ・  最近、「看護系教員って実際何やっているの?」的な質問を受けることが増えました。確かに、大学教員って少ないし、謎に包まれていることが多いですよね。テレビに出るレベルの人もいれば、学会で発表したり講演会で飛び回っている人もいる。なんか面白そう!だし、なんか偉いって

    • 総集編「尾無という人間:前半戦」

       盆バケ真っ只中の皆様へ。  子供を公園で遊ばせながら携帯をいじる際のお供に。ゆっくり起きて時間があるときにチラ見。夜、久々の友人とお話しする話の種に。いろんな用途でお読みいただければと思い、まとめてみました♪ ・  途中から見始めた!という方も、是非遡ってお読みいただけるとうれぴーです。(「スキ」を押していただくと検索上位となり、災害について知ってもらえますのでよろぴくです。) ●東日本大震災を知ってもらう前の助走として私を知ってください!!のやーつ  この辺りは、東日

      • 特別編:看護系大学院は誰が行くんですか?

         さぁさぁやってまりました。尾っぽがないと書きまして「尾無」(おなし)でございます!! ・  最近、災害後のメンタルヘルスを中心に紹介してきたのですが、「メンタルヘルスばっかりやん!!」という声を聞こえてきそうですので、気晴らしに特別編を放り込もうと思います。 ・  で、何がええかなぁと考えていたところ、後輩も大学院に進んだり、質問もちらほらいただくようになったので、今日はそのことについて私の考えを書きたいと思います。 【用語の定義】  本noteでは「大学院」を「博士前期課

        • 第11話「仮設住宅メンタルヘルスケア最前線!!②」

           さぁさぁやってまいりました尾っぽがないと書きまして尾無(おなし)でございます!! ・  最近「note見てます!」、「FacebookとかInstagramのストーリー見てます!」って声をいただき、なんか嬉しくなっています← おかげで今週末は予定が満載だったのでお休みをしようと思っていたのですが、その声に後押しされ、へべれけですが、執筆していこうと思います(しかも「ちょっと贅沢なビール」でお馴染みのEBISUでご機嫌してます)。 ・  きっと伊佐坂先生もこんな気持ちだったの

        特別編:看護系大学教員のあれこれ

          第10話「仮設住宅メンタルヘルスケア最前線!!」

           さぁ始まりました伊佐坂尾無のnote、ここ最近は「災害後のメンタルヘルスケア」について書いております!! ・  仮設住宅ができてから、喪失体験をされた方やストレスフルな生活からメンタル不調を抱える方に訪問をしていた尾無。「そういった方々のお話も」と思うのですが、まずは尾無の失敗談からはいかがでしょう?!と思い(笑)、本日は尾無の失敗談2例をご紹介。 ・  保健師さん(看護師、助産師さんも)はぜひアセスメントをし、予測しながら(力試しをしながら)、お読みいただけると楽しく読ん

          第10話「仮設住宅メンタルヘルスケア最前線!!」

          第9話 世界初!!継続型災害学生ボランティア「カッキー’S」爆誕!!

           さぁさぁさぁさぁさぁ、今週もやってまいりました、尾っぽがないと書きまして尾無(おなし)でござぁいまぁぁぁぁす!!!!もう書き溜めていたストックがなくなりましたので、締め切りに追われる「伊佐坂先生状態」の尾無です(サザエさんのね)。 ・  前回、精神保健担当者として知識も技術もない尾無が、なぜか喪失体験をした方や、メンタルヘルス不調となった方へ受け入れてもらえたのか、一つの要因 として「未熟さ」を挙げました。 ・  「むむむっっっ?!」と思った読者の方々へ、今回はその未熟さ全

          第9話 世界初!!継続型災害学生ボランティア「カッキー’S」爆誕!!

          第8話 こころってどうやってケアするの?

           今週もやってまいりました尾っぽがないと書きまして尾無でございます!!  これまで書き溜めていたストックがどんどんなくなり、焦っています!!!笑 ですが、自分のペースで、自分がお伝えしなければいけないことを今週もブレずにお届けいたします。 ・  さて、先週は精神崩壊した尾無と、どんな思いで山田町にかじりついたかをお伝えしました。ええ、それはもうエースを失った時のルフィ状態です。←うるさい ・  しかし、それから少しずつ回復し(白米は依然として食べれないが)、精神崩壊した経験を

          第8話 こころってどうやってケアするの?

          第7話 僕は生きているのか、死んでいるのか

           さぁ今週もやってまいりました、尾っぽがないと書きまして「尾無(おなし)」でございます。 ・  このnoteを初め、久々にご連絡いただく方や、ちょっと話題提供にお話いただけませんか?みたいなお話もくださり、本当にありがたい日々を過ごしております。特に「スキ」(Facebookでいう所の「イイね👍」)が30近くいただけており、結構、保健・医療・福祉関連では多い方。「スキ」が多いとまた、多くの方の目に触れ、読んでいただけるので、ぜひ読んでいただいた方はポチッとお願いします🙇‼️

          第7話 僕は生きているのか、死んでいるのか

          第6話「(二度見で…)あなたが保健師さん?!」

           さぉ今週もやってまいりました、尾っぽがないと書きまして「尾無(おなし)」でございます!  自ら被災し、裸一貫とはまさにこのこと!(被災者ブラックジョーク)。今回のテーマにもなっていますが、作業着にタオルを巻いて髭もボーボー。どう見ても土木作業員。支援チームの方々に何度も「あなたが保健師さん?!」と言われました(笑) ・  発災3日目は先輩保健師と交代して小さめの避難所にいたのですが、そこでも救急搬送対応(恐らく狭心症)をするなど、依然として「モッテいる」尾無。ですが、この辺

          第6話「(二度見で…)あなたが保健師さん?!」

          spiral_squall

           東日本大震災後に山田町で開催しているウミネコJAM。毎回熱い想いを持って『参加』してくださるKeyco。DUBにも想いを込めて歌ってくれました!!説明不要のBig ArtistのBig Tuneを東日本大震災verで!!一人でも多くの人へ届け!!!!!

          spiral_squall

          spiral_squall

          第5話 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!!!!

           さぉ今週もやってまいりました、尾っぽがないと書きまして「尾無(おなし)」でございます! ・  このnoteを始めてから「スキ」の数以上に、多くの方が読んでくださり、メッセージやメール等々ご連絡をいただき嬉しい限りです。この調子で調子にノリノリで災害時の活動を普及していきたいと思います!! ・  保健師・助産師・看護師だけでなく、看護学生さんやその他多くの災害に関心のある皆さんに知っていただきたいと思っておりますので、包み隠さず、臨場感たっぷり、新人保健師目線そのままにお送り

          第5話 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!!!!

          YAMADA愛していますDUB

           reggaeを知らない人も楽しんじゃおう企画第1弾!!  reggaeには「DUB」という文化があり、原曲をDJのために替え歌化するもの。DJはアーティストが自分のために歌ってくれたSpecialな1曲を武器に、それぞれの現場で必殺技的に繰り出すわけです。MetisからSpecialな1曲をどうぞ!!!!!

          YAMADA愛していますDUB

          YAMADA愛していますDUB

          第4話「ボクは保健師」

           今週もやってまいりました、尾っぽはないと書きまして「尾無(おなし)」でございます。東日本大震災までの前段が長かったわけですが。読者の皆さん、良くぞついてきてくださいました!!(笑)  本日は、私の東日本大震災発災直後の消防団員活動と保健師活動を順をご紹介します。保健師の初動としては全く参考にならない部分もあると思いますが、これを契機に、みなさん自身が発災直後にどのように行動したらいいのか、考えるきっかけになっていただくと嬉しいです!!!!(本気) ●保健師の消防団員活動

          第4話「ボクは保健師」

          第3話ポンコツ男性保健師と東日本大震災

           さぁさぁ、本日もやってまいりました、尾っぽが無いと書きまして「尾無(おなし)」でございます!!様々なガイダンスがあり、山田町の保健師へと導かれた尾無少年。高校生からの目標を叶えたわけですから気合は満々!!でも、勉強は一夜漬け、考えるよりも即行動!!尾無少年の保健師LIFEはどんな幕開けを迎えるのでしょうか?! ●ポンコツ男性保健師  今から十数年前の就職でしたので、男性保健師はまだ県内で珍しく、確か岩手県内で6番目?の超絶マイノリティ野郎でした。今思うと、上司達はどう育

          第3話ポンコツ男性保健師と東日本大震災

          第2話破天荒な大学時代

           さぁさぁ、本日もやってまいりました、尾っぽが無いと書きまして「尾無(おなし)」でございます!!前回は保健師をなぜ目指したのか?をお話ししましたが、今回は無事、保健師への道の第一歩を踏み出した尾無少年が、大学時代に弾け飛びつつ、どのように山田町へ向かったのか、そうでもいいやん!!!っていう声も聞こえてきますが、その秘話についてご説明いたします。笑 ●尾無、大学で弾け飛ぶ  AO入試で無事岩手県立大学看護学部への入学を決めた尾無少年は、大学LIFEに胸が高鳴っていました。幼

          第2話破天荒な大学時代

          第1話激レア男性保健師爆誕!!

           さぁさぁ、始まりますよ。動き始めますよ。あの男が(笑) 行政保健師9年、2022年で看護大学保健師養成コースの教員4年目の、尾っぽが無いと書きまして「尾無」でございます。まずは大学の仕事を覚えることに集中しよう!と思い、3年間粛々と教育・研究・地域貢献・大学運営に勤しんでまいりましたが、このまま「慣れるまで」って言ってたら一生それは訪れない!!(笑)と悟り、動き出せる時に動き出そうと思いましたのでnote始めることにしましたー! ●教師から反対され続けた教師の夢

          第1話激レア男性保健師爆誕!!