相続教育
第2回 『相続対策会議』開催!
過日の第1回相続対策会議に多くのスキを頂きましてありがとうございます!
本日は、第2回です。
本日のテーマは「相続教育」。
相続に教育は必要か?なんて話しだと難しく思われがちですが、法律関係の話しではありません。
ですが、「教育」という言葉を使っていることに意味を持たせています。
「教育」というと、その漢字をばらして見れば「教えて育てる」という感じ。これって対象を子供に限って言っているような気もしますが、教育は社会人になってからも会社で行われています。社員教育と言いますよね。
ここで、よく考えてみると、
「学校の教育」 → 子供、学生
「会社の教育」 → 大人、社会人
って、区分ができます。しかし、「家庭」での教育が無いかのように見えます。現実は、子供のころに家庭での教育はあります。小さい子には躾などとも言っていると思います。
「子育て教育」という言葉があるのかは分かりませんが、母と娘の間では、「子育て教育」がなされていることもあります。
大人になったら「家庭での教育」って、何もしなくてもいいのでしょうか?特にお父さんに言いたい!いいじゃないの?なんて聞こえてきそうですが。
僕は、違うと思います。
ここで言う教育は、難しいものではなくて、
・先祖のこと。
・地域の風習や慣習、文化的行事、お祭りなどの意味や起源。
・親がどのような考えをしてきたのか。何が幸せで、何がいけない事なのか。自分のポリシーみたいなもの。
・どういう考えで、子供を育ててきたのか。
などで良いです。というか、ここが大事なことだと思います。
特に、地域の文化や風習などは、地域によって大々的なイベントになっているものであれば、継続していくことができますが、そのようなイベントでないものは消滅、現象していく傾向にあるようです。
それぞれの地域で受け継がれてきたこと、伝統的なことは何かしら意味があるはずです。この「地域のこと」も各家庭が引き継いでこその「相続」です。
最近、都市部だけでなく地方でも、このような伝統的なことについては、途切れるなど薄れていますので、残念ではあります。
「相続対策」って、お金や財産のことばかりでは薄っぺらいものしかできあがりません。相続で何を伝えたいのか、亡くなるときに教えるのでは遅くなっています。
あなたが元気なうちから、「相続」は、お金のことばかりではなく、それ以外のこと、自分が大事に思っていることを子供へ伝えることも大事と考えて「相続教育」と言っています。
あなたの人生の結果は、あなたが遺した財産だけということではありません。あなたの考えや感情、地域の文化や風習なども引き継いでこそ活きた相続となると思います。
「相続教育」
あなたが、大人になった子供へ教育することです。
相続教育を通じて成長させることです。大人として、地域人として。
あなたが、大人になった子供に教えてあげられること、何がありますか?
さぁ、お父さん、教えなければならない大事なことをリストアップしてみましょう!
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