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頭痛が大変だった話

もう回復したのですが、先週からひどい頭痛に悩まされてました。

自分はいわゆる「頭痛持ち」ではなく、多少の天候の変化や気圧が上下しても全く平気なタイプです。なので、今回、強めの頭痛が出た時はヤバイ症状(脳卒中の予兆)なのかと、かなり警戒しまして、まずは市販の頭痛薬で少し痛みを緩和した後、すぐに病院に行ったのです。

最初の診断では、深刻な症状の予兆ではなく、頭痛の際に肩や首も痛くなっていたこと、市販の頭痛薬が多少は効果があったことから「緊張型頭痛」と診断されました。一応、処方された薬が多少は効いて、完璧ではないものの仕事ができるくらいには頭痛が和らいだので助かりました。

早く治るといいなと数日様子を見ていたのですが、なかなか治る様子がないことに加えて、左肩・左胸のあたりに帯状疱疹(たいじょうほうしん)がではじめたのです!(正確にいうと、頭痛の初期から小さく赤くなっていた所があったのですが、数も少なく疱疹になっていなかったので、先生にも話もしてませんでした)

こりゃいかんということで、再度、かかりつけ医に行ったところ、「帯状疱疹」が原因で発生した頭痛だと、再診断されました。最初、首や肩が痛かったことも含めて、帯状発疹のウィルスが原因だろうと。そして、発疹が出ている場所から、頸神経のC4でウィルスが活性化していて、疱疹が出たことも説明してもらえました。

面白いもの?で、ちゃんと C4と繋がっているところにだけ、疱疹が出ていたんですよね。本と自分の体を照らし合わせてみると、おおーっと当たり前の事ながら感心してしまいました。

そして、原因が判明したので、帯状発疹の抗ウィルス剤を処方してもらって飲み始めところ、頭痛は落ち着き始め、帯状疱疹も拡大が止まり、今は疱疹がおさまってくれるを待っているような状況です。

病気の治療もデバッグと同じで対処療法だと、ちゃんとした改修には至らず、正しく原因が把握されてこそ完治できるのだと身をもって経験した出来事でしたね。つくづく、現代医学は素晴らしいと実感です。

この帯状疱疹ですが、50代くらいから発症する人が増えるようです。早く治療を始めることが大事なようですので、自分の経験が役に立てばと思い、書いてみました。

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