星をみるひとswitch移植をしるひと

こんなの誰も予想できなかったでしょ……。


星をみるひとのIPはホット・ビィ倒産後に後釜であるスターフィッシュ・エスデイが保有していましたが、2016年にシティコネクションが買い取っており、そのことはネットニュースを通じて報じられました。

記事では星をみるひとのIPを用いて積極的な展開をするという意思は見せず、むしろ下手なことはできないようなニュアンスすら含んだ表現が盛り込まれていたため、「まぁ版権の所在が宙に浮くよりはいいかなぁ」程度でこの記事を読んでいました。
余談ですが記事中に出てくるもつ鍋屋さんのよかさん房は、ホット・ビィの東中野時代の社屋と目と鼻の先にありますので、一杯やるついでに社屋跡を訪問するのもいいかもしれませんね。

2020年までこの記事以降星をみるひとについてシティコネクションが触れることはなく、このまま塩漬けかなぁと思っていたのですが……。

2021年4月3日、シティコネクションよりジャレコの各タイトルと星をみるひとの二次創作に関するガイドラインが突然制定されます。
この前日の夜に僕が拡散を求めた星をみるひと発売日問題のツイートを投稿、翌日から本格的にバズって来た真っただ中にこのニュースが舞い込んできて、偶然にもタイミングが被って戸惑いました。

そして5月1日、これまた突然星をみるひとのニンテンドーswitch版発売決定の報が流れました。二次創作のガイドラインを制定したのはこれを見越してのことだったのか……!
追加要素が盛り込まれるそうなので、それがどれほどゲームに影響を及ぼすかが楽しみと不安が入り混じっているところですが、敵にリンチされるPVを見る限りでは「わかっている」方々が作っていると思いますので、悪いようにはならないと信じて続報を待つことにします。
そして壁紙イラストコンテスト……募集期間が妙に短いのが困ったものですが、

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かりう賞の缶バッジは欲しいので何かしら応募してみようかなと思います。
ただ十年近く絵を描いていないので、そんな状態でも何か面白いことができないか検討してみます……。

2020年、拙作「RESTART」の連載を通じて星をみるひとについて見つめ直す機会が激増しています。発売日すら通説が揺るがされる底の見えない恐ろしさと同時に、いくら調べても魅力が尽きることのない本作とこのような形で向き合えること、そしていちファンとして今回のニュースを喜んで受け止められることに感謝します。願わくば、このswitch版星をみるひとを通して一人でも多くの方にそのいびつな魅力が伝わる事を願います。




ところで「夏発売予定」と書いてありますが、そこからのびにのびて10月27日か11月18日に出たりなんかしないですよね……?

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