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【GW】こどもと学びたい「端午の節句」のお話

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保育園栄養士のとろみです。

ファミリーにとってゴールデンウイークの重要イベントといえば

「こどもの日」

今日は、少し早いですが今週の木曜日コラムは、知ってるようで知らない、こどもの日について書いてみたいと思います。

端午の節句

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こどもの日は「端午の節句」でもあります。
子どもたちがみんな元気に育ち大きくなったことをお祝いする日です。

祝日法2条によれば5月5日のこどもの日は

「子供の人格を重んじ、子供の幸福を図るとともに、母に感謝する」

と書かれています。ひそかに「母に感謝する」なんて書かれてたんですね!

端午の節句はもともとは中国の風習で厄除けのための行事でした。「端」は月の初めの意味、「午」が午の日、5月の初めの丑の日に厄払いをする行事が本来の端午の節句でした。

こいのぼりを掲げて五月人形や兜を飾るようになったのは江戸時代の商人文化の流れだそうです。

世界の「こどもの日」

端午の節句は男の子の節句と言われますが、こどもの日には男女の区別はありません。「こどもの日」が国民の祝日として法律に定められたのは戦後です。

戦後日付を押し付けるのではなく、日本の文化的な日を祝日にすべきと言う意見により端午の節句である5月5日が選ばれたそうです。

ちなみに「こどもの日」は日本だけの行事だと思われますが、実は世界中の国々にあるんですよ。

例えば、

韓国 4月23日
食べる料理といえば車輪の型押しをした餅(スリトッ)

インド 11月14日
子供好きだったといわれるジャワハルラル・ネル初代首相の誕生日を記念して制定されたそうです。

トルコは4月23日
建国の父、アタチュルクが制定した休日で、学校や大きなスタジアムでは子供たちが発表会をする。毎年恒例で海外からもたくさんの子供たちが参加する盛大なイベントです。

昔からある行事

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端午の節句では、日本各地でさまざまな風習とともにお祝いされています。

代表的なところでいくと

・こいのぼりをあげる
江戸時代から始まった子供たちの健やかな成長を願ってあげられる風習です。もともと武士が玄関に幟や旗指物を飾っていたことから始まったようです。

・五月人形を飾る
子供たちのたくましい成長を願って飾ります。兜や鎧は子供たちを災いから守ってくれますようにとの願いが込められています。

・菖蒲湯に入る
男子の身を守って健康に成長するように願ったものです。
菖蒲やよもぎが邪気払うとされ、菖蒲酒を飲んだり、菖蒲湯につかって邪気祓いをしていました。

・柏餅を食べる
柏の葉でお餅を包んだのが柏餅ですが、柏の葉は新しい芽が出るまで落ちないと言うところから「子孫繁栄」の意味があると言われています。

・ちまき
童謡「背くらべ」の歌の中で
柱の傷は一昨年の5月5日の背くらべ、ちまき食べ食べ兄さんが〜♪
と歌詞にもあるように食べられていた、ちまきは、もち米などで作ったおもちを笹の葉で包み蒸し揚げたものです。ちまきを食べる習慣は中国から奈良時代に、奈良から関西、近畿を中心に西日本一帯に広がります。関東ではちまきではなく柏餅を食べる風習があります。

地域、国によって風習や祝い方など様々な違いがあって興味深いですね。

ちなみに我が家は私の誕生日がこどもの日の次の日なので、こどもの日=私の誕生日という感じで、特別お祝いした記憶はありません!

さて、連休中に作れる「こどもの日」レシピを考えてみました。

題して、鯉のぼりキーマーカレー!

作るのも、盛り付けもとっても簡単なので、お子さんと作ってみてくださいね。

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