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コーヒーが脇役ですらない存在だった話

いきなり怒られそうなタイトルですが、コーヒーが悪いのではなくて私の場合はずーっとそうだったという話です。

「毎朝カフェに行ってコーヒー飲んでますっ!」と言うといい感じなのですが、、、。

  1. 始発に乗って遠くにある職場近くまで行って

  2. 適当なカフェに入って

  3. 何も考えずブレンドかアメリカンをオーダーして

  4. 仕事の前準備をずーっとして

  5. あ、殆ど飲んでないから職場に持っていこう・・・

うーん、延々と続く憂鬱な朝時間の繰り返し。全く充実していない。
様々ニーズに応えるカフェチェーンの存在は有難くて感謝です。そう、もちろんカフェは全く悪くないです。
そもそもコーヒーを味わうどころか、その存在すら忘れてしまっているコーヒータイムは、色々な意味で実にブラック。

在宅勤務やおうち時間をきっかけに、コーヒーの楽しさに目覚めた人は多かったみたいですね。
「在宅とかふざけんなボケェ!」な職場にそんなきっかけはありません。飲食店が休業せざるを得なかった時期は、始発でオフィスに直行してインスタントコーヒーをドボドボ入れていました。

無意識の中でも、多少なりとも落ち着くからコーヒーをよく飲むというのはあるかもしれないです。でも基本的に味わってもいないので「エグい・渋い・酸っぱいという引っかかりさえなければOK。飲むことを意識させない存在でいてちょうだい。」息継ぎのついでみたいなもんです。バイプレイヤーとして存在感を発揮されたら困るんです。という存在だったのかもしれません。

それでも日々当たり前のように飲んでいたコーヒーっていうやつは、考えてみるとなかなか不思議な存在でもありました。

ちょっとしたことがきっかけで、コーヒーの楽しさやおいしさに気付く。その気付きのきっかけに巡り合っていない人は、まだまだ沢山いらっしゃると思います。自分がそうでしたから。

そのちょっとしたきっかけが増えればいいなと思っています。

コーヒーは楽しい。
楽しいコーヒーはおいしい。

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