亀田興毅


一昨日の亀田興毅の世界戦をテレビで観戦し愕然とした。
私は、ボクシングが好きなので以前から世界戦はテレビ観戦している。
私が愕然としたのは、日本選手が外国選手と闘っているにもかかわらず、あまりの応援の少なさである。
それは、リング入場前からである、亀田興毅のアナウンスがあり亀田が入場する時に(普通であれば地鳴りの様な声援が起こるのだが)会場が全く盛り上がらないのである。
そして、ゴングが鳴り、会場の雰囲気は推して知るべしであった。
亀田優勢の時にも会場は全く盛り上がらない。
確かに、亀田選手の試合運びは見ていて面白いものではなかったが、今までの世界戦とは会場の雰囲気が明らかに違ったことは確かである。
そこで、感じるのだが、今の日本人は己と云うものを持っているのか・・・ということである。
雅子妃殿下、朝青龍関、などへの対応、郵政選挙、民主党大勝などである。
ある方向へ簡単に流される。
判断を誰かに委ねて生きるのは、確かに楽なのかもしれない。
しかし、それは己を生きてはいない。
現在、龍馬伝をやっているが、その生き方を観れば解るだろう。
龍馬のように、己を生きてみようじゃないか?
自分だけのために、相田みつを先生の書を掛けているうちは駄目であり、それを他者にも広げなきゃいけない。
実際は自分にできないことを、簡単に他者に求める人ばかりである。
そして、お互いに潰し合い、切磋琢磨の逆を行くような社会。
衆愚政治が始まりそうな(既に始まっている?)予感がする。



2010年3月30日 mixiにアップしたものをそのまま転載しております。

ご了承願います。


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