終戦記念日って一体何を記念するんだ


三木清さんが 

獄中で

糞尿にまみれ

疥癬によって

もがき苦しんで

亡くなった

日本の

正義や

思想などというものは

その時に

まったくそれと同じように

糞尿にまみれ

疥癬によって

もがき苦しんで

なくなったんだ


人として

何が

大切か

何のために

生きるのか

そんなことは

なにも考えず

槌音を響かせる

本当だったら

その前に

何を差し置いても

悪を

元凶となる

病巣を

許されざるもの達を

決して許してはいけないもの達を

自分達の手で

裁かなければならなかった

それをせずに

何もなかったかのように

平然と

そして

今では

何もない

何もないんだよ

伝えるべきものも

伝えていくべきものも


三木清さんを

死に追いやった

もの達が

未だ

牛耳っているのさ


むなしい

やるせない

当然だろ

感じて

当然さ

だって

何も

ないんだから

伝えるべきものも

伝えていくべきものも


終戦記念日

などといったって

もう

なにも

響かない

もう

鳴るべき

鐘はない


もう

奴らに

悪に

抗う

術もない


終戦は

始まりだったんだよ

失ったもの達が

見捨てられたもの達が

自分で

感じられぬもの達が

考えられぬもの達が

償えぬもの達が

墜ちて

捨てて

腐って

墜ちて

捨てて

腐って

まさしく

ふさわしくなった

状態で

最期の

戦争へと

突き進む

始まりだったんだよ

彼に

そして

からゆきさんに

戦没者に

多くの被害者に

本当に

向き合わせるための

始まりだったんだよ

そして

終わりなんだよ

そこで

全てが

確定して

終わるんだよ



終戦記念日

などといったって

もう

なにも

響かない

もう

鳴るべき

鐘はない


もう

奴らに

悪に

抗う

術もない


もう

償うことさえ

許されないのか



三木清さん 

ごめんなさい

それでも

俺なりに 

あがいて 

もがいて

あがいて

もがいて

・・・

とにかく

見届けます





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もうちょっと 右かな
7
詩のようなものを書いてきましたが、読まれることはあまり意識してきませんでした。(今も同じかもですが)書いてきたものをちょこちょことアップしていきたいと思います。20年以上前のものもあり、今更何をというものは読み飛ばして頂けるとあり難いです。よろしくお願いいたします。(●^o^●)
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