こんなオンライン面接の応募者はいやだ(基礎編)

某企業で採用の面接官をときどきしています。
オンラインになってから、以前よりヤバい面接が増えている気がするので、気になったことを書いてみようかと。

1.ひたすら読んでいる

オンラインだと原稿を読んでいてもばれないと思っているかもしれませんが、バレてます。
自己紹介や応募理由など、明らかに目で文字を追いかけているんですよね。
人によっては、質問の答えも準備した文章から探して答えてしまっているんですよね。結果、質問に対しての答えている内容がズレてることも多々。

<こういう方がうれしいな>
途中で間違ったとしても、つっかかったとしても、原稿を読まずにこちらの反応を見て話した方が好感が持てます。

2.自己紹介が長い

5分以上の超大作な自己紹介をする方がいるんですよね。
自己紹介が長いと、面接落ちフラグが立ちます。
それだけ話さないと相手に自分のことが伝わらないと思っているのかもしれませんが、長いほど、質問をする気が失せてしまうんですね。
不思議ですね。

<こういう方がうれしいな>
職務経歴書の内容は事前に読んでいるので、自分が推したいことがわかるように2、3分で話してもらえると、わかりやすいです。
自己紹介を短く抑えた方がその後の質問でその人を深く知る時間も増えるんですよね。

3.スマホで接続

画質が悪く、画角も狭い。
PCの画面で見ると、モネのような油絵みたいだった。
エンジニアの面接だからかもしれないけれども、パソコンやネットワークに弱いのではないか?という印象を持ってしまう。

<こういう方がうれしいな>
エンジニアであれば、パソコンでオンライン面接に挑んでほしいな~

4.照明が暗い

夕暮れ時?と思えるような明るさだと、目を細めないと顔が見えないんですよね。
照明が暗いから即ダメってこともないんですが、暗い部屋でテレビを見てる人っていう印象になってしまい、面接の印象も悪くなりがちなんですよね。
もちろん、面接でのやりとりから人柄や技量を理解した上で判断するように心がけてます。

<こういう方がうれしいな>
ある程度照明が明るい場所でオンライン面接をつないでほしいな。
ちょっとした工夫で印象よくできるので。

5.画面から消えていく

面接中に画面に写っている顔が
  鼻から上→眉毛から上→髪の毛だけ
となっていった人がいました。
顔が見えなくなっていく方が気になって、話の内容が入ってこなかったです。
よく揺れている人だったので、その人の振動でカメラが動いたのかなぁ。

<こういう方がうれしいな>
落ち着いて。

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