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日常からの逃避のはじまり (バリ島旅行記:前編)

母と2月にバリ島へ行ってきた。数年前からこの時期になると母娘2人で仕事からの逃避旅行へバリ島に行っている。今回は前から泊まりたかった内陸にある山と森の街ウブドに2泊、行ったことがあり空港に近い海沿いの街レギャンに1泊してきた。

◆0日目  〜残業〜

この日はわたしの仕事が終わった後、パスポートなどを持って実家へ行くことになっていた。旅行の荷物は実家にほとんど置いてきており、次の日の早朝に荷物を持って母と2人で空港へ向かう段取りになっている。今日の仕事はすぐ終わりそうだし、早めに家を出て早めに寝よう、母がカレーを作ってくれているみたいだし楽しみだ、そう思いながら仕事にあたっていた。

22時30分に退勤した。

まさか帰れると思った直前に初めてみるエラーにいくつも遭遇するとは思わなかった。リーダーと2人でああだこうだ相談しながらエラーの解析・対策に勤しんでいたらこんな時間になってしまったのだ。23時過ぎに帰宅してさっさと洗濯をし、家にあって旅行に持っていきたいものを急いでカバンに詰めた。パスポートを入れたか何回も確認し、大急ぎで実家の最寄り駅へ向かう終電に滑り込むことができた。

電車の中でもう1度パスポートを持ってきたか確認し、安心したところで録画したポケモン(ホウオウの回)を観て泣きそうになる。乗換した駅には深夜1時過ぎでも人が大勢いて少し安心した(金曜の夜だったからかもしれない)。最寄り駅についてタクシーに乗り、実家近くのわりと有名な目印までお願いしたら「ちょっと覚えてないかもですな〜、この辺来たの久しぶりなんですよ!」と返された。正直な運転手さんに眠い頭で道案内をしてなんとか到着。カレーを温めて食べた後、お風呂に入ったり荷造りの続きをしたりしていたら明け方の4時半になっていた。寝る。

◆1日目  〜睡眠不足〜

6時半に起きた。2時間半睡眠。

なんとか頑張って顔を洗い、母と家を出発する。空港までの電車で思いっきり寝る。こんなに瞼を開けるのが辛い睡眠は初めて。

へろへろしながら出国手続きなどをし、ひと段落したところでスタバの紅茶とサンドイッチを美味しく食べる。今回はフライトの時間が少し早まったので、あまり空港の中を散策することはせずさっさと搭乗ゲートに向かった。ゲートが開くまでシルバニアの写真を撮って遊ぶ。旅行の少し前に買ってから可愛さに目覚めてしまい、今回の旅行にも連れてきたのだ。

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窓から飛行機を見る赤ちゃん。今日乗るのはこれじゃないよ。

ゲートが開いたので搭乗する。中は比較的空いていた。もしかして新型ウイルスの影響でキャンセルが出たのだろうか。(この頃はまだクルーズ船の動向が注目され始めたばかりの頃で、日本国内での感染は記事公開当時よりも少なかった)乗った後はすぐに寝て、数時間後に目が覚めた後は機内でやっていた名探偵ピカチュウの映画のエンディングだけを観た。いつの間にか泣いていたところを通りすがりの人に見られたかもしれない。その後はiPhoneにダウンロードしてきた仮面ライダーアマゾンズを3話まで観た。おもしろいですね。

ングラ・ライ空港へ到着。預け入れ荷物が出てくるのをのんびり待った後、申し込んだツアーの送迎車でホテルに向かう。最初の宿泊先であるウブドはバリ島の内陸部にあり、空港からは渋滞込みで1時間半くらいかかった。この間もほとんど寝る。やることがない時はとにかく寝ていた。

(目的地がうまく表示されませんが、ウブドは真ん中の方にあります)

ホテルに着く。夜遅いので今日の晩ご飯はホテルのレストランで食べることに。わたしが頼んだほうれん草のフェットチーネは美味しかったけど、母が頼んだペンネボロネーゼの味の方が好みだった。今日はゆっくり寝て明日の朝ごはんに備えるべく部屋に戻る。

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ホテルの入り口。真ん中でぶれているのが母。

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美味しいフェットチーネ。バリはオーストラリアからの観光客が多いからか洋食のレベルが高いお店が多い気がする。

少し胃もたれして部屋へ。お風呂入ってパックして寝る。まとまった睡眠が取れることに感謝して眠りにつく。明日の朝ごはん楽しみだな。

◆2日目  〜安らぎ〜

のんびり起きる。先に起きた母がテレビを点けっぱなしにしている。そういえば、と思ってわたしはテレビの番組表を見た。わたしは海外アニメが大好きで、海外に行った時はいつもホテルのテレビでカートゥーンネットワークなどの海外アニメが映らないか調べているのだ。

海外アニメの日本未放送エピソードや日本アニメの字幕・吹き替え版が放送されていることがあり、点けてみると面白い(マカオで香港のチャンネルが映り、ドキドキ!プリキュア35話がやっているのを見たことがある。広東語の変身シーンはとても可愛かった)。今回のホテルではカートゥーンネットワークは映らなかったが、ディズニーチャンネルとニコロデオン(スポンジボブを制作していた会社)が映った。しかし知っている作品は放送していなかった。

朝ごはんはビュッフェ。もう若くないと思いつつガツガツ食べてしまう。何往復かしてチョコの入ったパンやチーズ、スモークの魚、卵料理などを食べた。

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「オムレツを目の前で焼いてくれるブースがあるならば頼むべし」というポリシーがある。

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興味本位で"miso soup"を飲んでみた。ほんのり赤だしっぽくて美味しい。

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レストランから見えた景色。

ごはんの後はホテルの散策。"Animal Garden"という場所を地図から見つけたのでそこに行ってみる。入り口近くにはウサギやガチョウなどの動物が何匹か放し飼いにされているブースがあり、スタッフの方が招き入れてくれた。餌やりをさせてくれるというのでその辺に撒いてみる。結構な勢いでウサギやガチョウが群がってきたので母共々ビビってしまう。

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母を追うウサギ。

奥にはカワウソの住む池や牛小屋があった。最初のブースからいろいろな動物がいて写真に載せきれないのがかなしい。

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さらに奥を行くと植物園があった。

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とてもきれい。アニマルガーデン含め散策にはいいところ。

部屋に戻ったが、このタイミングで雨が降ってきてしまった。この時期は雨季なのだが、さらに山の中という立地が雨を降りやすくしているのかもしれない。この後はプールに行く予定だったのだが、かなりの本降りで外にすら出られない。止むまでは部屋でのんびり過ごすことにした。雨音を聞いているだけでも心がほぐれる。いい意味で何もする気が無くなってくる。帰国した後の仕事や家事の存在が完全に追いやられていく。

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雨が止んだのは午後過ぎ。念願のプールへ向かう。ここのインフィニティプールは山や森が一望できて、霧がかかっている一帯も見通せる。ずっとここにいたい気持ちを胸に抱きながらプールを何周もし、ベンチで寝転がる。ただそれを繰り返していた。

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さすがに冷えてきたので部屋に戻り、フロントからシャトルバスに乗ってウブドの街中に出てみる。母曰く有名なオーガニック系のお店があるということで向かってみる。オイルや石鹸、リップクリームなど品揃えが豊富で、それぞれにいろんな種類の香りがあった。わたしはレモンのリップクリームとピンクグレープフルーツのオイルを買った。

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お店を出た後は街中のスパでフットマッサージを30分してもらう。街にあるその辺のスパは安いし店員さんも優しいので暇つぶしにとてもおすすめ。腕がいいところに当たるとさらに嬉しい。今回は普通だった。

夜も更けてきたので晩ごはん。おいしいモクテルにポテトフライ、スパゲティをわしわし食べる。やっぱりバリで食べる洋食はレベルが高い気がする。この味で安く食べられるので、我々はつい洋食ばかり食べてしまう。

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シャトルバスが出る時間になったので部屋へ戻る。ディズニーチャンネルとニコロデオンをパチパチ回しながら眠りにつく。ウブドは明日で最後。

後編もあります。


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