とりこ

本業は演劇関係(演者ではない)。 文字、言語を読んだり書いたりするのが好きで、我慢でき…

とりこ

本業は演劇関係(演者ではない)。 文字、言語を読んだり書いたりするのが好きで、我慢できずにはじめました。好きな本を読んでいる時の一番好きな瞬間は、"言葉の海に溺れている"という感覚。 完全な自己満足で、小説と詩の間のような、ひとまず文章を書いています。

最近の記事

心をこめて

感性を尖らせ 心をこめて 心を捧げている時 何故あなたは 胸に手をあて 何か温もりを感じているような あたたかく気持ち良さそうな 表情をするの? みな一概に。 目を閉じて 何か感じているような 雰囲気が出ているの? 私は 力強く足を踏ん張っていないと 自分の中身をすべて吐き出してしまいそうな そして身体ごと吹っ飛んでしまいそうな 激しさをもって 心をこめているのに。

    • 隣の芝生は、常に、青い、気がする

      自分の生活の安定性と 創作意欲について考えてみる 課題としての創作の必然性 湧き出てくる創作意欲 日常生活の安定感 精神と身体的バランス 居住や環境の変化 社会生活の安定性 日々受容するもの 思考の回転度 あらゆることを考えて 自分の意欲の変化に戸惑い 上空高いところの 汚れない空気を吸いたくなる しかしそれも 汚れない、かもしれないという想像の範囲で 日々戦っている 所詮隣の芝生なんだろうか

      • 循環

        家の窓をあける かならず2方向の窓をあける うちには窓が2枚ある 1面だと風が入るが、2面だと風が通る 1枚だと空気が揺れるが、2枚だと空気が抜ける 換気扇をつけると空気は循環する 普段は出勤と休日を繰り返している でもそれは繰り返しているようで、どちらかというとまわっていたことに気づく 血液は循環し、汗をかくことで代謝をあげる 身体はまわる 1箇所にとどまり自力で循環を生み出せるのは物理的なことだけで 脳みそや思考や想像力の代謝があまりよくない 場所

        • スーパームーンと解体工事

          詩っぽいことを綴っていくつもりだった私のnoteですが、ほかに書きたいことが出てきたので書きます。 昨日のスーパームーンとうちの前で毎日行われている建物の解体工事。 これほど"日常っぽさ"を感じることはないなと、在宅勤務になった自宅で考えていました。 ほかにも、バタバタしている間に満開を見逃した、近所の神社の葉桜。 舞う桜の花びらを追いかける子供達。 そして特大サイズのスーパームーン。 月や星は、どんなに世の中が混乱しても常にそこにありますね。 '洗濯日和'を伝える晴

        心をこめて

          あかるい夜空

          晴れた夜空はまっくらで そこに星は輝いているけれど 曇った夜空の方が、白くて、ちょっと明るい。 それが微妙に、悲しくて。 きらきらと輝く水面が晴れた昼間の景色なら 曇った夜空は、 まるで私の心をうつしているよう。 きらきらしているより ぼんやりと明るいのが、微妙に、悲しい。 こころをうつしているみたいで、 微妙に、さびしい。

          あかるい夜空

          春のにおい

          天気予報が、春のような天気という 朝晩は冷えるから、ゆうちゃんはいつも通り冬の服を着て出かける 電車に乗る人は急に春めいた服を着てる 春のような天気と言ったって 春の匂いは全然しない 外を歩く空気だって、たしかに暖かいけれど 春みたいな生あたたかさはなくて 空気が暖かいけど吹く風は冷たい冬、みたいな訳でもなくて かといって、まだまだ冬の空気ですね、みたいな 凛とした芯もない 「そりゃ匂いがしないのも当然だ。」 けれど、都会は夏もあんまり匂いがしなかった

          春のにおい

          はじめまして、はじめました

          はじめまして。 noteをはじめました。 本業は演劇関係の裏方です。学生の頃から、というか小さい頃からなにかしらを創るということが好きでした。 とりわけ言葉が絡んだものが好きで普段から詩的な言い回しに出会うとうれしくなったりするので、好きだし、自分で書いて、ストックしてみようと思いnoteを始めました。 自分が書く言葉や世界観(と言ったら大げさでただの感覚です)を人はどう思ってくれるんだろうとか考えたりもするので、いつか誰かに読んでもらえたら嬉しいなとも思います。

          はじめまして、はじめました