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【超速まとめ】 植物 生物の観察・花のはたらき

中学一年生、植物の章の前半が一目で理解できるように、重要事項を最もわかりやすくまとめました。

1、生物の観察

ルーペ(5~10倍)の使い方…目に近づけて持ち、見たいものを動かして観察する

タンポポ…乾いた日当たりのよい場所に生育

理科のスケッチ…細い線で描き、影をつけない

★顕微鏡(40~600倍)

顕微鏡通過する光で観察する…光が通過する薄いものでないと観察できない

上から、1接眼レンズ・2鏡筒・3レボルバー・4対物レンズ・5クリップ・6ステージ・7しぼり・8反射鏡・9鏡台、うしろに10アーム・11調節ねじ

プレパラート…スライドガラスに見たいものを置き、カバーガラスをのせたもの

操作…直射日光の当たらない、明るい、水平な場所に置く
→接眼レンズ・対物レンズの順にとりつける(最初、低倍率の対物レンズを下に向ける)
→明るく見えるように反射鏡としぼりで調節する
→プレパラートをステージにのせる
→横から見て対物レンズをプレパラートに近づける
→上から見て、調節ねじを手前にまわしてピントを合わせる
→レボルバーをまわして対物レンズを高倍率のものにかえる

顕微鏡の倍率=対物レンズの倍率×接眼レンズの倍率

高倍率にすると…視野はせまく、明るさは暗くなる

観察したいものを中央に寄せたいとき…プレパラートを動かしたい向きとは逆の向きに動かす(顕微鏡は上下左右が逆に見えているから)

★双眼実体顕微鏡(20~40倍)…ものが立体的に見える
プレパラートを作る必要がない
上下左右は実際と同じ
接眼レンズに視度調節リングがあり、ねじは粗動ねじと微動ねじがある
粗動ねじ→微動ねじ→視度調節リング→鏡筒の間隔調節、の順で操作

★水中の微生物…植物:緑色で光合成をする(ミカヅキモ・アオミドロ・ハネケイソウ(黄褐色))、動物:光合成をせず動き回る(ミジンコ・ゾウリムシ・アメーバなど)
緑色で光合成をして、さらに動くのはミドリムシ
大きいのはミジンコ

★花のつくりとはたらき

★めしべに子房と胚珠がある花(被子植物)

複数あるおしべの先をやくといい、花粉をつくる

めしべの先の柱頭に花粉がつくことを受粉という

虫媒花…花粉を昆虫が運ぶ(花弁やみつせんがある多くの花)
風媒花…花粉を風が運ぶ(マツ・スギなど)

受粉の後、子房は果実に、胚珠は種子になる

めしべは1つだが、花弁(花びら)とがくやおしべの数は、花の種類によって異なる
アブラナ…花弁4枚・おしべ6本
エンドウ…花弁5枚・おしべ10本
ツツジ…花弁5枚がくっついている・おしべ10本
タンポポ…花弁5枚がくっついている・おしべ5本

離弁花…花弁が離れている花(アブラナ・サクラなど)
合弁花…花弁がくっついている花(ツツジ・タンポポなど)

両性花…1つの花にめしべとおしべの両方がある
単性花…雌花(胚珠がある)と雄花(やくがある)が別々にある(ヘチマ・キュウリ・カボチャ・マツなど)

★雌花の胚珠がむき出しで、子房がない花(裸子植物)

マツ雌花も雄花も鱗(うろこ)のようなりん片でできている

雌花のりん片には胚珠がむき出しでついていて、受粉後、種子になる

雄花のりん片には花粉のう(やく)があり花粉が風で運ばれる

★種子植物…花が咲き、種子でふえる植物
種子植物は、被子植物と裸子植物に分かれる

被子植物…胚珠が子房につつまれている
裸子植物…子房がなく、胚珠がむき出しになっている(マツ・スギ・イチョウ・ソテツ・ヒノキなど)


俊英塾代表。「塾学(じゅくがく)」「学道(がくどう)」の追究がライフワーク。隔月刊誌『塾ジャーナル』に「永遠に未完の塾学」を執筆中。関西私塾教育連盟理事長。