世代で変化する教育方法と新たな教育イノベーション

現在、一番求められていることの一つである教育。子育て、義務教育、社会教育。新しい時代の幕開けに教育にもイノベーションを。

過去と現在の変化

第二次世界大戦が終結から７５年が経ち、GHQがもたした学制改革から７４年が経ちました。現在の教育について皆様はどう思われるでしょうか？私とて義務教育に議論を申すつもりはありませんが、世界から見ると確かに日本の教育は矛盾点が多いと感じることが多かったと思います。そして現在。昭和の学びと令和の学びとは何もかもが全く異なっているのです。時代に合わせて変化を求められるのは若者ではありません。凝り固まった考えを持つ昭和世代の私たちです。変化を受け入れ、若い世代の皆様と協力し合いながら未来へと進んでいかなければなりません。

人を大切と思う気持ちを持つ事

他人に何かを教えるということはとても難しいことだと思います。親に与えられる育児という教育と、学生に与えられる義務教育。そして社会に羽ばたいた社会人に伝える新人教育という３つが主な教育のポイント。

育児教育は人間の本質を左右します　　　　　　　　　義務教育は社会で生きるための術を学びます　　　　　社会教育はの未来への教育です

私が伝えたいのは社会人に向けた教育の仕方です。私たち教育者の立場になることがありますが、まず私たちの教え方に問題があります。間違った教育、指導をすることは大切な人を壊してしまう結果になることがあります。指導者は時代にマッチした教育方針を学ばなければなりません。新人が出来ないのではなく、教え方が悪いのです。すべては指導者の力不足。それを責任転換してはならないのです。

私が在籍していた飲食店、ホテルでは良い環境とは言えない教育方針を行っていました。若いころに教えていただいた方々の中にも良い教育者と悪い教育者がいました。指導というのは自分が受けた経験から同じように伝えることがあります。その方法が正当なのか考えたこともない方もいるでしょう。そういった悪い現場環境は今もなお、存在しています。教育というものはとても大切だと理解してから行っていきましょう。

野村監督の教え～知と理と情の人間哲学～

良い指導者とは

良い指導者とはどのような存在でしょう？正しい道を示せる事、博学である事、たくさんの経験を持つ事。そのほかにもたくさん要素はあります。ですが、私が考える一番大切なことは

感情を強く出さない事

過去にスパルタ教育と言う間違った教えもありましたが、全く意味のない教育理論だと考えます。威圧、理不尽、根拠のない教育は無意味で逆効果です。教育指導には時間がかかり、難しく思いどうりにならないもの。たくさんのステップを用意し、試みて失敗を繰り返し、指導者がしっかりと背中を支えながら少しずつゆっくりとクリアしていく。本当にシンプルです。

アンガーマネジメント (日経文庫)

指導者の方へ

現在、教育指導の立場におられる皆様はできていますでしょうか？自らの知識のアップグレードをしていますでしょうか？「昔はこうやって教えられた」という言葉を口にしていませんか？自分が指導を受ける側の立場に立つ。指導される側の親御様の立場に立つ。自問自答を繰り返し教育指導する立場におられる方はどのくらいいらっしゃいますか？

育児、義務、新人。すべての教育は同じです。人間を育てるという事です。簡単ではありません。教える側の立場でおられる皆様には今一度自分のやり方を確認してみてください。

赤ん坊に何もできないように教えていない事はできません。指導者のエゴを押し付けないでください。大切に。大切に育てる寄り添うこと。日本中で教育イノベーションが起こることによってこれからの日本は明るい未来へとつながるでしょう。