四十九日 何か変わるだろうか

何の根拠もないけれど、この寂しさ、悲しさ、後悔などの複雑な気持ちは、四十九日になったら 少しは変わるだろか?

と、淡い期待をしていたけれども、
何も変わらなかった。

それは、私だけかもしれないから、わからないんだけれども、期待していたから、なのかもしれないけれども。

何も変わらなかった。

納骨するまえに、骨壺を開けてみてみた。

骨が入っていた。

カサカサな骨だった。

骨を見たほうが、なんか心が動いた。

気がする。

どうかな。

まだ 私の場合は、時間が必要な気がした。

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