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言い訳ができる環境

先日、親しくさせていただいてるお客さんから
料理のリクエストがあった。

ボクは他の人と話してたので
あゆちゃんに頼まれてあゆちゃんが作った。
前にも食べていただいた料理でその時もあゆちゃんが作ったのでボクは彼女にもちろん全てを任せるつもりだった。

調理しはじめた。
スカモルッツァアフミカータ(燻製チーズ)のソテー

簡単だと言えば簡単だし
難しく考えれるなら
シンプルなだけに全てのタイミングが『一瞬』でしかない。
料理をしながら他の作業もはじめた。
シンプルだから自分でできると思っている。

ボクはすぐに
『もっと料理に集中しろ』声を荒げた。
目の前に食べる人がいるのに平気で突発的に言ってしまう。
悪い癖だとは思うんだが、食べる人のことを考えると100%集中してても失敗する可能性があるのに雑な仕事をした料理は出したくない。
もちろん、そうやって声を荒げたあとに食べるご飯もあまり気持ち良くないのも重重知ってる。

多分、声を荒げたことにびっくりしたと思うんだけど
そうやって言われたことに気を遣ってお客さんが
『失敗してもいい、私が毒味をするから』って笑顔で言ってくれた。

ボクはもちろんそんな寛容なことを言ってくれる方だとも思ってる。
そうやって仲良しの方にはボクが甘える部分もある。

ただ、どうしてもやっぱり気になる、
全力を出してそれくらいしかできなかったのか
なんとなく予定調和的に作ったものを提供してるかの違い。

彼女自身が、本気でその料理を作ったか

ボクにはそれが感じられなかった。

お客さんにも言った。
『毒味をしてくれるのは本当にありがたいんだけど、本気で作ったものじゃないと評価ってできない、言い訳ができる前提では評価しても意味がない』

本気で向き合ったコト、モノじゃないと次に繋がらない

今、本気で人に向き合ってくれる人も本当に少なくなったと思う。
なんとなく『美味しかった』って言ってくれても
本気でそうやって思ってくれたのか、疑心暗鬼にちょっと捻くれたボクがそうやってでてくることもある。

日々精進、
全力じゃないと意味がない。

『本気』『全力』この辺が
ボクと一緒に仕事する人のドレスコード。


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