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様々な領域のエンジニアが集い学ぶ!トレタの技術顧問 tenntennさんによるGo勉強会

こんにちは。トレタ採用担当の金子です。

トレタの開発組織では、エンジニアの技術向上のための取り組みが日々行われています。そのひとつが、毎週実施されているトレタ技術顧問 上田 拓也さんによるGo勉強会です。

本記事では上田さんと、勉強会の運営を担当しているエンジニアの石谷さんに勉強会について話を聞いてみました!

プロフィール

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上田 拓也/tenntenn トレタ技術顧問

メルカリ/メルペイ所属。 バックエンドエンジニアとして日々Goを書いている。 Google Developer Expert (Go)。 Go Conference主催者。golang.tokyo、Goビギナーズ、GCPUG Tokyo運営。 大学時代にGoに出会い、それ以来のめり込む。 社内外で自ら勉強会を開催し、Goの普及に取り組んでいる。 マスコットのGopherの絵を描くのも好き。人類をGopherにしたいと考えている。

石谷 彰斗 サーバーサイドエンジニア

2013年、大学院修了後スマートフォン向けゲームアプリ開発会社に入社。新規ゲーム開発や既存ゲームの運用などに従事。2019年2月、株式会社トレタに入社。現在、サーバーサイドAPIの設計・開発を担当している。

なぜ、上田さんはトレタに顧問として参画することになったのですか?

上田 所属している企業でもGoを使っていて、Goを広めるのをライフワークにしています。他の企業との活動もしたいけど、NDAを結んでいないと守秘義務の関係で相談内容も公開されたものがベースになってしまい関わり方が限定的になってしまうため、もっと企業の中に入ってやっていきたい&Goを広めたいという思いで、今は複数社で顧問として関わっています。

実は、石谷さんと前職が一緒で声をかけてもらったのがきっかけです。トレタのことはもともと知っていて、顧問として関われたら面白そうだなと思いました。

昨年末の社内イベント、VISION DAYにも参加したのですが、Vartical SaaSとしての強みを、狭く深く攻めていきたいという事業の方向性についても興味深いと思っています。

石谷 トレタnowのリリース後から、ジョインしてもらって、実際にGoで書いたプロダクトのレビューからお願いしました。困った時に聞ける人がいることや、詳しい人の視点を入れて開発に生かすことは、より良いプロダクト開発や個人の技術力UPにもつながると思っています。

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Goは言語としてどんな魅力があるのでしょうか?

上田 一番はチーム開発のしやすさです。コードがシンプルになるように作られている言語なので、誰が書いても読める。技術力が高い人が書いたコードをそうでない人が見てもある程度なら読むことができるでしょう。新しくジョインしたメンバーにとってキャッチアップしやすく、少し文法を勉強すればすぐ読めるようになります。

サーバーサイドの言語として最近結構使われていますが、境界を作らず理解してもらえる言語なので、インフラエンジニアも使っていますし、フロントエンドやiOSエンジニアにとっても覚えやすいようです。

また、ソフトウェアの処理パフォーマンスが出しやすいので、サーバー台数を減らすことにもつながり、会社としてはコスト削減となる場合もあります。

勉強会をはじめてどのくらいですか?また、どんな人が参加していますか?

上田 もともと「体系的に教える機会があった方がいいから勉強会したい」と石谷さんに相談しており、働き方がフルリモートになったことをきっかけに、3月頃からオンラインで実施しています。

石谷 トレタのエンジニアはみんなキャリアの道筋がそれぞれで、大学からプログラミングを勉強していた人もいれば、社会人として始めたばかりの人もいます。基礎から体系的に学ぶことも大切だと思い、勉強会を始めました。

上田 勉強会は業務時間の中でやるので、本人たちが必要だと思ったり、技術への投資をしようと思わないと業務優先でなかなか参加しないイメージを持っていましたが、トレタには勉強したい欲が強いエンジニアが多いのか、思った以上にいろんな分野の人が集まったのでびっくりしました。業務でGoを使ってない人も参加してくれています。

石谷 今回は12名参加してましたが、実際にGoを使ってるのは3人くらいですね。

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勉強会ではどんなことを教えているのでしょうか?

上田 今はGoの基礎をメインに行っています。また、実際のプロジェクトに関する相談に答えたり、時事ネタについて話すこともあり、その日の勉強会テーマによっても理解度も違うので、着目するところや伝え方を変えています。今行っている基礎が終わったら、今後はより高度な応用編をやっていきたいと思っています。

勉強会では、インプットだけだと理解しているかを確認できないので、毎回学んだことについての問題を出して知識をアウトプットする機会を作っています。あえて答えられないように難しいひっかけ問題を出しています。最近はみなさんの理解度が上がってきていることもあり、正解することが多くなってきました!嬉しくもあり、悔しくもあります(笑)

勉強会中の質問も多く意欲的に学んでくれている印象があります。

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実際のGo勉強会の様子。隔週水曜に1時間枠で行われており、平均12名程のエンジニアが参加している。

石谷 毎回アンケートをとっていますが、勉強会の内容について難しかった部分などのFBをもらうこともあります。

上田 他の言語との対比して伝えたり、言い回しを変えてみたり、いろいろな経験を持っている人に伝わるようにと考えて話しています。

上田 エンジニアは、おそらくこれからGoを使っていく機会が増えていくと思います。今後のキャリアとしてGoを学ぶことで選択肢が増え、技術選定の幅が広がるというメリットもあります。

石谷 トレタは新しい技術を使っていくことにポジティブな会社で、今後新しく作っていくものはなるべくGoを使おうという方向性もあり、学んでいることを生かすアウトプットの機会はたくさんあると思います。

トレタnow、既存事業の一部、社内向けの管理ツールなどはGoを使って実際に開発されています。

エンジニア記事まとめのコピーのコピーのコピー-2

勉強会中は参加者はチャットでコミュニケーションを取り、チャット内の質問は上田さんがタイムリーに回答をしてくれる。勉強会後もSlack上で追加質問を受け付けており、業務上の相談をしている社員もいる。

勉強会で今後行なっていきたいことはありますか?

上田 まずは参加しているエンジニアのみなさんが一通り基礎力をつけて、コード読めるように。さらに身近なツールだったり、新規サービスなどでコードを書いてアウトプットができるようになったらいいなと思っています。

実際に使ってもらわないとわからないこともあるので、是非なにか書いてみて欲しいです!わからないところや相談があればどんなくだらないことでも質問してもらいたいと思っているので、質問メインの勉強会があっても良いなと思っています。

石谷 この前、Goでガチャをつくってみたのですが、他の言語でわかってる実装でやってみるとしゅっと作れたので、そういうところから始めてもいいかもしれません。

上田 LT大会などのアウトプットする場所もあったらいいなと思うので、きりのいいタイミングで何かやりましょうか!
ゆくゆくは社内だけじゃなくて社外の活動にもつなげていけたらいいですね。

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さいごに

トレタの開発組織ではエンジニアが主体となり、それぞれが技術力を向上するための環境づくりにも取り組んでいます。他にも様々な取り組みを行なっていますので、また別の機会にご紹介させていただきますね。

トレタでエンジニアとして働くことにご興味をお持ちいただけたら、まずはぜひカジュアル面談へ気軽にご参加ください!


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