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2月18日 久しぶりのNintendoDirect!

 久しぶりの『Nintendo Direct』。ずっとミニバージョンだったから、1時間ガッツリって1年ぶりくらいじゃない?
 まあ久しぶりなので、私も時間を割いてちょっとだけこの話題をしましょう!

 まずは今回発表ラインナップ。

『スマッシュブラザーズSP』新ファイター ホムラ&ヒカリ参戦
『戦国無双5』 2021年夏発売決定
『ワールズエンドクラブ』 5月27日発売日決定
『ミートピア』 5月21日発売発売予定
『サガ フロンティア リマスター』 4月15日発売日決定
『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』 HDリマスター版発表
『Outer Wilds』 2021年夏頃配信開始
『マリオゴルフ スーパーラッシュ』 6月25日発売
『プロ野球スピリッツ2021』 2021年夏発売
『DCスーパーヒーローガールズ ティーンパワー』 6月4日発売
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』 追加DLC発売決定
『カリギュラ2』 6月24日発売決定
『NINJA GAIDEN マスターコレクション』 発売決定
『カプコンアーケードスタジアム』 2月18日配信開始
『トライアングルストラテジー』 発表
『ノーモア★ヒーローズ3』 8月27日発売日決定
『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者/うしろに立つ少女』 5月14日発売日決定
『ノックアウトシティ』 発表
『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み ~おわらない七日間の旅~』 発表
『Fall Guys』 発表
『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』 7月16日発売
『スプラトゥーン3』2022年発売決定

 今現在、私はめちゃくちゃに忙しい状況なので、あまり一つ一つとりあげて詳しくツッコミを入れている余裕がないので、大雑把に。

クレヨンしんちゃん×ぼくなつ

クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み ~おわらない七日間の旅~

 『ぼくのなつやすみ』シリーズを手がけた綾部和氏による最新作。『ドラえもん×牧場』という国民的人気漫画と有名ゲームシリーズを掛け合わせた良作があったが、それに続くようなコンセプト。『ドラえもん』と同じく国民的人気漫画『クレヨンしんちゃん』と有名ゲームのコラボゲーム。
 こういった作品は、何においても「どんな作品とコラボをするか」。単に有名なだけではなく、作品と合っているか。いっそ、「むしろなんで今までなかったんだ」と思わせるくらいハマっていたほうがいい。
 で、この『クレヨンしんちゃん×ぼくなつ』はまさにそれ。これはもう企画だけで大勝利な作品。絶対に外さない組み合わせ(逆に言うと、これでハズレだったら作り手の能力を疑う)。

 舞台は熊本県の田舎で、野原みさえの幼なじみと思われる女性が出てくるから、みさえの古里へ一家で遊びに行っている……というシチュエーションなのだろう。
 そこで謎の恐竜が出てきて、マッドサイエンティストが「タイムマシーンを発明した」という証言。ということはタイトルの「おわらない7日間の旅」が意味するのは、タイムマシーンで同じ7日間をループし続ける……という意味だろう。
 ループものもすっかりお馴染みのものになったねぇ……。

 現段階の映像を見ていると、出来ははっきりいって良くない。キャラクターが歩いてきて、停止するまでの動きが、ただ動きを組み合わせただけ。いかにも機械的な動きになっている。階段を駆け上るシーンがあるのだが、階段の段と足の動きが一致していない。みんなで体操するシーンは重心移動がまったくなく、手足だけで動いてロボットみたい。本当にアニメーターが付けている動きなのか? と疑ってしまう。
 演出面を見ても、恐竜が現れて、駆けつけて来て「きゃー」と悲鳴を上げる流れが非常に悪い。テンポが悪すぎる。あれでは出来の悪い人形劇。このままだとスキップしたくなる。動きもやはり機械的で面白味がない。
 アニメの『クレヨンしんちゃん』は奇妙でダイナミックな動きを、大真面目にしっかり動かしているところがアニメーションとしての面白さなのだが、それがゲーム部分で表現されていない。これはさすがに、本家のアニメーターを参加させるべきじゃないか。アニメーション、演出、どちらの面においても、同人ゲームでも下のレベル。

 今回の映像はまだまだ開発中ということだが、あのまま作品として世に出ると、かなりマズい。しっかり調整してほしい。

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

 はいはい、来ると思ってました。今回のDirectで来る、とかなり確信を持って予想をしておりました。だから実際の映像が来た時は「やったぜ!」と一人で喝采。

 『スカイウォードソード』リマスター版が出ると予想していた理由は?
 ここ数年、『ゼルダの伝説』シリーズはSwitch向けにリメイク、リマスターを繰り返していた。WiiUで『トワイライトプリンセス』、『風のタクト』、Switchで『夢を見る島』。本命『ブレスオブザワイルド 続編』はまだまだ完成まで遠いはず(基本的なビルドは同じものを使う…という話だが、あれだけ丁寧に作り込んだフィールドがすぐにポンとできるとは思えない)。ということは、その間を埋める1本が必ずここにあるはず。上に挙げた作品の他に3DS『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』は既に出ているし、残っているカードはよほどの変化球でない限り『スカイウォードソード』しかない。Wiiリモコンを使った独特の操作は、ジョイコンでも再現できることは『スーパーマリオギャラクシー』で証明済み。それで、発表はいつなのか? というと「ゼルダの伝説35周年」で、今回みたいな大きなNintendoDirectの時をおいて他にあるまい……!
 と、ここまで本当に考えていた。それでバッチリ的中だから、いやぁ気持ちいい!

スカイウォードソード 初報 (2)

 『スカイウォードソード』は据え置きハードゼルダシリーズの中で唯一未プレイ作品。なぜならWiiを買わなかったから。ファミコン以来、任天堂ハードで買わなかったのってWiiだけ。それで『スカイウォードソード』も手を出さなかった。いや、出せなかった。
 『スカイウォードソード』はゼルダシリーズの中でも「始まりの時代」を描いた作品とされている。シリーズの中でも重要な作品だけど、どんな作品なのか知らない。『時のオカリナ』以前ということはガノンは登場してこない? この辺りのどうなっているか、ようやく知ることができる。

ゼルダの伝説厄災の黙示録 エキスパッションパス告知 (2)

 同時に、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』のエキスパッションパスが告知された。第一弾の「新しいプレイアブルキャラクター」とそれに関連した武器やチャレンジは、はっきり言って別にいらない。すでに大所帯だし、その中で増やされてもね……となる。結局、使っているの3キャラくらいだったし……(使っていたのはリンク、ゼルダ、インパの3人。他のキャラクターについては性能を確かめるのが面倒くさくなったので、必要あるシーン以外触れなかった)。
 気になるのは第2弾エキスパッションの中に含まれている追加ストーリー。『厄災の黙示録』の物語は、はっきり掘り下げ不足だと感じた。そこは感想文でも触れたが、ifのストーリーを作ることに異議はないが、そこに持っていくための説得力を欠いている。そこを補完してくれるストーリーなら、この作品を再評価する上でも触れておきたいと思うが……。

Splatoon3

 今回もDirectの大トリを飾ったのは『Splatoon』シリーズ。しかもその最新作発表だった。WiiU最大の出世頭。

 『Splatoon3』の登場させる意義とは?
 前にも書いたことだが、『Splatoon2』は売れなかったハード、WiiUがあったから、その後継機たるSwitch向けに作られた「新バージョン」に過ぎない。確かに『~2』だが、細かなブラッシュアップを加えただけ。あれは『ストリートファイター2’ターボ』みたいなものだ……と私は捉えていた。
 それで『Splatoon2』最後のフェス「混沌VS秩序」に参加した時、私は「混沌」に票を入れた。あれは次回作に向けたアンケートだと思っているので、「どちらのキャラに勝ってほしいか」ではなく、次回作の要望として「混沌」のほうに票を入れた。
 おそらく「秩序」のほうが優勢になったら、『~3』も『~2』と似たような作品になったのではないか。『ストリートファイター2’ターボ』が『スーパーストリートファイター2』に変わっただけなら、それは追加DLCで充分だ。それだと面白くない。はっきり別作品として出てきてほしい。

 それでついに登場した『Splatoon3』の映像。バッチリ「混沌」の世界観。ゲームの仕組みにも手が加えられているのがわかる。
 とりあえず、初公開映像について、詳しく見ていくとしよう。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (5)

 冒頭の場面。ボロボロの布を被り、サングラスとマスクを装着しているイカちゃん(タコちゃんにも変更可能だ)。姿、顔を隠しているものを一つ一つ外しながら、キャラクターのシルエットを決定していく……という方式を採られている。
 気になったのは髪型。『~1&2』ではベーシックな髪型になっていたパターンが5番目に追いやられている。新しく追加された髪型を前に出してきている。右にもまだ髪型パターンがあったようだが、たぶんこれまでに出てきた髪型じゃないかな。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (11)

 駆け出すイカちゃんだが……駆け出す動きに合わせて、全身がポヨンポヨンと潰し伸ばしが入っている。この動きって、今までも入ってたっけ?
 気付いてなかったか、忘れていたか、どっちだろう……。最近『Splatoon2』やってないな……。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (13)

 荒涼とした風景の中を駆けていくイカちゃん。その途上に、エッフェル塔らしきものが逆さまになって突き刺さっている。東京タワーではなく、エッフェル塔だ。Splatoonの舞台は、文明崩壊後の日本の上に作られている……と思われているのだが、東京タワーではない。これはどういうことだろう?
 周りを見ると、クレーターのように土がめくれ上がっていて、さらに人が入り込まないようにバリケードが作られている。
 あんなふうに土がめくれ上がる……ということは単に破壊されてその一部が横転した……ではなく、勢いを付けて上空からぶっ刺した、ということになる。いったい誰が? なぜ? この辺りは今回のストーリーに絡んでくるところだろう。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (17)

 電車に乗りまーす。
 荒野といっても、一応鉄道は通っている。電線が通ってないので、車両内に燃料を積んでいるタイプだと思われる。
 後ろの砂山の向こうに、街のシルエットが見える。都会までさほど遠くない、ということがわかる。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (22)

 これが今回の舞台である、「バンカラ街」だ。見るからに空気の悪そうな雑然としたマンションが建っている。下層には看板が一杯付けられている。その上空を、ジャンボジェット機がかなり低い高度で飛んでいる。空港が近いらしい。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (22)a

 細かいところを見てみよう。室外機を見ると、下層と上層とで明らかにディテールが違う。これは「遠近法」でそう見えるというのではなく、明らかに作り方を変えている。窓の大きさも変わっている。上層へ行くほど、ディテールが小さく、簡略化して作られているらしい。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (22)b

 次に、手前に立っているマンションと、奥のマンションの違い。奥のマンションも、明らかにディテールを少なめに描かれている。
 これはディズニーランドと同じ作り方で、上層に見えるものを小さく作ることで高さを強調している。見上げた時の賑やかさを重視して描かれていることがわかる。また奥の方のディテールが違う、ということはそこへは行けない、プレイエリアではない、ということもわかる。
 またこういう作りをすることで、ポリゴン数節約にもなる。見た目と処理の重さを双方解決させる手法で構築されている。

 見た目が賑やかなマンションの一面ばかり気になるが、別の視点を見てみよう。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (27)

 この場所が今回レギュラーマッチやガチマッチを遊べる施設だ。右手にある大きなオブジェはなんだろう……? 蛇だろうか?
 一見するとさっきのマンションが見える風景と地続きに見えるのだが、よく見ると背後に新しいビル群が建っていることが見える。屋上にクレーンが描かれているので、今まさに建設中というビルだ。さらにそこから、道路がグイッとこちら側まで延びている。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (26)

 別視点を確認してみると、マンション横の通りを、かなり無理矢理な感じで高速道路(電車?)が横切っているものが見える。
 旧市街の手前に、新市街の開発がぎりぎりまで迫っている。そういうかなり微妙な端境位置が今回の舞台になっていることがわかってくる。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (19)

 新市街のシルエットは、電車の窓からも確認できる。あたりは荒涼とした大地なのに、突如新市街が立ち上がり、バンカラ街を飲み込まんとしている……。そういう図式なのだろうか。
 そこでちらっと思うのは今回の「混沌」の意味。荒野があり、旧市街があり、新市街があり、その郊外にはエッフェル塔がぶっ刺さっている……。色んな文化圏がせめぎ合っている、という意味での「混沌」ということじゃなかろうか?

 ところで電車のシーン。手前にいる魚が気になる……。今まであんな種は登場していただろうか……? もう一つ気になるのは、魚のおっちゃんの頭で隠れているポスター。こういう隠されかたをすると、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまう。
 かなり長めの尺を使ったカットなのだが、カットの最後にイカちゃんがこちら側へカメラ目線になる瞬間がある。あれは見ているユーザーに対するサービスなのか、それともそこに気になる何かがあるのか……
 と、とにかく何でも疑って見てしまう性分なので、色んな所が気になってしまう。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (33)

 次にゲームの方を見てみよう。
 今回、明らかな変更点なのが、リスポーンの仕組み。公式Twitterによると、「イカスポーン」と名付けられている。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (36)

 イカスポーンから飛び出す場面が映像で描かれているが、マップ上にポインターが示され、そこからスタートできる場所を自由に選択できることがわかる。ただし画面が固定らしく、この画面内でなら自由に飛び出す場所を指定できる……という感じだろうか。
 ということは、前進したい人は最初から少しマップの前の方からスタートできる……というわけだ。キルを取られた後、早く前に出たいと焦る場面がよくあり、焦るあまりイカジャンプした結果狩られる……ということは非常に多い。今回はそもそもスタートが少し前から出られるので、焦る気持ちは少し緩和される。

 私はマップをじっくり塗りたいタイプなので、わざと後ろからスタートして、がっつり塗りしたい。スタート地点から役割分担ができそうなのはいい。
 ただ、こちら側にとって完全な「安全地帯」が消失したので、こちら側陣地に乗り込まれると、うっかりすると100%負けもあり得るかも知れない。少し恐い。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (40)

 今回新たに追加されたアクションに「イカロール」「イカノボリ」がある。
 イカロールはどういう利点があるのかよくわからない。映像を見ると、狙われたイカが180度ターンをする瞬間が描かれていたが、ターンの速度が速い……とかなのだろうか?

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (41)

 イカノボリはわかりやすい。壁を登った後、その勢いで高くジャンプする。
 映像では、イカノボリで高くジャンプしたブラスター使いが上空からキルを取る姿が描かれている。今までは登り切ったところも狩り取られる危険性があったが、次回作では待ち構える方は相手がジャンプするか、しないかの選択を見極めなければならなくなる。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (39)

 そういう縦軸の動きにあらかじめ対応したブキも今回導入された。弓矢がそれ。壁際を飛び出してくる相手に対してエイムを合わせられない……そういうユーザーにはこの弓矢だろう。

Splatoon3 2021年2月18日初公開映像 (29)

 さて、唐突に発表された『Splatoon3』。発売は2022年と発表された。おそらくは夏前だろう。『Splatoon』は夏のイメージのゲームだ。1作目、2作目ともに夏手前、5月28日に発売している。普通に予想すると、『Splatoon3』の発売日は2022年5月28日だ。
 今回、明らかに絡んでくるのはシャケ。前作の敵であったが、どうにもイカ側が一方的に襲いかかってイクラを強奪しているようにしか見えなかった。謎めいたクマサン協会についても3作目では掘り下げられるだろう。2作目ではタコ世界との対立解消が大きなテーマとして描かれたが、3作目はシャケ世界との関係性が掘り下げられそうだ。世界観のスケールがまたさらに広がっていく感じがあって、非常に楽しみだ。

 正直なところ、『Splatoon3』はSwitch新型が発表され、そのタイミングで来るのだと思っていた。まさか同一ハードで同じシリーズがこうも短期間で登場するとは思っていなかった。『マリオカート』シリーズがそうだが、定番シリーズと呼ばれる作品は1つのハードに1タイトル……というルールではないが約束事みたいなものがあった。その約束事を無視しての『Splatoon3』……。これまでの任天堂とは違うものを感じさせる。

新型Switchはいつ?

 そのSwitch新型は結局いつ出るのか? Switch新型の噂は2019年頃にはすでにあちこちで囁かれてきたのだが、私はああいった噂の一部は「真実」だと考えている。
 普通に考えて、ゲームハードが発売したらその時点で「その次」について話し合いは行われるものだし、また現行機のSwitchがこの先も永久に生産され続けられるわけがない(任天堂にはハード制作部門も存在していて、次世代ハード発売期まで遊ばせておくわけにはいかない)。Switchの販売ポテンシャルが落ちてきたタイミングで、カンフル剤として新型を出すのは、当然あるだろう流れだ。任天堂はいつでもそういう時の新型を出す手はずは用意するはずだ(ソニーやMicrosoftだってそうするし、実際バージョンアップ版が発売された)。

 そのSwitch新型の噂のほとんどは台湾発だ。この辺りで、台湾工場からのお漏らしだったのかな……と思わせるものが結構あった。工場の設備を使い、「試作機」のようなものは作っていたのではないか。

 ところがSwitchは4年目に入るも驚異的な勢いを持って売れ続けた。通常、ゲーム機は次第に売れなくなり、次にソフトが売れるフェーズに入り、それから短い年月でハード・ソフト共に勢いを失っていく……というパターンに入っていく。だいたい4年目に入ると、ハード売り上げは生彩をなくしていくものだ。
 なのにSwitchはなんと4年目もゴリゴリに売れてしまった。例のウィルス蔓延で需要が極大。週販で5万台以上売れ続ける状況が続いている。2020年が一番売れたんだったかな。ゲーム史上例に見ない好調パターンが続いてしまっている。
 すると、「そろそろかな」という新型も、「当分先かな……」と予想を改めなければならなくなる。いや本当、ぜんぜん予想が立てられない状況になってしまった。なにしろ出す必要がない状況になったわけだから。

 まあ「当分先」になったらなったで、そのぶん内部をよりガッチリ弄れる期間が増えるということで、その間に性能の高いものをゴリゴリ練り込んでいてほしいものです。WiiUみたいな中途半端なハードはいらないんで。
 『Splatoon』は新型Switchのタイミングかな? 『ゼルダ新作』は新型Switchのタイミングかな? ……という予想はずっとし続けてはいるのだが、Switch自体が好調すぎて今後どうなるかわからない。いったいいつになるのやら……。

 しかし、実は個人的に、そこまで『Splatoon』3作目の発表に気分が高まらない理由というのがあって……。
 というのも『Splatoon2』がさほど楽しくなかったからだ。楽しくなくなった理由は簡単、まったく勝てなくなったからだ。
 勝てなくなった理由が、どうにもよくわからない。私の目線では「いま絶対当たったはずなのに」しかし外れている……ということがよくある。どんなに頑張ってもエイムが合わない。判定が当たらない。

 ひょっとして『Splatoon2』になってから当たり判定小さくなったのでは? と疑ったこともあって、それで『Splatoon1』を引っ張り出し、比較検証をしてみたこともあった。同じだった。画面を並べて、プロモデラーのインクの射程範囲の検証をしたが、同じだった。
 どうも自宅WiFiとSwitchの相性が悪いらしく、まず回線がなかなか繋がらない。しかも頻繁に落ちる。『Splatoon』1作目の頃は回線落ちなんて滅多になかったが、『Splatoon2』はしょっちゅう起きている。頻繁に回線落ちが起きているということは、遅延も起きているのではないか……という気がしている。これは気のせいなのか、実際起きているのか、いまだに判別付かない。ただ当たっているように見えるのに、なぜか外れ続けている。
 一度プロバイダーに連絡を取って「有線にできないか」と尋ねたそうだが、環境的に無理だそうだ。
 『Splatoon2』という作品が悪いのではなく、どうもWiFiとSwitchの相性が悪いらしい……。この問題を解消しない限り、『Splatoon3』も同じところで引っ掛かって楽しみきれないかもしれない。どうにか解消したいのだが……。

終わり!

 さて、今回も『NintendoDirect』の話もおしまい。
 気になるタイトルは一杯あったんだけどね。
『ファミコン探偵倶楽部』あゆみちゃん可愛くなっていて嬉しい!
『トライアングルストレテジー』塩と鉄という資源を巡る争い。こういった資源を巡るお話をゲーム、あるいはファンタジーに落とし込む例は珍しい!
『スターウォーズ:ハンターズ』なにこれ! 『スターウォーズ』のゲームは映像がリッチなゲームハードで……という印象があったから、Switchで新規タイトルが発表されるのは意外!
『ノックアウトシティ』「コート」という有限の世界ではなく、広いエリアを利用して駆け回りながらドッジボール……なかなか面白い発想!
 でも『F-ZERO新作』『マリオカート新作』『メトロイドプライム4』『零シリーズ新作』とこの辺りがなかった! 特に『メトロイド』の発表はまだか!
 と、まあ注目したい作品が一杯あったのだけど、私も忙しいのでここまで。
 今のところ、購入確定は『スカイウォードソード』と『Splatoon3』の2作。この2作品が楽しみだ!


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