占い師は対面する～占いと猫とトラジャのコーヒーvol.30

週に2回、横浜市内の某占い館で対面鑑定している。
占いの対面鑑定を始めてまだ日は浅い。

それにしても対面鑑定はとても面白い、そう思うのだ。

占いの館に足を運ぶ人は悩みを抱えていることが多い。

その悩みを面白い、と言ってるんじゃない。

人間一人一人にドラマがあることを目の前で感じることができることに対面鑑定の面白さはあるのだと思う。
それは、相談者さんが、ちゃんと晴れやかな顔をして帰ってくれた時に限るのだが。

守秘義務があるので（あたりまえだが）誰にも話すことはないのだけれどそのドラマは確実に私の中に記されていく。

人間は面白いなぁと感じる瞬間だ。

話して話して話してもらう。

それが私の仕事だ。