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Blended Learning(ブレンド型学習の可能性)

最近、授業がZoomで行われるようになり、当たり前のように大学に行って授業を受けるのサイクルが突然変化した。今が自分の教えることへの再考のいい機会になってるのでそのことをまとめたい。

授業が講義の場合、オンラインは自分対画面なので、学びに対して、自分のペースを保てるし、ぶっちゃけ対面よりも自発的に没頭できる要素がある気がする。結論学びたいのならば、調べて、まとめて、アウトプットする。それが学びにつながり、また他のことを知りたいなーにつながる。それが自分のペースでできたら一番いいし、本来毎日の宿題はそのために出てるものだけれど、ただただTo do listのチェックとしてやってる学生も少なくない。自分もそうだったし。

でも、オンライン授業をやってみて言語学習の場合、「対面のほうがいいね」の部分も見えてきた。いくら言葉や構成がわかっても、アイコンタクト、身振り手振りを含めたジェスチャー、それからそれぞれの学生の雰囲気が映像では伝わりにくい。いくら「はい、○○さんとXXさん、話してみてー」と言っても、画面越しだと遠く感じる。

前触れが長くなったけれど、私は上に記したみたいに、テクノロジーによって学生が自主的に勉強するようになる可能性を前から信じている。その反面、対面じゃないと伝わらない感情や気持ちも大切にしたいと思っている。

自発的に学び、そしてわからないところ、対面の方が聞きやすい直感的な質問や練習、両方したい時どうしたらいいか。

そういや、Blended Learningっての

聞いたことがあった。

Blended learningとは、正規の教育プログラムの中で、少なくとも部分的にはオンライン配信によって提供された教材や指示を用いて、いつ、どこで、どのような順序やペースで学ぶかなどをある程度まで生徒自身が決められる状況で、生徒が学んでいく学習形態である(Wikipedia)

アメリカでは2000年初めにBlackboardなどのLearning Management System (LMS)が普及してきて、課題提出、成績のチェック、クラス内でのDiscussionなどがOnline上でできるようになった。今はCanvasというシステムがたくさんの大学で使用されている。(うちの大学も2年前からBlackboardからCanvasに切り替えた)。このようなLMSとZoomのコンビネーションにより、より教室活動に近いことが可能になったため、Online授業が可能になったと言える。

もっとブレンド学習について知りたい!

効果的あるんですかね?!

これを学ぶため、Courseraでコロラド大学ボルダーのLanguage Teaching with Technologyの先生が教えているBlended Learningのイントロのコースを取ることにした。

これから随時Updateしていこうと思う。(続く)



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