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【高校情報Ⅰ】 プログラミング Python 入門 第9話 データ型と型変換(キャスト)

動画を見たら以下の問題が解けるようになります

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■■動画解説■■


■■文字おこし■■

今日はPythonのデータ型についてやっていこう。

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データ型は、変数に入れるデータの種類のことなんだ。

代表的なものに大きく
数値型、文字列型、ブール型、リスト型等がある。


まずは数値型について。
100とか12とか整数の型であらわすものを、INT型っていう。
0.08とか小数点まで使って表す型を、Float型っていうんだ

次に文字列型は“おはよう”などの文字列であらわすものを
String型という。

次に、ブール型は
以前、比較演算子やったときに
3 > 2 などを正しいか、正しくないかを判定するときに
True、Falseであらわしたよね。
その真か偽かを表す型なんだ。
TrueかFalseのブール型はBoolean型ともいう。

このまえおみくじで大吉、中吉、凶っていうのをリストに入れたよね。
これはリスト型っていう

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変数にデータを入れるとき
プログラム言語によっては、この箱には数値が入りますよって宣言するものもあるんだ。
Pythonの場合は、自動的にデータ型を判断してくれるんだ。

Pythonのように、変数の型を宣言しなくても自動的に判断してくれるプログラム言語を 動的型付け言語っていうんだ

一方、明示的に変数の型を宣言する必要があるプログラム言語を
静的型付け言語

pythonのプログラムで、渡された値がどんな型かを取得するtypeっていう関数がある

実際にプログラムを書いてみていこう

# 数値型
atai_1 = 80
atai_2 = 0.08

# 文字列型
atai_3 = "おはよう"

# ブール型
atai_4 = (3 > 2)  # True
atai_5 = (2 > 3)  # False

# リスト型
atai_6 = ["大", "中", "小"]

print(atai_1, type(atai_1))
print(atai_2, type(atai_2))
print(atai_3, type(atai_3))
print(atai_4, type(atai_4))
print(atai_5, type(atai_5))
print(atai_6, type(atai_6))

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まえに消費税金額計算したときに
100×0.08をすると8.0と表示されたよね

zeikin = 100 * 0.08

print(zeikin)
print(int(zeikin))

これは小数点以下があるからFloat型だけど、
場合によっては小数点以下が不要な場合がある。
これを整数つまりINT型に変換するには
INT かっこの中に 変換したい値を入れたらいいんだ
実行してみよう。
さっきまで8.0だったのが8と整数値に変わったね。
この型変換のことをキャストと言ったりもする。

さっき、Pythonでは変数の型を宣言しなくても自動的に判断してくれるって言ったけど
データ型について学ばなくていいっていうわけではない。

import math
num = math.sqrt(4)  # 平方根(ルート) 引数に4
print (num)

例えばこれはmathライブラリをインポートしてルート4を計算して答えをnumに入れている。

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実行するとちゃんと2が出力されるね。

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ただ、ルートの中に文字列を入れたらどうだろう。実行してみよう。

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何かエラーになったね
strではだめnumber にしてというエラーだけど、さっきのstring型について理解していないとエラーの意味自体が分からないので、問題解決に時間がかかる。
さっき説明した代表的な型は良く使われるからしっかり理解しておこう。


復習問題

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答え

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