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ビバラ一日目を終えて

間違いなくこの一日は自分の中で伝説の一日になる
そう確信したVIVA LA ROCK 2021の1日目

私にとって初めてのことばかりだった。
初めての春フェス
というか初めてのフェス
初めてのさいたまスーパーアリーナ
そしてBLUE ENCOUNT以外は
すべて初めて生で演奏を見るバンド
こんなに初めてづくしの一日、
これから先起こるのだろうか…

1人でずっと行動してたけどそれで得したこともたくさんあって、
いよいよ1人行動のプロになりつつある。

直前でのまん延防止等重点措置の発令、
開催するにあたって多くの葛藤があったのは間違いない
それでも音楽を身をもって楽しむ空間を
作ってくれたビバラstaffのみなさん
まずは一日目ほんとにお疲れ様でした。

アーティスト手書きのマーキング
手指消毒をはじめとする感染対策のシステム作り
例年とは比べ物にならないルールの数
運営の手間が増えたことは間違いない。
参加した人たちの協力が不可欠だったはずだ。

しかし、やはり現実甘くはなかった

荷物による席取りの禁止をしていたのに関わらず、
席取りの多発、
そしてそれをきっかけとするトラブル

放置されている荷物をスタッフさんは
ビニール袋に入れて椅子の下に置く
そこに新しく人が座り、
もともと放置していた人が戻ってきた時に
トラブルになる
といった場面に何度も何度も遭遇した。

聞くところによればそれ以外にも
ルールを守らない事例があったようだ。

フェスのような楽しい空間を守るためには
自分たちは与えられた範囲の中で楽しむ術を
身につけなければならないと思う。
それが出来ないなら来る権利はないんじゃないか
そうしないと、
音楽イベントへの偏見・制限はなくなることは無い。
この息苦しい状況が続いてしまう。

フェスという大きなステージに戻ってきた
アーティストたちはほんとに輝いていて、
戻れたことに、誇りを持っていることは間違いない。
それに答えることが出来るのは、
精一杯の我慢とその上の楽しむ心だと思う。

確かに、去年さんざん
「今我慢すれば来年は楽しめますよ!」
と言われていた。
しかし結局は戻ってこなかった。

でもそんな短スパンで越えられる危機ではないことくらい
みんな分かっているんじゃないかな。
この長い戦いに勝つためには
今の我慢が繋がることはまちがいない。

じゃあ行くなって言う人もいるかもしれない。
でも、体の健康だけを優先して心をボロボロにする
それは果たして人間的なのか。
ちょっと哲学っぽいことになってきたけど
ここは考えなきゃいけないところなんだろうな
誰かがMCで言っていて、納得した部分だ。
(誰だったか分かったら追記します)
追記:04 Limited Sazabys GENさんでした。

更にもうひとつ。
アーティストのグッズを身につけるということは
イコールそのアーティストの看板を
共に背負うことになる
ということを肝に銘じる必要があると思った。
先のような違反行為をしたとき、
周りの人は間違いなく
Tシャツやタオルが誰のものか見るだろう。
そのとき、「ああ、あのバンドのファンだからか」
とレッテルを貼ることになりかねない。
実際私もそういう風に思ってしまったところはある。
それはどう考えてもアーティストにとっては負で
応援するつもりで着ていてもそれが仇となってしまう。
そんなこと、避けたいと思わないだろうか。
これは自分への戒めみたいなところもあるが
改めて感じたので文章にしておこうと思う。

何がともあれ、楽しかったのは間違いない。
2週間後、全員の無事が確認されて
初めて終了だ。
明日以降参加する人は
公式発表なりSNSなりを確認して
めいいっぱい楽しんできてください!

この見えない戦いの世界を超えて
虹のかかる明るい未来が
ちゃんと来ますように。

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