#伝統と暮らす

  • インフラと化した醤油

     泥棒猫です。  雨の日曜日。買い物に行くの、面倒だなあ・・・。と思うけれど、今日はすき焼きをすることが先週から決まっていた。家族みんな楽しみにしているから(もちろん私も楽しみ)やはり車を出すしかあるまい。  どうして今日はすき焼きなのかというと、先週やっと醤油が届いたからだ。  うちは醤油はずっとおっちゃんが届けにくる。おっちゃんというのは親戚でも何でもなく、本当にガチの、御用聞きのおっちゃん。サザエさんでいうところの、サブちゃんであろう。  私はそれを不思議だとも

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  • ふるさと納税で伝統工芸のススメ。和えるスタッフ愛用の一品をご紹介!

    最近、SNSでも「ふるさと納税の返礼品が届いた!」「今年のふるさと納税、完了!」といった投稿をたくさん見かけるようになりました。 ふるさと納税は、1年を通していつでも受け付けています。 ただ、「できれば混み合う前の10月には申込みをしたい…!」という方も多いようで(この仕組みについては、記事の最後でご説明します)、ちょうど今の時期に、どこにふるさと納税をしようか検討される方も多くいらっしゃいます。 気になっていたけれど、まだ一度も試したことがない、という方。 ふるさと納税

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  • 欠けた湯呑みを植木鉢にする

    どうもです。 私の最近の趣味は①陶器②植物③コーヒーなのですが、本日は①陶器②植物の話です。 先日、栃木県益子町の陶器屋さんを見ていたところ、すげ〜〜〜心に響いた湯呑みがありました。 それがこちら。 色が"良い"のよ…。たまに水溜りの一部がこういう色になっていませんか?あれの正体はよくわからないのですが(おそらく何らかの油が混ざっている。いやわからん)、私は小学生の頃からあれを見るたび「綺麗だな〜」と思っています。 「あの色」じゃん!!!!!! めっちゃ欲しいな…

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  • 息子が生まれてはじめて選んだ「器」

    世界一どうでもいい情報だけど、わたしは料理をすることが好きじゃない。 料理をすることは好きじゃないけれど、料理を盛るための「器」は好き。 本を読むことは好きじゃないけれどブックカバーは好き、みたいな感じ? スマホほとんどいじらないけれどスマホケース集めちゃう、みたいな感じ? とにかく本末転倒と言うか、なんでなんみたいな感じで「器」が好き。 素敵な器を見かけると、うわーん、わたしが作るショボ料理なんかを盛られるこの器さまがかわいそううう!!と嘆きながら、しれっと買ってしま

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  • 包丁を買ったら食費が月1万円下がった話

    最近「イイものを長く使う」をテーマに掲げた。 イイものは何か?っていう問題が出てくるけれど、ここでは一旦横においておきたい。 そういえば、筑波大学蹴球部の理念は「よいサッカー、よい選手、よい指導者」である。この「よい」がひらがなとしてあるところがミソで、含みを持たせてあるんじゃないかと思っている。真相は知らない。 でも、毎年4年生になる代がこの理念をもとにその年度のスローガンだったり目標を決めたりする。(ちなみに今年のスローガンは「再醒」らしい。僕が4年の代にタイトルを

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  • デザイン、テクノロジー、伝統

    毎日が平坦になりがちなコロナ禍で、つい変化を求めたくなるところだけれど、逆にきちんとしたルーティンをつくることで、小さな喜びを再発見できるのではと、日課にしていることがあります。 南部鉄器の鉄瓶で湯を沸かし、サーモスのボトルにコーヒーを詰めて、イッタラのティーマという深皿でグラノーラを食べる。 南部鉄器はよく知られるように保温性が高く、使い込むと艶がでて、内側に白い膜が張って錆びづらくなり、しかもお湯が柔らかくなります。 使い終わったお湯は残さず捨てて蓋を開けておくだけで、

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  • 日本の伝統工芸「つまみ細工」をオンラインワークショップで作ってみた。

    こんにちは。株式会社WHEREの高山(なな)です。最近、玄米にはまり、なんと2週間で体重が4kgほど落ちました(感動的です。リバウンドが怖いです笑)。 さて、今日は「つまみ細工」のオンラインワークショップを体験してきたので、その時のお話を少し。 まずは皆さん「つまみ細工」、ご存知でしょうか? 舞妓さんの華やかな髪飾りとして、使われている、「アレ」です。実は私も知らない間に、成人式の髪飾りとして使っていました。結婚式のお祝い事に使われることもあるそうなので、きっと皆さんも

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  • コロナ禍の食卓を豊かに②「錫ちろりと日本酒の最強タッグ」

    「ちろり」と聞いてすぐに何のことだか分かる方は少ないかもしれません。 居酒屋、和食屋さんで見かける日本酒用の酒器なのですが、今回は、その中でも錫(すず)で作られた「ちろり」をご紹介したいと思います。

  数ある酒器のなかで圧倒的な存在感であり、初めてこの「錫のちろり」でお酒を飲んだ時は、 「この口当たりといい、柔らかさといい、なんだこれは!」
と身震いがするほど美味しいものでした。

  そんな日本の伝統工芸品でもある「錫のちろり」にまだ、お目にかかっていないあなた!

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  • 【2021年春】オンライン陶器市参加レポート(益子・砥部・有田・萩)

    前回の記事では、GWに開催中の各地のオンライン陶器市(全11会場)を一覧でご紹介しました。 そのうち、 ・益子WEB陶器市 ・砥部焼オンライン陶器市 ・WEB有田陶器市 ・萩焼まつり の4つのオンライン陶器市で実際に買い物をしてみましたので、今回は感想や気付きを交えつつ、その様子をお届けしていきます。 1. 益子WEB陶器市4月29日(木)午前9時に開幕した、益子WEB陶器市。4月22日からサイトがプレオープンしていたので、ページを見回っては気になる作品を「お気に入り

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  • 越前漆器「蒔絵」🌺制作体験

    ■1.美しい蒔絵との出会いこんにちは。MichiくりころころのMichiです。今回は越前漆器の蒔絵制作体験の記事です。 買い物途中に伝統工芸売り場を通り過ぎようと歩いていると、かぐや姫がデザインされたキラキラと輝く漆器が目に飛び込んできて、どうしても気になって立ち止まらずにはいられなくなりました。お店の方に話を聞こうと声をかけると、蒔絵師の松田眞夫さんご本人という事が分かり、令和元年に天皇皇后両陛下御即位の際にお祝いの品を、そして秋篠宮眞子さまには文庫を献上され、平成21年に

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  • 鉄瓶とやかん

    我が家にはやかんというものは無く、ずっとお湯を沸かすのは基本、鉄瓶の仕事でした。 が、家人がリモートで終日家にいるので、いちいちお茶をいれて2階の仕事部屋に運ぶのが億劫になり、急遽石油ストーブとやかんを購入。 やかんに水を入れてストーブの上に置いておくと終日熱いお湯が沸いていて、何時でも温かいお茶が淹れられ、また加湿効果もあり、乾燥しがちな冬も快適になるというもの。水をペットボトルに入れて側に置いておき、空焚きに注意して注ぎ足していれば下に水を汲みに来る必要もありません。

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  • 節分と初音

    124年ぶりに2月2日だった今年の節分。豆まきをしたあと残った豆で、抹茶味のカリカリ大豆をつくりました。煮詰めた砂糖をにからめて、抹茶をふりかけて、菜ばしでパラパラになるまで混ぜます。これが結構おいしい。ココアや赤しその粉末でもできるそうなので、次はぜひ三色にしたいと思っています。 7日の稽古は、ちょうど白梅が咲き初めだったので、紅梅に鶯の薄茶器を出して稽古をしました。床には「雪裏梅花只一枝」永平寺 北野元峰 筆。鶯がその年に初めて鳴く声を初音というそうですが、まさに初音が

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