今日でAmazon誕生25年。デビュー当時はみんなこう言っていた… から今思うこと
こんにちは! 市川ヒロシです。
「Amazon誕生25年」と聞いて、
ぼくの頭に最初に
思い浮かんだワードは、
「ワンクリック特許」
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元弁理士のぼくにとって、
「ワンクリック特許」というのは、
印象に残るワードの一つなんですね。
■「ワンクリック特許」というのは、
長年、Amazonで用いられている、
「1-Click注文」の仕組み、ありますよね、
あの仕組みの特許のことです。
送付先や支払方法などを予め、
登録しておけば、
ワンクリックするだけで
即、注文が完了するため、
ユーザーにとっては、
入力の手間が省けて、
とても便利な機能だったわけです。
■ところで、なぜ、
この「ワンクリック特許」が
ぼくの印象に残っているかというと、・・・
1990年代後半から、特許の業界では、
「ビジネスモデル特許」というのが
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注目され始め、
その代表的な事例が、
このAmazonの「ワンクリック特許」
だったからなんです。
当時、
ビジネスモデル特許というのは、
「インターネットを使った
新しい商売の仕方や仕組みが特許になる」
ということで、一大ブームになったんですね。
そして、今でも、
ビジネスモデル特許は、
時々、注目されます。
最近、注目された
ビジネスモデル特許としては、
あの「いきなり!ステーキ」の
ビジネスモデル、
「ステーキの提供システム」の特許が
挙げられます。
■さて、Amazonは、
「ワンクリック特許」を
世界中で(もちろん、日本も)
取得していました。
そのため、
「1-Click注文」という仕組みを、
Amazon以外の企業は、どこも、
マネすることができなかったんですね。
その結果、
Amazonの利用者は確実に増え、
この特許は、
売上にかなり貢献したと思いますね。
ちなみに、
この特許がアメリカで
最初に出願されたのが、
1997年9月12日。
それから20年経った
2017年9月12日に、
この「ワンクリック特許」の
特許権は消滅したので、
今では、
この技術は誰でも使えます。
■こんなふうに、
ビジネスのアイデアを
収益化に結びつけるのに、
特許という仕組みは
素晴らしいものなんです。
しかし、現実には、
手続きも難しいし、
実際に特許が降りるまで
相当な期間を要します。
なので、
個人ビジネスで利用するには、
相当、壁が高いと思いますね。
でも、
特許を使わなくても、
今なら、
自分のビジネスアイデアを
簡単に収益に結びつける方法が
あります。
もし、興味があるなら、
コチラを見てみてくださいね。
↓↓
【参考】
・Amazonのワンクリック特許(その1)
Amazonのワンクリック特許(その2)
・いきなり!ステーキのビジネスモデル特許
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