プロトレーダーレポート 2/28

毎週月曜朝か日曜夜に、ローソク足のプライスアクションに着目した相場分析レポートを配信します。実際に私自身がトレードする際に見ているサポートとレジスタンスを共有しています。分析は基本的に8時間足以上のみで、スイングトレードを前提にしています。
8時間足を使っている理由としては、1日をアジア・ロンドン・NYの3つのセッションで分割できるからです。感覚としては、日足に近い使い方をしています。

高値安値とトレンドの定義、エントリーの考え方は以下を参考にしてください。(この手法をまとめた記事も作成中です)

注意:この記事は私個人の見解を示したものであり、教育的視点での情報発信を目的としております。投資勧誘を促すものではありません。投資を行う際は、それに伴うリスクを十分に理解した上、判断は自己責任で行ってください。
また、本記事はエントリー価格を配信するシグナルサービスではありません。あくまで分析と、その結果から得られる反発する確率の高い価格を記しているだけであり、本記事で提案されたトレードを強制する意図はありません。

UDSJPY 日足

ドル円から見ていきましょう。矢印の下落は下降トレンドとして成立しているため、その最安値をつけたローソク足にはショートしたトレーダーが多くいるという想定でいます。現在価格は上昇しており、金曜日の時点でそのローソクから反発しています。
今週の狙いとしては、引き続きこの上昇が継続すると考えています。下位足でエントリーのチャンスを見ながら、ロングを検討します。
利確目標として、現時点での最高値を設定しています。

EURGBP 日足

次はユーロポンド日足です。先週はこの通貨ペアでかなり良い上昇を捉えることが出来ましたが、今週も引き続き上昇すると考えています。
チャート上にマークしたローソクにショートが多くトラップされていると考えています。そのローソクの高値を超えたことで、こう反発ゾーンとなります。
今週のメインシナリオとしてはマークした緑色のラインからのロングを検討しています。エントリーは下位足でのエントリーを考えています。

USDCAD 日足

ドルカナダドルは日足でしばらく長期的なレンジ(私はこういうレンジを拡散レンジと呼んでいます)後に騙しで上へ抜けたのち再びレンジ内に入ってきています。このような長い期間のレンジは他トレーダーのポジションの偏りを予測するのが結構難しいです。なぜなら、長い時間ポジションの蓄積が起きたため、ロングもショートも大勢いるため、上がっても下がっても不思議でない状況となってしまっているからです。
来週の狙い目としては、レンジの上限からのショートを想定しています。今までのような高反発ゾーンではありませんが、普通にレジスタンスとして機能しているためショートを考えている場合有効な価格と言えます。

USDCAD日足

利確目標は週足の高反発ゾーンです。週足で見ると、下降トレンドの最後のローソクでショートトレーダーがトラップされている可能性が高く、強い反発が期待できます。こちらのロングシナリオに関しても念頭においてトレードすることをお勧めします。


USDCAD週足

AUDUSD 8時間足

今週の最後はオージードルです。1ヶ月ほどゆっくりと上昇していましたが、木曜日から下落に転じています。これも前述した通りの拡散レンジのパターンとなっており、明確にロング・ショートのどちらがトラップされているかは分かりにくい相場状況となっています。
しかし、急騰後の急落で多くのロングトレーダーが高値付近でポジションを抱えている可能性は高く、ショートエントリーの価値は高いと感じています。すでにゾーンに入っているので、月曜日の午前の値動きを見ながらショートを検討します。
利確ですが、チャート上の緑の線か、下落時につけた最安値をターゲットとすればいいでしょう。


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