そろそろ言っちゃっていいですか？HSP茶番を終わらせよう！
日本中にあっという間に「HSP〜繊細な人〜」がなぜ広がったのか？
これはメディアの表面だけの情報発信と
日本人特有の「異常ではないと思いたい」という意識に
需要と供給がぴったりきたからです。
けれど、専門家たちは、じっとこの茶番を見守ってきました。
「早く気づいてね、その先を」と。
私もその一人です。
HSPの指標となっているターゲットが乳幼児だったって知ってた？
「５人に１人は敏感な人」などというフレーズは見たことがありますよね？
その根拠ってどこからきているか知っていますか？
HSP研究をしていたAron & Aronは、HSPを15～20%とする根拠としてKaganの乳幼児の気質についての知見を提示しています。
はい。ここ。
気づきましたか？
「乳幼児」を対象とした研究がベースになっているんです。
乳幼児の
「感覚処理感受性」の研究に基づいて発表されている数字です。
「俺って人の表情とかに敏感だからHSPかな？」と思って
メディアや、サイトや、書籍をさっとみて
簡易チェックなどで
「これこれ。俺！俺ってHSPやん！」となったあなたは
まんまと落とし穴にはまっちゃってるんです。
本質的な研究に
商用的な要素がくっついて、書籍やメディアが広まったからです。
あ。でも落ち込まなくっていいですよ♪
自分を知ろうという気持ちは、とても大切な成長欲求です♪
HSPについての見解には「感覚処理感受性」というキーワードが出てくるのですが、これが曖昧！
HSPの特性を分解すると
「認知的処理の深さ（D）」
「刺激に対する圧倒されやすさ（O）」
「情動・共感的反応の高まり（E）」
「ささいな刺激への気づき（S）」
があるのですが
この４つがなぜ互いに関連すると想定されるのか
またこれらの特徴のうち
どれがもっとも定義とかかわるのかは、まだ不明瞭なままなのです。
チェックテストなどをされた方は、きっとこのカテゴリーに分かれた項目だったはずです。
けれど、この項目どうしの関連性は、まだ明確になっていません。
研究の発展途上というところです。
発達障害とHSPの違いについて知っていますか？
情報や刺激の受け取り方にについての敏感さを
わかりやすく表現しているのが「HSP」です。
刺激をどう認知し
どう受け取るか
の部分ですね。
発達障害に関する部分は
その次の段階にも特徴があります。
情報をどう処理するのか、どう分類するのか、どう手放して、どこまでこだわるのか、どう発信するのか・・・など
ここで凸凹が生まれてきて、得意な環境と、どうしても適応し難い環境があるという感じです。
なので「HSPだ！」で終わって欲しくないんです。
自分の特性（凸凹も含めて）について、HSPで終わらずに、しっかり知って欲しいんです。
自分の凸凹を知るには？
発達障がいか、障がいではないかと決めるのは
実はドクターでも心理師でもなく
「環境（社会を作っている一人一人）」なんです。
特性にあった環境で生活していれば
凸凹の凸が活かせるので、「才能」として認められます。
それとは逆に
特性にあっていない環境で生活していれば
凸凹の凸が否定され、凹が目立ってしまい
生きづらさを感じるので
障害になるのです。
そして
そんな環境を作っている一人ひとりというのは
「あなた」「私」です。
自分の凸凹を自分で理解していないまま、人と関わっていては
知らず知らずのうちに、人の凸を否定してしまいます。
HSPで終わらないで
自分を知って
自分に優しくしませんか？
さぁ！一緒に自分の凸凹をチェックです♪
発達障害と間違えられるマルトリートメントを知っていますか？
マルトリートメントとは？
□子どもの将来を思って、塾や習い事をハードにさせる。
□子どものためにと、親の価値観を押し付ける。
□知らず知らずのうちに、きょうだいや他の子と比べる。
こうした親のかかわりや
「これをしないと◯◯になるよ！」という言葉による脅しや罵倒
無視する、放っておくなどの関わり方のことです。
【避けたい子育て＝マルトリートメント】と【大人の生きづらさ】
幼少期に怒鳴られたり、怯えたりした経験があったり
家族の不仲や、想いを表現できない家庭環境での辛さを
我慢したまま大人になると・・・
脳の傷がうまく回復せずに
情緒が不安定になってコントロールできなくなったり
人の表情や言動に過敏に反応したり
頑張っても頑張っても学習がうまくできなかったりと
現れ方は人それぞれですが
発達障がいと重なる特徴が
出てくることもあります。
HSPとも勘違いされます。
（もちろん個人差はあります。）
この場合は
まずは心に封印した傷を癒すことが大切です。
このまま放置しておくと、大人になってから、不眠や悪夢、パニック発作、解離性障害や身体化障 害、独特の対人関係の問題、薬物 ・アルコール依存等の嗜癖行動等の情緒的、行動的問題となって出てしまうこともあります。
破壊欲求や
束縛
家庭内暴力
デートDVなど
他人を攻撃して自分を守る行為になって現れてしまう人もいます。
だからHSPで終わらせないで！
HSPで終わらせずに
凸凹チェックや
心の健康チェックをして
自分のありのままを知った上で
自分を愛してあげてください♪
ワクワクした未来を積み重ねていきましょう♪
大丈夫！いつからでも、またスタートです♪
あなたは素敵なかけがえのない１人だから
そのままでも大丈夫。
隠さなくっていいし
カッコ悪くもないんです♪
凸凹だって、誰しもにある
グラデーション♪
自分の色を知っておくと
もっと幸せが増えますよ♪
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