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コンセプチュアルというか尖った作品

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 前回の記事に引き続き、この映画もかなり前に映画館で見た作品なのですが、TOHOシネマズ・シャンテにて『ライトハウス』という映画を観てきました。

 モノクロ、画面比率が1.19:1、劇中の登場人物が殆ど2人しか出てこないという非常にコンセプチュアルというか尖った作品でしたが、見応えのある作品でした。これを機会に本作の監督、ロバート・エガースの前作『ウィッチ』も観てみたのですが映像の質感が良いですね。

 人魚という寓話的なモチーフの使い方、灯台という限られた空間でのストーリー展開、ディティールで勝負する作品なだけにネチネチとしたセリフのやり取りなど仕草による苛立ちの表現など見応えがありました。

 配給のみならず製作にA24が入っておりますが、この会社が製作or配給する作品はハズレがないです。Wild Bunchと並んで今後も要チェックな配給会社となりそうです。

 そしてTOHOシネマズ・シャンテのセレクションはかなりおすすめです

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