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【経験談】英語耳のために両親がしてくれていたこと

こんにちは、歯科衛生士ライターのミホです。

現在外資系IT企業に勤務しており、日常的に英語を使うのですが、スピーキング力がほとんどありません…

ただ昔からリスニング力はあったなと思います。そのため小学校、中学校、高校を通して、英語だけはいつも高得点でした。大学も、英語が得意だったゆえに入れたようなものです。

その代わり、勉強して意識的に覚えないと答えられないような、文法や品詞の名前等はずっと苦手でした😂

(受験票を忘れて当日トラブル続きだった大学受験(でも受かった)話はまた別で書きますね…笑)

いま2人の子ども(4歳・2歳)がいますが、やはり英語力はつけてほしいなと思います。とはいえ毎日仕事と子育てに追われ時間が無い中で、将来的に本当に効果があることしかやりたくないとも思います😅

ゆえに、幼少期に両親がやってくれていたこと(実際に自分で結果が出ていたなと思う部分)を備忘録として書いておきます。


ディズニー英語システム

ディズニー英語システムは効果があるのか

「英語ができる子どもになってほしい」と思う親が一度は検討するであろう、ディズニー英語システム(DWE)

私の両親は比較的教育熱心だった?ので、うちの実家にもありました。結論としては、「効果があった」と感じています。

同システムを斡旋するつもりは全くないので、理由はともあれ具体的にやっていたことを先に書きます。

幼少期にやっていたこと①就寝前の聞き流し

当時はCDやカセットテープの時代です。両親が私たちを寝室に連れて行ったついでに、カセットテープでディズニー英語システムを流し、おやすみ〜といなくなるシステムでした。笑

聞き流していたのは、ディズニー英語システムのストーリーの部分だけをひたすら英語で読んでくれるものです。

同システムはこのストーリーのみのものと、教える側(主に両親)向けの日本語での解説が入ったもの、歌のみのもの、…と、いろいろな形式で構成されています。

31歳になった今、どんな内容が流れていたかなんて全く覚えていませんが、就寝前の記憶は頭に残りやすいというのでこの効果は大きかったかもしれません。

これなら私も真似できそうです😇早速昨日、小型のスピーカーを買いました。笑

幼少期にやっていたこと②英語で歌を歌う

就寝前に英語を流しておやすみ〜以外は、日常的に英語をかけ流しておく、等はありませんでした。

親になった今ならわかりますが、小さい子どもがいるとそんな手間も面倒に感じるくらい日々に追われますよね😇

ただ私は小学生低学年くらい?の頃には「英語=楽しいもの」になっていました。ここまでくればもう勝ちだと思います。自分でディズニー英語システムの歌の本を出してきては、CDを流して見よう見まねでよく歌っていた記憶です。

CDとCDを流す機械、歌の本はリビングの真ん中にあり、すぐに出せる状況になっていたのも良かったと思います。

これも簡単に真似できそうです。

幼少期にやっていたこと③両親が学ぶ姿を見る

母は教員免許を持っていたこともあり、自宅で塾を営んでいた時期がありました。それもあってか、子どもたちに勉強を教えるために勉強していたり、ハリー・ポッターの原書(もちろん全部英語)を訳しながら読んでいたりする姿を常に見ていました。

そこから直接私の英語力につながることはありませんでしたが、言わずもがな子どもは親の姿を見て育つので、学ぶものはあったと思います。

当時、「学校に行っていないのに何で家でも勉強するんだろう??」と思った記憶はあります😂

今は子どもが小さく、自己研鑽をするとなれば子どもたちが寝静まってからになるので、いずれは実践したい…です…😷

幼少期にやっていたこと④母と一緒に学ぶ

一時期母と一緒にディズニー英語システムをやっていた記憶もあります。

先述の通り同システムには、教える側(主に両親)向けの教科書のようなものや、日本語での解説も入ったCD等も用意されていました。

そのためそれを使って一緒にストーリーを読んだり、理解度チェックをしたり、塗り絵をしたりしていました。

ただ最初の方だけでしたね。母も疲れたんでしょう😅笑

ディズニー英語システムで効果があったと感じる理由

理由1:リスニングができればリーディングもライティングも大体できる

英語のReading(読む)力やWriting(書く)力は、特に中学校・高校で鍛えられる(というより嫌でも鍛えるよう強いられる)部分かと思います。

言い換えれば、これらは努力次第で成績が上がりやすい部分かなと思います。

それに対してSpeaking(話す)とListening(聞く)力は、とにかく経験(≒練習量)がものをいう部分だなと思っています。

中学生になると急にテスト等でListening力が求められます。努力でこの力をつけるのは、相当な努力と時間を要すると思います。他の教科の勉強もあるし、部活や友達との予定もある中、簡単なことではありません。

そういった点で、幼少期からディズニー英語システムで耳を慣らしておくのは、リスニング力に効果があったと感じています。

余談ですが、SpeakingとListeningが問題なくできれば、ReadingもWritingもおおむね問題なくできるように感じています。

頭の中でもう理解できているので、それを文字に落とせば良いだけだからです。日本語と同じで、多少の誤字や文法ミスがあっても伝わります。あくまで個人的な感覚ですが…。

そして外資系企業で働いている今、正直ReadingとWritingは全くできなくても、DeepLやGoogle翻訳でどうにでもなるのでは?と感じています。

理由2:ネイティブの発音を耳にすることができる

ディズニー英語システムでは、12に分けられたストーリーをベースに学習を進めていきます(現在は違うかもしれません)。1ストーリーで1冊という形で12冊あり、進むほどに英語のレベルも上がっていきます。それぞれに合った歌や絵カード等で英語を学びます。

ちなみにうちで使ったのは最初の3冊だけでした😇笑

それでも、31歳になった今でも、当時学んだ歌はほぼ一言一句覚えていて歌うことができます。これは子どもならではの暗記力ですね。

幼少期は「この英語の意味なんだろう?辞書で調べよう」とはならないので、正確な理解はできていなかったと思います。しかし耳では覚えているので、なんとなく「aはこういうときはこう読むんだな」という感覚がついていたかもしれません。

そのためか、以下のようなセンター試験冒頭の発音系の問題は、何も考えなくても正答を選ぶことができていました。

センター試験の発音問題の例

理由3:ミュージカルタッチの歌が多く楽しみながら歌える

楽しく覚えさせる仕組みも多くあるのが同システムの良い点だと思います。ディズニーランドで流れているようなミュージカルタッチのものであったり、数秒前に歌った歌詞を覚えていないと次が歌えないような歌詞であったり。

スピード感のある歌やしっとりした歌など、レパートリーも多いので飽きずに英語に触れることができます。

ホームステイの受け入れ

私が海外へ行っていたのではなく、日本へ留学に来ている学生たちを、両親が実家で受け入れていました。ホームステイ先としてです。

初めての受け入れは私が小学2年生のころです。そこから時には夏と冬の年に2回、私が高校3年生になるくらいまで毎年受け入れていました。

当時はGoogle翻訳やDeepLといったものはもちろん知りませんでしたし、ポケトークのようなリアルタイム翻訳の機械もありませんでした。ただ夕食後の1〜2時間、その留学生と2人きりでゲームをして遊んだり、英語を教えてもらったりしていました。

思い返せば、みんな日本語を学びに日本へ来ているため、日本語がほとんどわからない留学生ばかりでした。そのため自然とネイティブ英語に触れる機会は多くあったなと思います。

ただこれは地域で受け入れ先を募り、地域全体で受け入れを行なっていたという経緯もあったでしょう。やりたいと思ってやれるものでもないなと思います。