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スイングの構造について

1.スイングの構造を説明する前に…

 今回は「スイングの構造」という内容についてまとめていきたいと思います。ですが、その前に指導者として大切なことを共有しておきます。

 例えば、打撃指導をしようとした時に、教えようとしている打撃スイングの構造がわかっていないまま指導している指導者がいたとします。この場合、安易に想像できますが、自分が教えようとしてることの構造がわかっていないので教えることができるわけないというになります。野球という世界には教科書がないため、それぞれ指導者が勝手な認識で選手を指導していることが多く、様々な現場を見てきた私の感想です。

 本来であれば、世界共有の認識のようなものがあって、これさえ勉強すれば野球が指導できる教科書があればいいですが、現状それがありません。

 では、指導者は指導する前にしなければいけないことがあります。それが、

「選手と共有の認識を持つ」

ということです。なので、共通の指導用語を持つ必要が指導者と選手にはあります。この基礎なしにして指導している指導者は、「日本語しか知らない人間に英語で話しかけてフランス語を教えている」ような状態であることを認識してください。

2.スイングの構造

 では、本題である「スイングの構造」について説明します。大体のことは野球経験者であればPDFデータを見ていただければわかると思います。なので、それぞれのポイントについては今回説明しません。なので、ここではPDFデータのはじめの説明文のみ解説させていただきます。

「“身体の使い方”ではなく道具としてのバットがどのように動くのか」

 多くの打撃理論がネット上に乱立している時代ですが、体の使い方を解説・説明している理論は多いですが、そもそもバットがどう動くのかということから触れている理論は少ないと思います。なので、体修塾としてはPDFデータにあげたような指導用語を用いて理論を説明するようにしています。

 いつか、ファーストローテーションなどの指導用語が野球指導の現場で普通に使われる時代が来てくれることを願っています。なので、この記事を見てくれている指導者の方々にはぜひ使ってください。そして、その時に一言「体修塾」という言葉も出していただけると嬉しいです。

3.スイングの構造を利用方法

 この「スイングの構造」や指導用語などを理解していただけると、体修塾の指導時に打撃理論が理解しやすいという利点があるのは当たり前なのですが、他のメリットもあります。それは、

体修塾「スイングの構造」を使って他の理論を研究する

ということです。

 先ほども申しましたが、多くの理論は「スイングの構造」を説明なしに理論を掲げていることが多いです。そこで、すべてのスイングに出てくる体修塾「スイングの構造」を使うと他の理論も理解が進みやすくなります。

予告:次回の投稿では体修塾「スイングの構造」を利用した体修塾打撃理論の説明と体修塾「スイングの構造」を利用した他の理論の説明もしていきたいと思っています。次回の投稿も楽しみにしていただけると嬉しいです。

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記事を読んでいただき、ありがとうございます。もし宜しければサポートをお願いいたします。新潟県の野球のために使わせて頂きます。その内容も、必ずnoteで報告させて頂きます。よろしくお願いします。