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野球とサングラス

野球をするときに選手にサングラスかけさせていますか?

前に、ある指導者の口から不意に出た言葉が私の頭の中に残っています。

「子供がサングラスなんかかけて、生意気だ!」

このような指導者から指導を受けている選手は今すぐに指導者を変えた方が良いと思います。

1.紫外線が目に与える影響

 長時間、強い紫外線を浴びると、白内障や黄斑変性症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。また、角膜炎になるリスクもあります。

 野球というスポーツは小学生でも真夏に一日、練習や試合をやっていることがあります。そもそも、短時間の練習で良いことは間違いないとは思いますが、長時間やるのであれば、選手にサングラスをかけさせることは指導者の責任でもあります。

2.サングラスの選び方

サングラスを選ぶ時のポイントとしては、機能を重視しましょう。

 よく間違えるところは、レンズの色が濃いほど紫外線をカットできると考えている選手もいますがそうではありません。

 見て欲しいのは「紫外線透過率」になります。紫外線透過率が1%以下ということは、紫外線を99%カットするということになります。この数値が少ないものを選ぶことをお勧めします。

3.色の濃いサングラスをかける時の注意点

 紫外線のことだけを考えれば、色のついていないレンズでもいいのですが、野球のプレーに関係するところで光を遮断したい、太陽とかぶっても取れるようにしたいなどの要望もあると思います。もちろん、色付きを買っていただいて構わないのですが、そのときには注意が必要です。

目は、暗いところでは瞳孔が開き、多くの光を吸収しようとします。このときに、紫外線カット機能の低いサングラスをかけてしますと、目への悪影響ができてくることがあります。

なので、原則「紫外線透過率」の低い紫外線をしっかりカットしてくれるサングラスを選ぶことが大切になります。

4.最後に

私が指導させていただいている「新潟CROWN」というチームはサングラスをかけることを選手、保護者に推奨しています。自分の目は自分で守る。当たり前のことだと考えています。カッコつけてるとか思いませんので、みんなにかけて欲しいと考えています。

むしろ、ちょっとは格好付けようとも思っています。野球人おしゃれ化計画。

記事を読んでいただき、ありがとうございます。もし宜しければサポートをお願いいたします。新潟県の野球のために使わせて頂きます。その内容も、必ずnoteで報告させて頂きます。よろしくお願いします。