いぬい沖
短い創作漫画
映画、漫画、小説など自分が「いいなあ」と思ったものの感想。 拙い文章ですが興味を持ってもらえたら嬉しい。
4月と5月の写真。 緑がわさわさで嬉しい季節だ。 あまり遠くには行けなかったけど、やはり写真を撮ることはたのしい。
自分はノンバイナリーなのですが、 この言葉を知ったのが本当に最近のことで、 「自分の悩むモノに名前がある=世界で一人ぼっちではない」 と安心しました。 おそらくまだ「ノンバイナリー」という言葉は浸透していないかもしれないので、 他人に理解してもらうためではなく、自分と同じように、 「自分を表す言葉」を知らなくて苦しんでいる人がいたら、 自分自身を理解するきっかけになったら、 まわりと感覚が違う事で苦しい心が、ちょっとだけでも楽になったらいいなと思います。 ここに書くのもす
「たすく、お前ホモ動画見てたん? お前、そうなん?」 夏休み前、クラスメイトに問い詰められる少年・要 介(かなめ・たすく)。 彼には想いを寄せる同性の同級生がいた。 「しまなみ誰そ彼」/鎌谷 悠希 ゲイ。レズビアン。トランスジェンダー。アセクシャル。クエスチョニング。 「性的少数者」と呼ばれる人々にも様々な呼称がある。 呼称がある事に対して安心感を覚える人もいれば、 そのカテゴリに当て嵌まらない、当て嵌めたくない人もいる。 「しまなみ誰そ彼」は、広島・尾道を舞台に、
恥の多い生涯を送って来ました。 何処かの名作のような書き出しだが、 人間が成長する過程で「恥をかく」のは必要な事なのだと自分の人生を振り返って思う。 長く続く人間関係の上で恥をかくのはとても引きずるが、 旅先の一時的な人間関係で恥をかくのはその場限りで、 その恥を繰り返さないように生きていく事で成長するのだと思う。 旅の恥なら掻き捨て。 そんな「恥」をたくさん経験して来たのが「下北沢」と言う街で、 その中でも「下北沢GARAGE」と言うライブハウスは20代の自分が多くを過
「いっしん虎徹」 山本兼一新年あけましておめでとうございます。 今年は「寅年」なので刀鍛冶・長曽祢虎徹をモチーフとした小説「いっしん虎徹」を。 刀鍛冶の物語というのはなかなか珍しいのでは無いかと思いますがこれが面白い。 刀鍛冶・長曽祢虎徹に関しては色々な説がありますが、 本作では越前で甲冑師をしていた興里が36歳で刀鍛冶に転向する。 江戸に出て和泉守兼重に師事し、その後自分の鍛冶場を開く際、 兼重の鍛冶場で気になっていた火床を自分の使いやすいように工夫した。 それを見た兼
先日友人と奥日光へ。 山を登るにつれて紅葉していく景色の変化が美しかった。 霧がすごかったのだけどさらに登っていくと霧が晴れて雲間から青空がのぞく。 知らないことが多いな。 竜頭ノ滝 ここの茶屋で食べられるお雑煮が美味しかった! 揚げたお餅が3つ入っていて600円。やすくておいしい! 裏側はまだ緑。 華厳の滝 ノープランで行ったので閉館ギリギリで申し訳なかった…。 霧がすごくて異世界。 晴天もいいけどこういうのもいい。 先日全国魅力度ランキングで最下位になった栃
いわしの手開きがやってみたくて、初挑戦。そして南蛮漬けを作りました。適当だけどおいしくできた。 手開きは難しい。(写真も難しい) 以前ふと小間切れ肉を見て、これも元は豚なのだよな、と思うと、その過程を知らずに当たり前に使っている事が怖くなった。 だから、肉は捌けなくとも、自分の手で魚を捌けるようになりたいと思った。 なんというか、大変な事を知らずに当たり前に使っているのって怖いなーと思うのだけど、まあ全部が全部自分でやる必要もないし適材適所というか餅は餅屋で良い。 ただ
今まで自分のブログに書いていたことをnoteに移してみようかなと。活用したい。
(※7月に書いた自分のブログからの転載、加筆です) もののけ姫を映画館で見ました。 ジブリ作品って「金曜ロー○ショーで見るもの」と言う感じで映画館でしっかり見たことってないかもしれない。 馬鹿みたいな感想なのですが絵がうまい…。 と言うのも、画面の端々までキャラクターが動いてるんです。 「役者が演技をしている…」と思いました。 コダマも人間も、たくさんいるのに顔がみんなバラバラで個性があり細かい。 アシタカが「曇りなき眼」で見た、人間の文明と山の神々の誇り。 どちらか