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カッコつけのカッコ悪いわたし

ぜーんぜんダメな日

「自分で考える」
ってのと
「素直に聞く」
ってバランスが難しいなぁって思ったお稽古。


久しぶりのお点前で
思い出さなきゃ
と思いながら
次はこれ、その次はこれって
頼りない記憶をたどる。


間違えちゃいけない
なんてのは
一度も言われたことがないのに
勝手にそういうの背負ってみて
それの他に
心のどこかで
褒められたい欲もあるんだと思う。


次はきっとこうだ
ってのを自分の頭で考えているとき
わたしは先生の声を素直に聞けない。

右って言われたのに左を持ったり
やらんでもいいことしてみたり
「今日はどうしちゃったのかしらね」
って言われる始末である。

「本当に、どうしちゃったんですかね」
って言ったら先生は笑ってたけど。

どうしちゃったのかしらね
と思いつつ
なんとなく原因は分かる。


この日の上手くいかない原因は
カッコつけたい欲だったんだよな。

思えばここ最近の上手くいかないことは
大体カッコつけたい欲である。

「久しぶりのお点前だったけど
間違えないでできたのすごいでしょ?」
がしたかったのかなぁ、
間違えないがすごいことでもないのにね。


カッコつけたい欲が
素直でいた方がいいよねぇって思ってるわたしに
ちょっかいかけてくるのかな。



わたしのど真ん中にどん!って
カッコつけたい!
ってスポットライトが当たるようにできたらいいんだけど

ちょっかい出すしかことくらいしかできない
根性のないカッコつけたいだから
ちょっとまだ厄介なのである。



まだこのカッコつけたい欲とは仲良くなれてないけど
手名付ける方法のひとつは今日みつけた✌️
それが
「わたしめっちゃカッコつけなんですよね」
って言っちゃうこと。

これで
スポットライトを当てられなかったカッコつけに
スポットライトを当てあげて
カッコつけであることを白状しちゃうみたいな

隠すということが
隠してるものを無意識に悪にしちゃうような気がするので
カッコつけたいカッコ悪いわたしも
口に出せばかわいいやつっていう認識に変わるのかなぁ。

なんてことを思いました。


歌舞伎座にあるカフェ、辿りつきにくくて穴場である。




このモンブランは食べる濃茶だった…
なんて贅沢なモンブラン…🌰
秋って最高、
緑が見えるカフェってのも最高である。

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