コーヒーを飲むところ、を越えたお店の存在意義について

本日2021年一回目の営業でした。
緊急事態宣言がでたなか、営業をするかしないかをかなり悩みました。
結果、席数を減らして、17時までの短縮営業とさせていただきました。

常連のお客様、新規のお客様と席数を減らしたうえで終日ちょうど埋まるくらいにご来店いただきました。今日も沢山の笑顔をみることができて(マスク越しですが)とてもうれしい素敵な一日でした。

不要不急の外出を控えてくださいというなか、保証無して自主休業というのは難しいですよね。そのように感じているお店の方々は沢山いると思います。

でもコロナの感染者数をみたり、医療従事者の方々の状況をみるとそうも言っていられないような気もして何が正解ということではないのではりきって営業するのか休業するのか 難解な問題です。

はじめの緊急事態宣言のときはその前に自主的に休業しました。でもそれをずっとしていくこともできません。もし自分が飲食のみで生計を立てていたらなおさらです。自分の場合は他の仕事もあるのですが、だからといってこちらも遊びでやっているお店ではないので休業すればいいという簡単なことでもないと思いました。

また精神的にお店に救われているというかたが沢山いることや、もちろんロスも沢山出ます。そういうことを含めて難しいと思いました。
でも、でもどうなのか…と本当に悩みました。(現在進行中)

しかし来週からは休業をするかもしれません。

お店を開けたらお客様はきてくれますし、お店からもきてくださいというメッセージになります。

きてほしいのにきすぎてほしくない、はとても中途半端でなんだかモヤモヤします。
 
うちのお店の存在意義は、孤独ではない人との繋がりの暖かさであったり挫けそうな人が頑張ろうと思えるような価値の提供だとすると必ずしもお店を開けなければいけないわけではないので、
またステイホームのツイキャスでのライブ配信かな、という方向が現時点での結論です。
 
コーヒーを飲めるところは沢山ありますが、うちのお店にしか提供できない価値、を提供することが使命でありこれが、存在意味だなとおもいます。

大袈裟かもしれないですが自分はただ飲食してもらう猫かわいいね～、おいしいね～、映えるね～だけの場所、ではなくカウンセリング要素を含むカフェ、のつもりで運営しています。

なのでそれに近いものを何らかの形で提供し続けることを途絶えないようにしたいと思っています。

ライブ配信ではお店の営業ほどの売り上げはたたずそれはまたコロナに負けたようで悔しいので、自分のカウンセリング業ないし、お店の新しい取り組みを考えて調整できるよう頑張りたいと思い戦略？を練りなおさねばと考えています。
 

それにしても今日もお客様から山のようにいただきものをもらいました。小山製菓さんのかしわもちと福袋……

ほかにもいくつかお店においてきてしまったのでそれはまた後日記録に残したいと思います。かわいいマスクとかうずちゃんへのこたつ(！)とか…
ありがとうございました涙

あと、とんでもなくうれしいことがあり、
自分の大好きなバンド藍坊主のファンのかたが藍坊主好きな人がやってるお店というのとでたまたま検索で出てきたということでご来店くださいました。

歓喜！！

好きな曲をきいて流させていただきました。

この事に限ったことではないですが、好きなものを好きという気持ちとか、うれしいことをうれしいと思う気持ち、たのしいことをたのしいと感じる気持ち、ひとりでも充分ですが、共有できるとそれは何倍にも膨れ上がりますね。

そんなうれしい出会いに乾杯でした涙

藍坊主ファンのかたにもっともっと知ってもらえますように！(笑)

あと、本日新規のお客様が、お客様たちがやさしすぎますね、とおっしゃっていてこれもまた、このおみせにしかない価値、のひとつだと思っています。空間、ひと、もの、すべてが大切でそのひとつひとつがお店をつくりあげています。

本当にありがとうございます。

ウズちゃんは今日も相変わらず一日ご機嫌でした。

ここにかいたことは現時点での考えなのでまた変わるかもしれません。このnoteはまだお客様や知人などだれにも特に教えていないので同じ内容をHPのブログにのせています。