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宿ブログ『一石旅館』(神奈川県横浜市)

時間を気にせずライブを楽しみたくて…
ライブハウス近くで見つけた宿は人生初となる「旅館」でした。私が基本的に宿に重視するのは、料金・立地、そして直感です。

無難にビジホで良かったんだけれど、見たところ割に合わなかったというか。今回の決め手はその旅館が全国旅行支援対象、なおかつ地域クーポン1000円分が貰えること。

私が「旅館」に泊まるだなんて、オトナになったもんだなぁとシミジミ。

宿の最寄り駅を出たときに、目にとまったパン屋に入りました。
グーグルマップを見ながら歩くこと5分。旅館の門をくぐると狭い敷地に植物がいっぱい。
チェックインの時刻は過ぎていましたが部屋の掃除が終わっていないとのことで、コレを眺めながらイスに座って待ちました。名称あるんでしょうか?いかにも旅館ってかんじ。
いざ、チェックイン!廊下にはレッドカーペット。提供されたスリッパが滑って脱げそうになったりして、特に階段なんかは怖かったです。にしても、旅館の雰囲気が満載でした。
部屋に通されました。一人で泊まるのに二部屋もあって贅沢な気分。畳やふすまが昭和を感じさせます。昔のおばあちゃんちみたいだなぁ…。布団の上では手足を伸ばしてゴロゴロと左右に転がってみたりも。なんだかテンションあがる!気持ち良い!!
視線を左にズラすと緑色のカバー…いや、鏡台。ホラー映画にこういうの、ありますよね。。勇気をもってカバー、そして絵画をめくってみましたが、変なモノはありませんでした。御札とか、御札とか、貞子とか。
いったん視線を入口側へ戻します。カレンダーやテレビ、戸棚や冷蔵庫があります。う〜ん、昭和ノスタルジー
冷蔵庫を開けると、別料金で非常食(ビール)が入っていました。ゴクリ。。喉が鳴るけれど、このあとの外出先で呑むから我慢です。
ひとまず先程買った「弘明寺あんぱん」で小腹を満たします。
部屋の鍵に付いているのはミニライト。緊急時用事?暗いときの鍵穴用?いずれにせよ、点灯しませんでした。残念ながら電池切れ。ちなみに、あんぱんは至ってシンプルな味でした。粒あんとこしあんの2種類があった気がします。コレはどちらでしょう?←誰に問うてる
テレビ台やビデオデッキらしきものにも時代を感じます。最初はテレビさえも有料なのかとヒヤヒヤしてしまいました。テレビをつけると羽生結弦!
既にデッキにセットされているビデオを再生するのに300円かかるそうです。内容は何だったのだろう…。まさかここでリングの貞子?背後の鏡台を覗くことはこのあと一度もありませんでした。いっそのとこ、羽生結弦が出てくればいいのに。
動画からのスクショなので微妙な構図ではありますが…バスタブもとい、浴槽をチェック。結構足を伸ばせそうです!旅館自体は古いけど水回りはリフォームされていて清潔でした。
お風呂場の隣は元和式の洋式トイレ。昔ながらの酒場でたまに見かけます。なんていうか、がんばってリフォームした感ありますよね。水は天井からぶら下がっているヒモを引っ張ると流れてきました。さて、本日のメインイベントへ出かけよう!!
ライブバーでお酒を嗜み…
ほろ酔いで旅館に戻ってくると、階段の下にこんなの見かけました。気分がほっこりします。
このまま寝るのも何だか惜しい…。コンビニで買ったお酒と和菓子屋の煎餅で打ち上げ開始です。一人では広い部屋にお煎餅を食べる音がこだまする…。私は今、一人時間を究極に満喫できている。その実感がたまらなく心地よいのです。
そして翌朝。テーブル正面の棚から急須を取り出し、コンビニおにぎりとお茶が朝食。急須を使うのは久しぶりだなぁ。家で飲むお茶は粉末タイプ。ビジホならTパックだろうし、これぞ旅館!
洋服姿の女将さんに「またいらっしゃってくださいね」と挨拶をされ、旅館をあとにしました。誰も他に宿泊客は居ないのかな?と前日まで思っていましたが、私以外に2〜3組見かけました。エレベーターは無いので、スーツケース持参のお客さんは低層階になるのかな。改めて外から見ると宿泊した部屋(右側の白い棟)は和風旅館には見えませんね。そのギャップも楽しめました。

「一石(いっせき)旅館」お世話になりました!
外泊って非日常。用事は些細でも、時間とお金に余裕があるときには何処かの街にフラ〜っとお泊りしに行こうと思います。

宿泊費→一泊朝食なし6600円−全国旅行支援クーポン1320−じゃらんポイント200=5080円
別途:地域クーポン1000円分おまけつき