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 コロナウィルスの影響でなかなか旅行に安心して行けない状況が続いてますね。海外旅行が大好きで、何よりの気分転換。最近は過去に行ったお気に入りの旅行先の写真を見返しては、早くまた旅行に安心して行ける日が来る日を心待ちにしています。

あなたにとって旅行とは?

 突然ですが、あなたにとって旅行とは何ですか?

私にとって、旅行とは、”外国人”になれる環境です。「社会の常識・普通を掴めない環境で、”200%、私を追求する時間・環境”を求めるのかもしれない。」と、昨年夏にフィンランドを訪れた時にインスタグラムに投稿していたようです。昨年の8月から8ヶ月に渡り、コーチングを受けていました。私が付いて貰ったコーチの方は、コーチングと写真という形でセルフイメージのアップデートを支援して下さる方でした。コーチングセッション終了後に、”唯一無二のフォトブック”という形で、8ヶ月間の記録を残して下さったのですが、上記、旅行についての言葉は、そのフォトブックの中にある1ページからの抜粋です。

初めての一人旅がポートランド

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 海外何カ国も旅行しているので、一人旅も平気でしょ?なんて知人からは思われているのですが、友人を一人で訪ねた機会を除いては、昨年の9月まで一人旅をしたことはありませんでした。昨年のシルバーウィークに、初めての一人旅の旅先が、アメリカオレゴン州のポートランドでした。6月に、クーリエ・ジャポン主催のスタディーツアーに参加し、土地勘があったので、一人旅と言っても、心理的ハードルは少し下がったように感じます。一方、「ポートランドの起業家のストーリーを聴き、自分の人生のストーリーを紡ぐ」というテーマで今年の夏、自主スタディーツアーを企画するための下見を目的とした訪問だったので、別の意味で緊張感はありました。

挑戦する街、ポートランド

 ポートランドには、”Keep Portland Wierd"というスローガンがあり、”ポートランドらしさ”に誇りとこだわりを持って、独自性を大切にする人々が集まった街です。私はまだ、”ポートランドらしさ”を100%は理解出来ていません。しかし、2回の訪問を通して、様々な起業家や社会的活動をする非営利セクターの人々と出会う中で、挑戦すること自体を応援し合う文化、コミュニティーに貢献することを大切にするマインドを持った人々が集う街という点に関しては、肌で実感しています。勿論ポートランドも桃源郷ではなく、課題は抱えています。それでも、理想や綺麗ゴトを諦めない気概のようなものを街やそこに暮らす人々から感じています。

 私は、外国人として、ポートランドを訪問している訳ですが、ポートランドの街に降り立つと、細胞がカッと開いて、自分の中の創造スイッチがオンになる感覚があります。きっとそれは、外国人だから、必要以上に周りの目を気にしなくて済むということに加えて、ポートランドに住んでいる人々が醸す、心の余裕を感じる時間の流れによる所が多いのではないか、と思っています。確かに、ポートランドの朝は早いです。渋滞を避けるために朝7時から勤務していると現地在住の知人は言っていました。その分、午後4時を過ぎると街中でビールを飲んだり、帰宅を始める人も結構居ます。また、空港からホテルまで等、移動時にUberを使う時、ドライバーさんと話していると、「ポートランドでは身を粉にしてまで働こうとは思わない。そこまで必死に働かなくても、そこそこの生活が送れる。心のゆとりを持って、生活を楽しめるのがこの街の良い所。」と仰る方に何名も会ってきました。(勿論全員が全員ではないですが。)

 安心して旅行に行ける環境になったら、また真っ先にポートランドを訪問して、創造スイッチをオンにしたい。そう出来る日を心待ちにして病みません。

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