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【全編無料】7月7日小松島競輪12R決勝


ご拝読いただきありがとうございます!
先日の準決勝は1レースのみの的中になりました。
新田選手の調子を見誤ったり、嘉永選手の位置取りにやられたりで反省材料が多かったですね。
最後の12Rでは岩本選手を切って的中できましたが、3つの中で最も安いところでしたね…
ともあれ、切り替えて決勝はズバっと的中させたいところです!

予想のスタイルは開催節の状態とレース展開を考察し、買い目を決定します。
オッズを見ない予想スタイルなので、世間の評価と一致している時もあれば乖離している時もあります。
では、早速考察にいきましょう!

目次


選手紹介

①犬伏湧也

初日特選
同型不在のここでは打鐘で叩いてしっかり先行
満身創痍小倉の援護なく、3角まで清水を合わせる逃げは好調を伺わせる
高松宮杯から続く好調をここでもキープと見て良い
二次予選
ラインが3車になり有利に運べるレース
別線もかなり警戒してくるので、内に包まれ先に大石に仕掛けられるも、ピッチが上がらない様子を見るとすかさず叩いて主導権取り
番手の島川と決める好レース
逃げて上がり11.3は好タイム
準決勝
新田ラインの後ろからスタート
しかし最後方に置かれてのカマシの組み立てが見え見えすぎて、新田に上手く合わせられ、番手島川が捌かれる結果に
とはいえあの展開で他にできることがあったかと問われれば、渡邉を無理に捌いてもっと早いタイミングで仕掛けるくらい
狙いすました新田が見事で、犬伏を責めるわけにはいかない
相変わらず好調キープで、3着勝ち上がり
まとめ
地元記念で簡単には負けられない犬伏がきっちり決勝へと駒を進めた
地元ということで1枠貰えたし、同じく地元の先輩小倉との連携になった決勝でもしっかりレースを作って優勝を掴みたい

②深谷知広

一次予選
前を取るも後方7番手に置かれる展開に
新田が中段取りに行った動きが少し想定外だったか
最後は外々踏んで2着に食い込んだが、組み立ての失敗は否めない
とはいえ、高松宮杯からの好調はキープとみて良い
二次予選
前受け突っ張り先行
福永を合わせ切るとあとは影を踏ませぬ逃げで、番手諸橋を振り切っての1着
力強い走りで好調キープとみてよい
準決勝
ライン3車の強みを活かして打鐘前でハナに立つと、取鳥のカマシを合わせ切りよどみないペースで先行
嘉永が捲ってくるところ諸橋がブロックしてくれるかと思いきや、追走一杯で捲られてしまった
ラインを連れた完璧なレースをしたが、諸橋が頼りなかった
本人の好調は維持と見て良い
まとめ
決勝では単騎となった
好調を維持する深谷がどの位置から快速捲りを放つのか注目で、同じく単騎の深谷より内枠スタートという点は初手の位置取りで有利に運べるはず
GPに向けて賞金を上積みしたいところで、サマーナイトへ弾みをつけたい

③新田祐大

初日特選
清水がまず動き、犬伏が先行で、中段取れた新田に展開が向くレースになると思っていたが、車の出が悪すぎる
自身の伸びが無いと見ると外に進路を取って、慎太郎の進路を空ける判断は流石だったが、ちょっと状態面不安な初日
二次予選
徹底先行多聞の仕掛けに合わせて踏み出すと、番手の位置捌いて絶好の展開
しかし、やはり車の出が悪すぎる
番手捲りもすんなり行かないし、あの仕掛けタイミングなら渡部に差されちゃいけないと思う
斡旋停止明けから少々過密なスケジュールで、疲労が現れ始めたか
準決勝
調子が悪いと見て、準決勝の予想ではバッサリ切ってしまいましたが、1着
渡邉が菅原に合わせて浮上するかと思いきや、6番手で止まり、3番手をキープできる展開になった
あとは狙いすまして犬伏の仕掛けに合わせ発進し、番手島川を捌いて最後は犬伏を交わして慎太郎とのワンツー
渡邉がもう少し新田に注文を付けていたらすんなりな展開になっていなかったと思うが、とにかく組み立てが見事だった
まとめ
準決勝は流石のパフォーマンス
警戒すべきが犬伏ラインだけだったとはいえ、捲りに構えるのではなく番手島川を捌いて慎太郎を連れていく組み立ては完璧
決勝でも復調著しい慎太郎とのゴールデンコンビでワンツーを決めたい

④小倉竜二

初日特選
犬伏の番手戦
前検日インタビューで満身創痍といったコメントが出ていたが、ここでも追走一杯な内容だった
清水が捲ってくるタイミングで牽制を何一つ入れることができない、縦に踏むだけの競走
追走は問題ないにしても、番手の仕事は期待できない印象を植え付けられた
二次予選
清水の3番手
清水が前受けから引いて、後方で包まれてしまう展開になり、阿竹の落車などもあったが。強引に捌いて抜け出すところをしっかり追走
最後はいっぱいになりながらの2着入線
やはり前を見るだけの競走なので、絡まれたときの不安がぬぐえない
準決勝
清水の番手戦
林が逃げる展開になり、清水は7番手からの捲りに
強烈な捲りに離れ気味の追走になったが、勢いを貰って2着入線
やはり追走一杯の競走が続いているが、地元記念で簡単には負けられない意地を見せ決勝進出
まとめ

地元犬伏と二人決勝へ進出
清水に2度お世話になった今節だが、決勝では別で戦う
しかし、ここに見えないラインができる可能性も十分にあり、犬伏-小倉の後ろを清水が希望するなら小倉は合流する前に迎え入れるのではないか
しっかり犬伏を追走して、強敵揃いの決勝でも確定板入りを目指したい

⑤嘉永泰斗

初日特選
唯一の単騎となった初日特選
かなり位置取りにてこずってしまった印象
犬伏の仕掛けに乗って行く事を躊躇した結果9番手に置かれてしまい、最終バックでも深谷の仕掛けを待たず先に捲ろうとするも展開が苦しすぎた
良い差し脚見せていただけに少し勿体ない
二次予選
九州3車の先頭でしっかり早めに捲って抜け出すとラインで上位独占
長く全てのラインが踏み合ったとはいえ、上がり11.9は少々疑問なタイム
相手に恵まれた勝ち上がりの可能性もあるので、評価は据え置き
準決勝
前々の意識を見せ、深谷の仕掛けを送り出すと中段をキープ
そこに取鳥がカマシていくと、堤が離れて4番手に降りてくる形に
正直ここで堤が降りてこなかったら、前との車間開いていたので風圧がかなりあったのではと思う
捲りきって1着にはなったが、堤が風除けになってくれた分届いたというのが正直なところ
諸橋のブロックも無かったし、恵まれての1着という印象で、前々の意識は評価できるが着以上の評価はできない
まとめ

やや後方でレースを見過ぎてしまう展開の多い嘉永だが、準決勝では深谷の仕掛けをいつ捲るかというレースを後方で構えず前々で展開
展開の恵まれも若干あったとは思うが、深谷を捉えての決勝入りは一つ自信に繋がる
唯一ライン3車となる決勝でも、前々の意識を見せて強敵を粉砕し、復活する熊本競輪場に勢いと活気をもたらしたい

⑥山口敦也

一次予選
緒方の三番手
緒方の仕掛けタイミングに山田と一緒に翻弄されながらもしっかり追走して、最後は緒方を交わしての2着
3番手の仕事である内を締めた追走を最終コーナーでも見せていて、申し分ないレース内容
二次予選
林の番手戦
林が2車ながら先行し、後方で取鳥ラインが乱れてくれたおかげでかなりいい位置で競走を運ぶことができた
前では林が磯島を、後ろでは自身が泉を捌いて取鳥を追走する形で2着入線
林の頑張りに応えるレースでの勝ち上がり
準決勝
嘉永の番手戦
嘉永の捲りに乗って、諸橋に牽制を貰いながらも競り勝ち3着入線
かなり状態は良く見えるし、若くして追い込み選手に転身しているだけに、横の動きにも強さを見せており、自力選手にとってかなり心強い存在になっているのではないか
まとめ
九州の三番手になる決勝
本人の状態は良く見えるし、嘉永も前々の意識を見せているここ、後ろの仕掛けを番手山田と2段階ブロックで牽制できればおのずとチャンスがやってくる
記念競輪の決勝進出も増えているので、そろそろ一発あっていい

⑦佐藤慎太郎

初日特選
新田の番手戦
5番手キープから新田が捲りを打つも伸びが悪く、すかさず切り替えて突き抜けての1着
確定板を逃さない走りを続けていたが、1着は2か月ぶりで、16万車券を演出
近況の好調さは本物で、直線コースを見つけて伸びてくる強い慎太郎が帰ってきた
二次予選
大川の番手戦
佐々木が良いペースで逃げると、大川の捲りは全く届かず
すかさず切り替え、萩原の後ろに降りると、牽制のタイミングで内へ切り込み4番手確保
菅原の捲りに合わせて発進すると、菅原を高原が牽制するタイミングでまたも内に切り込み突き抜けて1着
相手の動きがしっかり見えているし、身体も反応できている。絶好調。
準決勝
新田の番手戦
犬伏の仕掛けにどう対応するかというレースで、仕掛けに合わせて番手島川の捌きを狙う組み立て
踏み出しにしっかり合わせて島川を捌き、しかも渡部が追走できるスペースができる程度に捌いていた印象
最後はゴール前新田を交わせなかったものの相変わらず好調維持
まとめ

とにかく強い慎太郎が帰ってきている
確定板入りはできるが、1着には届かないという位置づけだった2024年上半期から、復調著しく最後の差し脚が強烈になっている
新田とのゴールンデンコンビも復活で、決勝でも連携プレーで2024年初優勝といきたいところ

⑧山田英明

一次予選
緒方の番手戦
緒方がカマシて主導権を取るとしっかり追走して、最後はチョイ差し1着
特筆すべきことは無いが好調を伺わせる
二次予選
嘉永の番手戦
嘉永がカマシて主導権を取るとしっかり追走して、最後はチョイ差し1着
一次予選と同じくラインでしっかり決まる競走で、本人の好調さも見てとれる
準決勝
林の番手戦
林がしっかり先行するも、清水の捲りが強烈すぎてブロックするタイミングが無かった
番手小倉の位置止めてもよかったと思うが、地元への忖度か牽制を見せたのは中段捲りの岩本に対してだった
最後はかなり一杯の様子だったが3着入線での勝ち上がり
まとめ
林より連携実績多い嘉永の番手戦になる決勝
九州3車の厚みを活かしてレースできれば、番手の位置チャンスが生まれるので、3番手山口としっかり嘉永を援護して九州勢反撃の一発といきたい

⑨清水裕友

初日特選
清水の苦手な夏がやってきた
前節高松宮杯でも動きが悪く、何とか準決勝まで進めたという印象
初日特選では前々に踏む競走で、ラインに貢献する走りを重視した印象
犬伏を先に捲って先頭に立つ辺りは流石で、押し切れないあたりが夏の調子の悪さといったレース
二次予選
相手のレベルが一枚落ちるここではすんなり勝って欲しいところだが、後方で貴志ラインに包まれると、無理やり村田を捌いてポジション確保
その結果阿竹の外で村田が並走する形になり、落車へ繋がる原因を作った
最後は流石の捲りで1着となったが、やはり夏の清水は何かおかしい
準決勝
前受けから後方に引いて、7番手からの捲り展開
岩本が不調であることを見越しての組み立てなら良いが、地元小倉を背負って捲りに構える展開は少々危ないような…
とはいえ力が違い過ぎるので、逃げる林を別次元の速度で捲って1着
高松宮杯に比べるとかなり動きは良い状態
まとめ

小倉と二度連携したものの、犬伏が流石に清水の番手にはつけないし、清水も地元の間に入ることはできないため単騎で戦う
苦手な夏で、高松宮杯動きが重かっただけに今節の状態も不安視していたが、動きはかなり良い
位置取り巧みに仕掛ければ、今の動きの良さなら単騎でも突き抜けある

レース展開

小倉の状態が微妙なだけに、犬伏は気持ちとしては単騎に近い戦い方をするのではないかと予想
このメンバーでいつも通り先行すると捲りの目標にされてしまうだけだし、地元を盛り上げる為に見せ場を作る必要もあるが確実に逃げるかと言われるとここでは疑問視したくなる
となると押し出されて先行するのは3車背負った嘉永になる
嘉永も流れの中で先行になるなら腹を括って駆けていきそう
流れを生み出す初手の並びは、
2・14・568・37・9の序盤
清水が単騎ながら前を切りに行き、新田も上昇、最後方嫌った嘉永が前に出ると、犬伏は動きを見せず後方待機
568・37・9・2・14の中盤
最終1コーナー付近で前段動きが出始め、単騎深谷が動かない犬伏より先に捲っていくところ、犬伏はこれを追走
前段捲りを開始する新田だが、二次予選でのショート捲りの車の出が悪かったように、勢いはいまいちで、深谷、清水、犬伏のスピードが違う
最終コーナーは横一杯に広がって、内で粘る九州勢の外新田が清水を牽制し、慎太郎が内に進路を取り、さらに外を深谷が捲り、さらにその外を犬伏が捲る
伸びる小松島の外を通る犬伏と深谷が抜け出し1,2着争い
3着争いも混戦で、新田、慎太郎、清水、九州勢から山田と山口

買い目

12-12-79863
計10点
小倉を背負う犬伏ですが、小倉が弱気なコメントしているだけに自身の勝ちに徹した捲りに構えるレース見せれば、好調深谷とのワンツー本線
中でも、犬伏が優勝する方を厚めに買いたいところ

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