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【全編無料】6月30日取手競輪水戸黄門賞12R決勝

ご拝読いただきありがとうございます!
昨日の準決勝3つは絶妙に抜け目が来てしまい的中することができませんでした。大反省して、決勝は的中させたいところです!
予想のスタイルは開催節の状態とレース展開を考察し、買い目を決定します。
オッズを見ない予想スタイルなので、世間の評価と一致している時もあれば乖離している時もあります。
では、早速考察にいきましょう!


選手紹介

①吉田拓矢

初日特選
小林の番手戦
小林が不調で、郡司を叩ききれず、自身も切り替えるタイミングが無くなってしまった
初日の内容は度外視で良い
二次予選
多聞の番手戦
多聞が渡口にカマされるも、番手大川が離れるとすぐに捲り返し、直線では多聞を差し切っての1着
多聞があわや4着の3着入線になったが、番手の責任より内を占めなかった芦澤の責任なので、吉田は悪くない
準決勝
眞杉の番手戦
各ライン前を嫌う序盤から、腹をくくって眞杉が前受け突っ張り先行
眞杉の漢逃げに応える形で抜け出し1着
眞杉がレースを作っての抜け出しなので特に言う事は無い
まとめ
地元できっちり決勝への勝ち上がり
決勝では関東5車の3番手
この3番手の位置が一番優勝に近い位置になりそうで、地元で優勝を決めたい

②山口拳矢

初日特選
単騎戦を選択
郡司ラインの仕掛けに乗っていく想定だったと思うが、想定外の郡司の逃げに踏み遅れ、道中外に浮いたところを眞杉に捌かれ厳しい競走となってしまった
9着に敗れてしまったが、単騎としての構想は悪くなかったと個人的に見ている
二次予選
徹底先行野口が居るここでは、前受けから野口ラインを送り出し、前々を確保
正直松岡辰泰も中段を狙って踏み合いになっていたら苦しくなっていたんじゃないかと思うが、中段キープしてからの捲りタイミングはドンピシャで、成田にブロックさせない好捲り
松岡篤哉を振り切っての1着となった
準決勝
多聞の先行が予想され、その後ろの位置を巡って激しく争いが起きそうなところだったが、位置取り争いを嫌って最後方に置かれる展開
このまま苦しいかと思われたが郡司が先に仕掛けて隊列が短くなったおかげで捲りが決まり、突き抜けての1着となった
展開に助けられた1着だが、これが拳矢のスタイルといえばそうで、来たチャンスは逃さない強さを見せた
まとめ
展開さえ向けばまだまだ強い
決勝はまさかの脇本の番手を選択(前から付いてみたかったとのこと)
ダッシュに離れないかが心配だが、追走できれば展開を利して一発かませるか

③脇本雄太

初日特選
単騎戦となった初日
徹底先行不在でペースが上がり切れないなら一発あるかと思ったが、郡司がハイペースな逃げを打ったことにより隊列が長くなってしまい、8番手からの捲りは流石に厳しかった
単騎戦ということもあり度外視妥当
二次予選
中段からいつも通り引いて7番手
高橋を牽制した際に菅原と接触があり、前輪が壊れていたとのこと
高橋が前との車間を空け牽制を見せ、かなり後方に置かれる展開に
しかし、ここでは捲り脚が違い過ぎた
前輪が壊れた状態でこの日全レース中上がり最速タイの10.9
末恐ろしい…
準決勝
前で吉田有希の先行に各ラインが好位巡って争いを見せる中、いつも通り8番手で脚を溜めて捲り一撃
上がりはバンクレコードタイの10.7で、もちろん番手東口は追走できず
強い脇本が帰ってきている印象を競輪ファンに見せつけた
まとめ
初日は展開が全く向かずの捲り不発
二日目、三日目と驚異的なパフォーマンスを披露しており、決勝で結束する関東5車ラインも今の脇本ならと思わせてくれる
後ろには拳矢が付くということで、9番手に置かれることが絶対に無いというのはもちろんプラス材料

④松本貴治

一次予選
前受けから一旦引いての捲り
池田の牽制を乗り越える力強い捲りを見せ、番手大川とワンツー
前で吉田と坂本の先行争いが起き、展開が向いたところもあるが、良い捲りを見せた
二次予選
青野の後ろで初手から競りがあり、先に仕掛けた皿屋の番手神田が海老根に捌かれ進路が無くなる瞬間もあった中、大外に進路を取って4着に突っ込んだ
前が番手競りならまだしも、3番手の位置も競っているので、仕掛けがかなり難しかったが、最後まで頑張り見せ準決勝へ滑り込んだ
準決勝
吉田の逃げを狙いすまして発進し、3番手の位置で分断する動きを見せた
このもつれによって脇本の捲り頃にはなってしまったが、3番手から先に自力を出しての2着入線
状態は悪くないだけに積極性を準決勝前期待したが、期待以上のレース運びで充実の決勝戦勝ち上がり
まとめ
やや消極的な予選から、準決勝では早めに動いて位置を奪い取って、先に捲っての2着入線
決勝では単騎になり、位置は関東の後ろ6,7番手になりそうで、前の乱れが無いと厳しい戦いにはなりそうだが、本人の調子が良いだけに打開したい

⑤坂井洋

初日特選
眞杉の番手戦
眞杉がSを取り、中段確保から前が競るタイミングでの仕掛けに追走し、抜け出してからは最後きっちり差しての1着
S取りから、前を切りに行く脇本への牽制、外に浮いた山口の捌きまで全て眞杉がやってしまって、坂井は追走するだけの形になったが、上がり10.8は調子の良さを伺わせる
二次予選
吉田の番手戦
吉田ラインは7番手スタートになるも、打鐘でカマシて先行すると、坂井は大きく車間を空けて前を援護
しかし、後続の仕掛けが遅くブロックするタイミングが無くなってしまい吉田は4着(吉田有希は一次予選1着だったので準決勝進出)
4角で後方の仕掛けを再確認して踏み込んだ分、最後一杯の感じはあったが、調子はやはり良いと見る
準決勝
多聞の番手戦
多聞がしっかり打鐘前で主導権を取り、早めに捲ってきた郡司へ波を作って牽制し、しっかりブロック
最後切り替えてからもっと踏んで良かった気がして、ペースを上げきれなかった故に後ろで4角あわや落車のハウスに繋がっている
まとめ

準決勝を見て、実はあまり調子が良くないのではと思った選手
決勝では関東の番手で地元吉田拓矢、芦澤辰弘を優勝へ導く走りを見せたいところ
脇本の調子が相当戻ってきているだけに、番手から発進するタイミングを間違えて総崩れだけは避けたい

⑥芦澤辰弘

一次予選
吉田有希の番手戦
吉田が強すぎて何もしていないなかで、最後差せていないのはあまり評価できる内容では無い
その他は特にいう事も無い競走
二次予選
多聞の3番手
3番手の仕事は内を締め込むことなのに、3角で何故か吉田と一緒に波を作って牽制しようとしてしまい、大川に切り込まれてしまった
その結果多聞をあわや4着にしてしまいそうになる失態で、自身は2着入線も全く評価できるレース内容では無かった
準決勝
眞杉の3番手
4車ラインだから助かったが、またも内を空けるコーナリング
あの場面で高橋が切り替え突っ込んで、自身が外に膨らまされたらどうなっていたことか
色んな恵まれで決勝へと勝ち上がりだが、レース内容はとことん微妙
まとめ

関東の5番手
4番手では無いところがミソで、またも外を牽制する不必要な動きを見せれば後ろの単騎勢はもちろん突っ込んでくる
地元の重賞で決勝確定板入りを目指すなら、内を締めて外に来た選手の捌きを前に任せて追走しかないが、そこまで考えているかは怪しい

⑦小林泰正

初日特選
同期眞杉に闘志を燃やすコメントが出ていたが、先行したのは眞杉ではなく郡司
そこを叩きに行く動きを見せたが、横に並ぶことさえできなかった
動きが少々重たく、地元記念から高松宮杯と過密なレース日程で疲れが少々溜まっているか
二次予選
前受けから一旦突っ張って、晝田を送り出し、根田が上を叩いて根田の最終先行
最終バックで捲りを打ったが、晝田の仕掛けと被ってしまい捲り切ることができず、追走一杯の4着
やはり動きが重いし、車が出ていないので疲れの影響がありそう
準決勝
吉田有希の番手戦
今節パッとしない小林は番手を回り、3番手池田が離れるカマシにもしっかり追走
後方からの仕掛けを見る余裕はあったが、駆け渋ってしまい脇本にはもちろん、先に松本にも捲られ3着一杯
やはり本調子では無い印象のレースだった
まとめ

関東5車の前を任された決勝
本人も調子の悪さを自覚しているはずで、やるべき仕事は主導権を握ってペースを上げ、別線を完封する展開に持ち込むこと
小林の頑張りでレースの結果が大きく変わる

⑧吉澤純平

一次予選
山口の番手戦
前受け突っ張り先行になった山口を車間空けてきっちり援護
最後は差し交わして1着だったが、少しタイミング早く山口が3着に
ラインでワンツースリーだが、できれば山口を2着に残したかったか
二次予選
眞杉の番手戦
Sを取って、眞杉は前受け突っ張り先行
後方で中段を求めての競りを尻目にマイペース先行
またしても捲りの捌きを自分でやってしまう眞杉を追走し、食い下がる林を再度牽制して捌いて、最後は差しての1着
余力十分なレース内容で、コンディションはかなり良く見える
準決勝
多聞の3番手
しっかり追走して、郡司に再三絡まれながらも位置は渡さなかった
4角付近で牽制を入れたところ、捲ってくる拳矢と郡司が衝突してしまい、あわや落車というシーンがあった(落車に繋がれば失格だったか)
本人の調子は悪くないが、郡司が堪えてくれたおかげの勝ち上がりか
まとめ
本人の調子はかなり良く見える
決勝は関東の4番手。この位置からなら十分優勝を狙える。
前の頑張りに応えて地元で吉田、芦澤と確定板独占を狙いたい

⑨守澤太志

初日特選
郡司の番手戦
郡司が逃げる展開になり、小林の捲りをしっかり止める仕事
その上を眞杉が捲ってからは切り替えを見せ、脇本を外へと出しながら前を追っての3着入線
本人の調子は悪くないレース内容だった
二次予選
高橋の番手戦
高橋がカマシて主導権を取ると、車間を少し空け、後方からの脇本の捲りに備える競走
脇本の捲りに合わせて切り替えると、番手東口を捌いての2着
やれることをやったレース内容で、状態悪くない
準決勝
根田の番手戦
晝田に絡まれ、内に包まれてしまい前の関東絶好の展開
高橋の位置牽制し、再三牽制を見せる吉田拓矢を振り払い3着入線
相当調子は上がってきている印象で、関東4車に風穴を開けた
まとめ

番手としての仕事をきっちりこなして、1着こそないが充実のレース
決勝は単騎となってしまい、関東の後方6.7番手に置かれそうなだけに苦しい展開が予想されるが、今の守澤なら再び風穴を開けられるか

レース展開

ここは吉田がSを取って関東の前受けには自然となりそう
後ろの並びはやや難解で、拳矢がその後ろを明け渡さなければ単騎連れた5対4の構図に持ち込める
展開予想は単騎が関東の後ろに入るケースと脇本ラインの後ろになるケース
ケース①単騎勢関東の後ろ
75186・4・9・32の並びの序盤戦

脇本は8番手に置かれ、一回前を切りに動いてしまうと、後方に置かれ直して再度のダッシュという展開になってしまう
そうなってはかなり厳しいので、脇本は誘導を切りに行かず打鐘で叩けるか叩けないかの勝負に出る
単騎勢も自身の勝ちの可能性を上げるには、脇本の捲り不発で、関東が前段ごちゃついたところを突きたいので動きは無い
今の小林が脇本の捲りを止めるダッシュを見せられるかは怪しいが、隊列の長さで相当な有利があるのでここは止められる
そこから読みづらいのは捲り不発になったとき拳矢がどの位置を狙うのか
小柄で横で落車しない強さはあるが、相手を弾く横では無いので、関東でダッシュに口が開いた位置に降りる狙いになりそう
そうなると狙われる位置は芦澤で、そこに拳矢がハマる想定でいく
脇本の捲りを止めて坂井が番手発進
518・2・6・4・9・37の終盤
バックストレッチで松本が捲りを仕掛けると守澤も追走
これに合わせる形で吉田が3番手捲りを放ち、吉澤がブロックを見せる
最後の直線は地元両者吉田と吉澤のマッチレース
ケース②単騎勢脇本の後ろ
脇本が6番手からの捲りならどうなるか
ここでも誘導を切りに行くと、単騎が切り替え結局8番手に置かれて、捲りが厳しくなる展開に変わりないので、若干車間を取りながら一気の仕掛け
前まで距離が短い分ここでは捲りが決まってしまいそう
捲りが決まったときに後ろの並びだが、拳矢は追走できるとして、単騎勢が怪しい
32・75186・4・9の終盤戦
前を必死に追う関東勢だがその差は縮まらない
番手から坂井が抜け出し、吉田との3着争い
前は脇本と拳矢の熾烈な争いで、意外や意外拳矢が差してしまうこともある
3・75186・2・4・9拳矢が離れたパターン
初の連携で脇本の強烈な仕掛けに追走できるかはやはり不安なところもある
拳矢が離れてしまったらもちろん後ろは関東勢になるが、今の脇本を詰めていくのは相当厳しい
位置的な有利で地元勢が脇本の後ろに続く格好のゴールが妥当

買い目

ケース①関東の押し切り
18-18=924(12点)
ケース②脇本の捲り炸裂(拳矢追走)
32-32-18(4点)
(拳矢の離れ)
3-18-185(4点)

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