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釣行記-16【バービーボーイズの侘びサビ】

もくじというか釣行記
https://note.mu/tonuma/n/n9c3618aa34ec

どうもこんにちわ。釣行記の第16回です。今回は淡水です。

ぼくも初老を迎え、21時就寝、5時起床と、健康的囚人のような生活を何年も過ごしております。そして起きてすぐやるのが前夜のネット上の動きの確認でございます。その日は、とあるパイセンに禁断症状が現れたようで、午前2時頃、「釣り行こうぜ」という誘いがグループに投下されていました。

「6/5の件ですか?」
「いや、これからです」

とまさに禁断症状。医者と患者、みたいなやりとりを確認したのが7時過ぎで、とりあえずは寝ていた旨とお詫びを伝えたら釣りにいくことになりました。

防波堤で、みたいな話でしたが、もともと淡水調査には行こうと思っていたので、ブラックバスを探しに行くことに。

ブラックバス、そんなにお金がかからないのがいいですね。釣れないけどね。で、思ったのですがCPF(Cost Per Fish:一匹釣り上げるあたりの単価)を考えますと現状、大凡ではありますが以下のようになります。
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アマダイ @21,000円
マダイ @19,500円
アカハタ @8,333円
アジ @1,500円
シーバス @1,182円
ニジマス @667円
(算出式:釣り上げた魚数を船代・移動費で除した商)
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まぁ、これに道具のコストが入ってくるので一概に正確であるとは言えませんが、なんとなく市場価格に寄っている感じ。そしてブラックバスを算出すると、5月時点ではおそらくアカハタとアジの中間くらいになりそうです。

しかし懐かしいな、ブラックバス。消耗品がワームくらいなのでとても経済的。食べてもそんなに美味しくないようですけれどもね。いい釣りですよ。静かな湖畔でそっとルアーを投げ、水面を見つめる時間。

道具もキラキラしてます。でもね、この釣り、なんてったって釣れないんですよね。特に関東でやってると。「関東」と言いましたが、ぼくがかつてやったことがある有名なスポットは
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八郎潟:秋田県
桧原湖、三春湖:福島県
霞ヶ浦:茨城県
富士五湖、芦ノ湖:山梨県(芦ノ湖は神奈川か?)
琵琶湖:滋賀県
池原ダム:奈良県
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てな感じでして、琵琶湖でもこざかなしか釣っておらず、池原ダムにいたってはボウズでしたので、「関東」は、という枕詞は使えない気もしますが、基本、釣れないっす。

が、しかし、人の居なそうなところで、人がやってなさそうな釣り方であれば意外にイケちゃうのが常。最近の流行りとは一線を画する旧型で2年ほど前はぼちぼち釣れておりました。昨年はいろいろ忙しくて行く機会も減りましたが、今年は淡水も頑張ってみようと思っています。

そうしたわけでゴーです、@千葉県高滝湖。

高滝湖、必殺というか必釣ポイントが2,3箇所ありまして、まずは1箇所目のボート屋付近から開始。生活排水っぽいインレットがありまして、ベイトの影はまぁまぁあります。そして、絶対に釣らねばなりませんので、必殺というか必釣ルアー、ルアーというかサビキですが、ナスがた重りを忘れちゃったので、アジ用の10gのメタルジグをつけて打ち込みます。

釣れた。平成天皇がおよびになった方。

連発。ワカサギ?ホンモロコ?体型的にワカサギではないみたいですが。。

釣れない、というのはブラックバスは割と居着く魚のようで、ぼちぼち回遊はするものの、回遊のペースと釣られるペースのバランスが崩れると圧倒的にスレる(ルアーに反応しなくなる)ように思えます。居着きに関しては、居そうなポイントは大抵ぶったたかれているので当然スレております。要は、魚の数と釣り人のアンバランスから生じる釣れなさだと思うのですが、釣れないっす。なので、思いつくままにいろいろ試します。まずは場所を変えます。

2箇所目:以前は柵があった必殺ポイントでしたが、柵がなくなり凡庸な場所に変貌。そのためつぎ行こうと思っていた箇所もスルー
3箇所目:しーんとしてました
4箇所目:釣れた

遠すぎwケモノ道的なのもウケる

これですね。なんていうか、あんまり楽しくないっす。というのが、

この橋の上から、サビキにアジング用の極小ワームを着けて釣ったため、です。

岸から30cm付近、それ以上でもそれ以下でもないピンポイントにルアーを打ち込み、着水音と水紋が忘れ去られた頃にファーストアクションを入れる。ルアーの移動距離は極めて短く10cmほどの移動で魚の食性のスイッチを入れる。

的なシリアスな釣りじゃなくて、なんとなくおとしてみっか、お、つれたぞ、という釣り堀以下のデタラメ感。この後、ブルーギルを一匹追加して納竿。もちろん、サビキで。タックルはいずれも下記。
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ロッド:メガバス パガーニ 盟撃
リール:カルカッタコンクエストBFS
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総括
・サビキはドーピングみたいな感じなので、一週間に何回まで、と容量を守らないとどんどん退化する。でも使っちゃうので、サビキは一週間に海で一回、淡水で一回、とします
・高滝はすでにおかっぱりで限界を超えるまでやっているので、ボート使ったほうがよさげ
・ゲーリーヤマモト4インチが主戦でしたが、そろそろ違うこともやったほうが良い。地形図あるいは水深表を入手して、魚の居そうな場所を改めてリサーチした上で釣法を変えるのが大事

まー、淡水のちょい釣りは気楽でいいですね。今年は淡水で20種類くらいは釣りたいと思っています。
1ニジマス
2ブルーギル
3ホンモロコ
4オオクチバス
(以下予定)
5コクチバス、6マナマズ、7タナゴ、8フナ、9イワナ、10ヤマメ、11オイカワ、12ブラウントラウト、13ニゴイ、14アユ、15ウグイ、16うなぎ、あと4種類考えないと。。。

帰りのクルマではファットボーイスリムから突如としてバービーボーイズに代わり、正直度肝を抜かれた次第です。

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