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FTインプレッション-046【雨具】

もくじ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69

どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。雨、嫌ですよね。釣りの途中で雨、なら仕方ないと思いますが、最初から雨予報なのに突撃しようとする人とは仲良く出来ない気がします。

これまで、雨具というか、にわか雨、通り雨、それに加え少しの寒さ対策として、撥水性がある上着をいくつか使ってきました。

1.OMM

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夏用。昔、karrimorで働いていた人が立ち上げたメーカーらしい。派手で可愛らしく、ぺらっぺらで伸縮性もあっていいのです。ゴアテックスかと思いましたが、そうではないらしく雨には無力。めっちゃ雨吸います。トレイルランニング用のウェアらしい。

2.patagonia クラウドリッジジャケット

OMMより多少厚手。雨用。でもデザインがそんなにイケてないというかなんというか。。。

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袖の感じはOK、フロントのジップ、ダブルだとよかったんだけどねえ。。

今の布陣ですと、ちょっと肌寒い時、主に雨対策の防水は対応可能ですが、より細かいシチュエーションになると若干不安が残ります。

例えば、春、梅雨、初夏、晩夏、初秋、あたり、より具体的にいうと、
春:3月後半-5月の朝夕で波かぶる時
梅雨、初夏、晩夏:にわか雨対策、ちょっと寒い対策
初秋:9-10月後半の朝夕
って感じで。このあたりにぴったりなのがあるといいなぁ、と思っていました。しかもかっこよくて、着てるだけで「お、こいつはなんか違うな?」と周囲に圧力をかけることが出来る、そんな上着。そしたら見つけてしまいました。

3.デサントアクティブシェルジャケット

小学校3年の時かな?始めてちゃんとしたスキーウェアを買ってもらったのですが、それがデサントでした。以降、スキーウェアはだいたいデサントで、もうスキーはしないので、デサントは禁じ手というか遠い存在というか「どうせスキーウェアだろ?」と思っておりました。が、たまたま見かけまして、ちゃんと見たらなかなかいいじゃないですか。詳細、見ていきますね。

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着た感じです。まぁ、何が何だかわかりませんよね。写真もボケてるしw

要はスタンドカラーの上着風な見た目です。カラーは高さがあるので、首回りのガードは十分。デザイン自体は、デサントが復権というか一般に認知され始めた水沢ダウンの代表的なものと同じらしいです。

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横から見るとこんな感じ。フードが見えますが、ここにギミックがあります。後述します。

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フロントジップは二本あって、画像はベンチレーション時。1本目と2本目の間の生地がメッシュになっているため排気出来ます。左側のジップを使うと止水になります。

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サイドのベンチレーション。他ブランドがガバッと開くのに対し、こちらはメッシュの裏地が網戸のように付いています。ここのジップも当然止水です。

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内側から見るとこんな感じ。どちらでもいいと思いますが、ないよりはあった方がいいのかな。

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袖、ベルクロが多い中、不思議な形態です。ベルクロよりは劣化は少なそう。ただ、劣化については10年も使えば接着剤がダメになるケースもあるので、どっちもどっちだと思う。

ベルクロにない利点としてが、上着のベルクロと小物のベルクロが誤ってくっついてウザい、的な事故がなさそう。まぁ、あっても大した問題ではないのですが。。。

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裾のアジャスター。コンパクトにまとまってます。またジップ類の副資材系はマットブラックで、見たことのない形状のものばかり。いい感じです。

ではフードのレポートします。

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これが平常時です。この状態ではフードは被れません。被るためには襟の内側のジップを開きます。

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これを

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こう開いて

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こうする、と。問題はここから。

使用時、急な雨とか何かでフードを被りたくなりました。でも収納状態です。脱ぐのも面倒だし、首の後ろでジップ外すのもだるくない?というシチュエーションがあったとします。

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そういう「もしも」時に備えて、ジップを定位置よりさらに押し込んでおくと

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ひっぱるだけで開く、と。なかなか便利?

まぁ冷静に考えますとですね、雨が降るのであれば、最初からフード出しとけばいい話ですよね、こんなの。

まとめますと
・デザインは秀逸、だと思う。ロゴが左袖になければ最高。このジャケットで言えばうなじの部分、フードの先端、あたりの目立つようで目立たないようでフード被れば目立つ、みたいな場所だとよかったのに
・OMMよりは厚手、クラウドリッジよりは薄手なちょうどいいところ。耐水性 (10,000mm)、透湿性 (10,000g/㎡/24hr)とのことで使い物にはなるレベル感
・ショッパーが便利

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・コンパクトになりきらないのがたまに傷
・防水性、透湿性を主眼に考えるとゴアテックスに分がありそうで、ノースフェイスのクライムベリーライトジャケットが一番良さそうな気がします

4.ノースフェイスクライムベリーライトジャケット

で、調べてみますとかなりよさげ。今後の主戦力になりそうな上記デサントのクレアスよりも軽い。 クレアスがざるな測り方で411g、クラウドリッジが約350g、これらに対しクライムベリーは。。。

スクリーンショット 2020-08-15 10.19.38

250g!!

優勝ではないでしょうか、これは。早速調査を開始します。

ノースフェイスにはとうの昔にしばらく解けそうにない呪いをかけられています。

試着してみたところ、厚手のフリースを着てLサイズがぴったりでした。XLだと少し袖が長い。

生地感、手持ちのRTGフライトジャケットに近い。もっと薄いけど。

13D GORE-TEX C-Knit Backer(3層)(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)

らしいです。で、肝心のゴアテックスですが、これを期にちゃんと理解しようかと思いました。

ゴアテックスは、大きくわけて1)GORE-TEX®(ゴアテックス)、 2)GORE-TEX® Active(ゴアテックス アクティブ)、3)GORE-TEX® Pro(ゴアテックス プロ)の3種類があるみたいですね。1)と3)が2層構造と3層構造、2)が2層構造。頑丈さは3が1番、透湿性は2が1番、と。正直わからん。ゴアテックス社のサイトを見るとさらに混乱。

難しいな。。。
防水・透湿を求める場合→ゴアテックス、アクティブ、プロ
防水で高度な透湿性を求める場合→アクティブ
防水・透湿・頑丈さ→プロ
防水性よりも高度な透湿性→インフィニウム

って理解でいいのかな。すると、釣りに関してはノーマルかアクティブがよさそうで、あとはデザインと好みとご予算の三者会談、って感じでしょうか。オフショアのキャスティングはアクティブが向いてそう。他はなんでもよさげ。インフィニウムは船向きではない、と。

で、ここまでわかった(ような気になった)ところで、クライムベリーを見ると、透湿性がさらに15%以上向上、と。何に比べて?まぁいいや。他とは裏地が違うのね。着心地がいいんだろうね、多分。

で、ですね、今回の雨具ですが、一通り揃いました。手持ちのジャケットを月別に並べるとこのようになります。基準地は東京です。

1月:RTG/GTX RTG Jacket/
2月:RTG/GTX RTG Jacket/
3月:RTG/GTX RTG Jacket/
4月:RTG/クレアス/シェルターストーン
5月:クレアス/クラウドリッジ/シェルターストーン
6月:クレアス/クライムベリー/OMM
7月:クレアス/クライムベリー/OMM
8月:クレアス/クライムベリー/OMM
9月:クレアス/クライムベリー/OMM
10月:クレアス/クライムベリー/シェルターストーン
11月:RTG/クレアス/クライムベリー/シェルターストーン
12月:RTG/GTX RTG Jacket

これで盤石。

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