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日本の木材資源に希望を

<日経産業新聞2021/6/2「住宅業界に「ウッドショック」」を受けて>


ウッドショックとは…
住宅の柱や梁などに使う輸入木材の需給が逼迫して価格が高騰し、大きな混乱が生じている状況。
▷要因
 需要①:アメリカの住宅需要
     (低水準の住宅ローン金利/都市から郊外への転居の増加/
     金余りを受けた富裕層の購入意欲の増進)
 需要②:中国の経済回復
 
 供給①:コロナ禍での労働者(林業、製材工場)の減少 
 供給②:キクイムシによる森林被害
 供給③:海上輸送の滞り
     (巣ごもり需要によるコンテナ物流の増加+港湾の労働者不足
     +スエズ運河の座礁事故)      

木材の需給バランスが崩れている。

今は、コロナが主な原因となっているが、
今後は脱炭素戦略の中で、世界的に木材需要がさらに高まっていくと考えられる。

この問題をどう解決するか?

私は、日本の豊富にある木材資源が鍵を握るのではないかと考えている。


日本は、国土の2/3を森林が占めているのにも関わらず、
多くを輸入に頼っている。

国産材への切り替えがスムーズにいかない理由について、
・輸入材への依存による国内林業の産業化の遅れ
・林業従事者の減少
・森林の管理不足
が本記事にも挙げられているが、本当にそれは真の理由だろうか?

もちろん、これらが要因であることは事実であろう。
しかし、そのようなことをただ言っているだけで、何も行動に起こさなければ、日本は取り残される。

環境問題、デジタル化、ワクチン等々、様々な面で後れをとっている日本。

日本の豊かな自然を守り抜くためにも、
先陣をきる勢いで、高まる木材需要に応える姿を是非みせてほしい。


※私は、日本独自の「和」の文化が大好きだ。
 そんな「和」に必要不可欠な「木」に関する事業に私も貢献したいと思っ
 ている。
 しかし、私は虫が大の苦手であるため、林業に直接関わることは難しい。
 虫がダメな私にもできることはないか、現在模索中である。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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