見出し画像

アラフィフガチ婚活16 年齢差について

交際中のJさんと出会って、丁度1ヶ月が経った。直近のデートでは候補物件の下見に行き、その後家具を見たり、指輪の下見に行ったり。

このプロセス。バツイチの私にとっては「いつか来た道」だが、Jさんにとっては「初めての冒険」である。

喫茶店で「楽しみ〜」とニヤけて私の顔を見ているJさんの嬉しそうな顔を見ていると、長年忘れていた、なんとも言えない幸せな気持ちになった。この瞬間の記憶をしっかり心に刻んでおきたい。


真剣交際がスタートしたばかりなのに、随分と急いでしまっている気もするが、引越しシーズン前に部屋を決めてしまいたいし、ご両親への挨拶も2月には済ませておきたい。部屋が決まればプロポーズをしてないのはおかしいし、指輪を渡すのであればサイズ調整にも時間がかかる。3ヶ月で成婚退会するのって、意外と時間が無いことを知った。


***************


さてJさんが、バツイチ子持ちの私からのお見合い申し込みを受けてくれたのは、年齢が近かったのが一番の理由。お見合いを申し込んだ時点で2歳下で、現在は3歳差。

40代後半のJさんには、相談所に登録してからアラ還やそれ以上の男性からの申し込みが結構あったらしい。

結婚相談所は男性の数が少ない為、男性優位であり、男性が一回りくらい下の女性に申し込むことも多いようで、それでも時には交際が成立するし、一回り年下の女性からのお申し込みも来る。

アラフィフの私にも、30代後半の女性からお申し込みを頂くこともあった。そういった状況に慣れてしまうと、男性は年齢が近い女性をターゲット外にしてしまうのだろう。


一方で、女性は出来れば年齢が近い男性を希望しているのだろうし、年下だってOKの方も多い。

私も活動していた婚活アプリでは年上のお姉様からの「いいね」がやたらと来た。結婚相談所では、年上のお姉様からのお見合い申し込みは私のカウンセラーが私の希望年齢の対象外として、事前にお断りしていたようで、私のところに来たのは1件も無かった。

また、婚活アプリは完全に女性優位なので、年齢差が大きい男からの「いいね」は相手にされにくいし、マッチングしても淘汰されやすいのだと思う。


相談所もアプリも一長一短があるので、うまく活用すれば良いと思うが、僕はアプリに写真を出すのが嫌だったし、メッセージのやり取りするのが面倒だった為、結婚相談所での活動を選択した。

そして、お見合いで年齢差のある女性と会えるチャンスは多かったし、若い女性からお申し込みがあると嬉しい気持ちはあったが、私は子供を望まないし、相手も子供を望まない方が良い為、結果として年齢が近い女性と自然にマッチングした。それに、自分が初老のおっさんなのに、奥さんが若すぎるのってなんだか可哀想だし、申し訳ないという思考がどこかにあった。

女性は男性より長生きする。折角、念願の結婚をしても、女性は夫を看取り、再び独身生活に戻ることが多い。女性が若ければ若いほど、第二の独身生活は長くなる。それは自分の伴侶となる女性にとって幸せなことだとは思えなかった。


結婚相談所の男子は、歳の近い女性へアプローチしてみると良いのではないか。素敵な歳の重ね方をしている女性も多い。お見合いの成立もしやすくなるし、お相手にも大事にしてもらえる。

そして、お相手が幸せそうにしている顔を見るのは、僕らの人生においては、何より貴重で尊い事だと思うのです。


続く

サポートしていただけましたら大変励みになります。