アラフィフガチ婚活⑨結婚後の子供
婚活プロフィールに「子供が欲しい」という質問がある。
結婚相談所に登録する際に聞かれる項目だが、婚活女性の気持ちと現実とのギャップを感じる、とても難しい質問だと思っている。
私自身は離婚はしたものの、子供に愛情をそそぎ育てきたつもりなので、育児、受験勉強の大変さを身を以て知っている。受験生だった小6の1年間は、毎日一緒に勉強をしたが、本当に大変だった。
なので、またゼロ歳から育てる気力があるかと言うと、正直難しい。
その為か、若い女性と再婚して子供を作りたという気持ちは薄く、子供が欲しくない40代の女性を希望している。(子供は好きなので子持ちの方はOK)
そんな私にとって、明確に「子供が欲しい」と意思表明している女性はお申し込みの対象外とさせて頂いている。
ところが、IBJに登録している40代(40〜49才)女性の「結婚後子供は?」質問を検索すると、「欲しくない」婚活女性は全国で5%しかいない。
・「欲しい」55%、3,893名(うち45才以上は800名)
・「どちらでも良い」41%、2,892名(うち45才以上は1,438名)
・「欲しくない」5%、341名(うち45才以上は20名)
不思議なのは、45歳以上に絞ると「欲しくない」が5%から0.8%に急落するという事実だ。
これは一体どういう事なのだろうか。
「子供を産まない女性は結婚出来ない」「子供が産めないので離縁される」という、昔の日本の価値観が残っているのかもしれないし、結婚相談所が迷ったら「どちらでも良い」を選択するよう指導しているのかもしれない。
実際、私が子供を「欲しくない」女性を選択し、エリアなどの追加条件で絞り込んで行くと、お申し込み出来そうな方は数名になってしまった。
その貴重な数名には早々にお申し込みをさせて頂いたが、成立する確率は当然少なくなる。
そこで「どちらでも良い」女性も検索対象にしているが、実際お会いして子供について聞いてみると、「出来るかどうか分かりませんが、子供が出来たらその時は産みます」という話になることが多く、その裏に子供への強い気持ちを感じた場合は、申し訳ないのでお断りをする事もある。
私のカウンセラーに相談してみると、女性は40代後半まで生理もありますしね。でも難しさは理解しているはずですから、あまり気にしなくて良いのでは?という意見だった。
なるほど、そういう意味での「どちらでも良い」なのか。奥が深い。
いずれにしても、「欲しくない」を選択している女性は私のような男性にしてみれば希少価値がある。
子供を無理に欲しいと思わない女性は、是非「欲しくない」を選択し逆張りしていただきたい。気が変われば、後で変更すれば良いわけです。そっちの水はブルーオーシャンです!
続く
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