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担当者がいない怖さ……

奥様から解約したいと連絡あり俺は◯館に飛行機に乗ってタクシーに乗り継ぎご主人の入院している病院に向かった。

まずは結果として解約はしなかった。

何故、解約しなかったかのかについて書いて行く。

状況は病院への支払いが厳しい状態であった。
奥様は預貯金を取り崩し支払いをしていた。
ご主人は自営業であった為収入が途絶えてしまっている。
保険を解約すれば当面の病院への支払い等に回せると奥様は考えていた。

ここで考えて貰いたいのは、もし電話だけで状況もわからず解約の書類を送ってしまったら解約金は支払われるが保障はなくなるのだ。

(今回の場合は高度障害で意識不明の状態なので解約する書類に通常通りサインする事は出来ないので手続きはすぐに出来ないが。)

俺は病室に入り奥様とはじめて対面した。

ご主人は意識不明の状態である。

俺は高度障害状態に認定されれば保険金が支払われる事を奥様に伝えた。

保険金の受け取り方は一括で受けとることも出来るし、分割で受けとることも出来る。分割と一時金で分けて受けとることも出来ることを奥様に説明した。

奥様、ご主人はもしかしたら高度障害として亡くなった時と同じ保険金が受けとれる可能性があります。

担当の先生に診断書を書いて頂き支払いの対象になるか手続きしませんか?

ぇ……
そんなことって出来るんですか?・・・(;´Д`)

はい。

解約してしまったら◯◯円をもらうだけになります。

高度障害の申請をして認められれば
◯千万円になります。
月々◯◯万円をこれからご主人の年齢で70歳になるまで受けとることも出来ます。

そして診断書を書いて貰い認定された。

意識不明の状態では本人は当然何もする事は出来ないですよね。
その場合には指定代理請求人、つまり今回の場合は配偶者である奥様になる。

この指定代理請求特約は最近契約している保険には最初から内容に含まれているが過去に契約した保険には付加されていない。

保険料は無料で付加出来るのでぜひ保険証券を出して確認して欲しい。
本来であれば担当者が付加の手続きをして訪問するべきだ。

でも指定代理請求特約を付加したからと言って営業マンの手数料には関係ないので古い契約には無料で付加出来るのに手続きされていない場合が多い。

もし担当者がいないのであればお客様相談室のようなものがあるので連絡して書類を送ってもらうように連絡して欲しい。

この時期であれば10月頃より保険会社から年末の控除証明書が郵送されて来るのでぜひ確認して欲しい。

また無料で付加出来るものにリビング二-ズ特約と言うものがある。
これも無料なのでぜひ確認して欲しい。

リビング二-ズ特約とは余命6ヶ月と診断された場合に本人が生きている間に最高3000万円まで受けとれるものだ。

これについてもいつか書いて行こうと思います。

(追) そして俺は一泊二日のホテル朝食付きプランで今回、◯館に行った。日帰りで帰るのとほとんど変わらない料金だったからだ(笑)
翌朝は◯館の朝市に行き新鮮で美味しいものを食べた。
遠方の出張の楽しみのひとつになっている。

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