もし転職していなかったら…
もし銀行員としてそのまま勤務していたら、出逢う事がなかった人達は数多くいる事になる。
契約して2回だけ保険料が引き落としになり亡くなった30代の母子家庭の方。
俺が保険屋になっていなかったら、会う事もなかった。
母子家庭で子供はまだ小さく、契約していた保険はコ-プ共済の医療保険だけであった。
でも今では当時4歳だった女の子が20歳になるまで毎月30万円が保険会社より振り込まれている。
経済的には十分である。
余命6ヶ月となり保険金を支払ったり、自殺したお客様も3人いる。
すべて保険金を支払っている。
もし俺が転職して保険屋になっていなかったら会う事もなかった人達だ。
転職して俺の話を聴いても契約しなかった人達も、何も見直しをしていなければ、今頃、保障が切れたり、突然、死亡保障が数千万円から、下手したら数十万円になったりしているのだろう。
やはり出逢いと言うのは必然だったのか。
亡くなったお客様の命日にはお墓参りをしている。
サクラの花が咲くこの時期に、何の為に俺は転職したのかと、初心にかえる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?