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【要約&感想】繊細さんの本

gumi_ch

今回は、武田友紀さんの本、「気がつきすぎて疲れるが驚くほどなくなる、繊細さんの本」を読みました🌼

今さらかもしれませんが、最近よくHSPという言葉を聞くなあと思い、具体的にどのような方々なのか、学んでみようと思い、こちらの本を読むことにしました🥰

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【要約】

~繊細さんは、こんな特徴の人~

・エレイン・アーロン博士が行った調査により、「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合で存在することが分かってきた。繊細さは、性格や環境によるものではなく、生まれつき持った気質であり、生まれつき背の高い人がいるように、「生まれつき繊細な人」がいることが明らかになった。

・アーロン博士によると、繊細な人と非繊細な人とでは、脳の神経システムに違いがあるという。繊細な人は、赤ん坊の時から刺激に反応しやすく、同じストレスにさらされた時、神経の昂りに関連する物質(脳内にノルエピネフリン)が多く分泌され、神経が高ぶっていた李、警戒している時に分泌されるホルモンであるコルチゾールも、他の子どもより多く出ているという。のだ。種として生き延びるために、慎重な個体が生まれたのではないかと考えられている。

・他人が気付かないような小さなことに気付く神経システムを持っている繊細さん。小さなことに気付いても「気にしても仕方ない」と言われてしまったり、「気にする私がおかしいんだろうか」と自分の感覚を疑いだすと、さらに自信を失ってしまう。そのような繊細さんに必要なのは、痛みやストレスに耐えられるよう自分を作り変えることではない。「私はこれが好き」「こうしたい」という自分の本音をどれだけ大切に出来るかが大切なのだ。

・繊細さんの特徴はとして、「感じる力が強い」という一言に集約される。色々なことを感じ、大きく感動したり、深く温かい気持ちが湧きおこったりする。つまり「いいもの」を感じたら、「痛い・つらいもの」も半自動的にキャッチしてしまうのだ。しかし、痛みやストレスが多い状況では、周りに「いいもの」があっても感じにくいため、いいものをたっぷり感じて元気に生きるためには、自分が進む道を自分で選ぶことが非常に大切だ。生活の中に、職場や仕事、休日を一緒に過ごす相手、暮らす部屋などの「環境」を自分で選び、自分の周りを「いいもの」で囲ってみよう。

~繊細さんならではの「感覚」とは~

・繊細さんは、「他の人よりも自分は繊細なようだ」と気付いていても、自分が当たり前に持つ感覚が相手には「ない」のではないか、という疑問を持ってほしい。「相手も自分を同じように感じているはず」と思って、非繊細さんに接すると、すれ違いが生じ、誰も悪くないのに傷ついてしまうことがあるのだ。

・あなたが、もし「相手に分かってもらえない」と悩んでいるとしたら、相手には、あなたの持つ感覚が「ない」のかもしれない。相手との違いを知り、時間をかけて少しずつ受け止めよう。それこそが心穏やかな関係を築くスタートになる。

~素の自分を出すということ~

・人間関係の基本構造とは「表に出している自分」に合う人が集まってくる、というシンプルな仕組み。つまり「本当の自分」を抑えて、殻を被っていると、その殻に合う人が集まってきてしまうのだ。

・素の自分を出せば出すほど自分に合う人が集まってきて、楽になる。今まで、相手の気持ちを優先して、自分の感情を素直に顔に出してみると、「自分の意見を持ってるあなたが好き」と自然体のあなたを好きな人が周りに集まるのだ。つまり、「人間関係の入れ替わり」が起きる。その時に、「本当はあなたに合わない人たちが去る」という現象が起きるかもしれない。すろと、人が離れることで一時的に寂しい想いをするかもしれないが、皆が去っていくわけではなく、これまでの人間関係の中でも「そんな風に思っていたんだ、どうしたいのか言ってくれて嬉しい」と、あなたの気持ちや意思を尊重する人や、あなたを大切にしてくれる人が残るので、繊細さんは、さらに「素の自分」を出して、のびのびと生活が出来るのだ。

~「配慮が足りない」に振り回されない~

・他人の気持ちを察し、気遣いが出来る繊細さんだからこそ「何でこんな風に無遠慮なふるまいをするのだろう」と感じてしまうことがあるだろう。もしそう思ったら「何で?」と思う前に、「相手が、それをそもそも出来るのか」という視点で相手を観察してみよう。「自分だったら、相手の気持ちを考えて〇〇するのに」と思っていても、「その〇〇は相手に出来るのか」と考えるのだ。すると、「ああ、そうか。配慮が苦手な人なのか」と視野が広がり、相手の行動に振り回されることが減るのだ。相手をよく観察し、やってもらおうと相手に期待するのではなく、やってほしいことを言葉ではっきりとお願いする。すると、ぐっと人間関係が広がり、色々な人と付き合いやすくなる。

~相手と境界線を引いて、自分のペースを守ろう~

・繊細さんは、相手の情報や感情を受け取りすぎてしまうことがある。そんなときは、相手と境界線を引いてみよう。具体的には、相手が投げてくるボールを拾わずにいる必要があるということ。ボールを拾わずにいるとは、テレビ鑑賞をしている人の気持ちになるということ。テレビ画面の向こうでは、タレントや芸能人が、あなたに言葉を届けようと、懸命に訴えかけている。しかし、あなたは画面上のタレントの話を「へえー、そんなことあるんだ」と一歩引いて話を聞いているだろう。そんなテレビを見ているあなたのように、相手の話が疲れたら「テレビ画面の向こうの人」だとイメージして接してみよう。すると、相手のエネルギーを受け取り過ぎず、楽になれるのだ。

~相手を助けているのに、報われないと思ったら~

・困っている人を見つけたら、放っておけない。でも報われない。そんな思いをすることもあるだろう。自分は、良かれと思って助けたのに、相手は変わってくれない。そんな風に感じたら、相手のやり方、考え方を変えるなど人が根本的に変わることは、非常に大変なことでエネルギーが必要であることを心得よう。自分から変わろうと思うためには、一度そこを打つ必要がある、何度も仕事で失敗したり、嫌になる経験をして初めて「このやり方じゃダメだ。何とかしなきゃ」と思えるのだ。

・助けすぎてしまう繊細さんは「頼まれてもいないのに助けている」ことに気付いていないこともある。相手の状況をありありと受け取るあまり、頼まれたつもりになっているけれど、実際には「頼まれていない」のだ。しかし、これは相手からすると「頼んでいないことを勝手にやってるのに、怒るなら、最初からやらなきゃいいのに」となるのだ。

・もし、あなたが「相手が困っていそうだな」と思ったら、相手から頼み事をしてくるなどのアクションを起こさない限り、手出しせず、「こうしたら?」などのアドバイスはせず、相手を見守ろう。相手が「〇〇が大変で…」と話しをしてきたら、まず「そっかそっか」と話を聞こう。すると、相手は話すことで考えを整理り、助けが必要なのか、それとも自分でやるのか、相手自身が答えを出すのだ。

~「分かってもらう」「察してもらう」のは難しいということ~

・繊細さんと、非繊細さんの感じ方はまるで違う。なので、繊細さんがどんなに「分かってほしい」「察してほしい」と言っても、非繊細さんには、どうしても「分かる」「察する」ことは出来ないのだ。非繊細さんと上手にコミュニケーションをするためには、自分の感覚を分かってもらおうとするのではなく、やってほしいことを言葉ではっきりと頼む必要があるのだ。

・「自分のことを分かってもらえない」という寂しさが募ると、自分の感覚や気持ちを理解してくれる人が現れたときに「私の全てを分かってほしい」と自分の居場所を相手の中に求めてしまう。しかし、考えてほしいのが、様々な感情を持っている人間は、誰かの感情や思考、過去、全てを自分の中に入れることが出来ない。そう、自分の全てを相手の中に入れてもらうことは出来ない。自分の居場所は、まず自分の中に作ることが必要なのだ。何か大変なことや辛いことがあったら「こんな自分はだめだ」と責めるのではなく、「よくがんばった」と自分を労る。自分の中に、自分の居場所を作り、自分の見方でいること。それこそが、人と温かくかかわるために、一番必要なことなのだ。

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【感想】

この本を読もうと思ったキッカケは、私の友人の存在です。

彼女との付き合いは20年近くになりますが、彼女を見ていると、非常に繊細で気遣い屋さんだなと、いつも思っていました。

私は、持ち合わせていない、「相手を見る力」が彼女にはあるので、その細かな気遣いが、羨ましかったです。

しかし、そんな彼女を長年見ていると、とても繊細な性格なので、「もしかしてHSPなのかな?」と感じるようになりました。

そこで、「彼女の頭の中はどうなっているのか」「私の彼女への接し方は、彼女を傷つけていないだろうか」と思い、自分の態度を見直すためにも、本書を読んでみようと思ったのです📚

実際、本書を読んでみると、私の想像以上に繊細さんは、繊細で、相手の行動を見ているのだなと思いました。

相手のことを考えるがゆえに、「相手の言動を気にしてしまう」「相手の感情を受け取り過ぎてしまい、疲れてしまう」といった、繊細さんならではの悩みや苦しみがあるのだなと思いました。

また、「もしかすると、あの時、友人が寂しげな表情をしたのは、私の○○な行動のせいかもしれない」と自分の行動を振り返ることが出来ました。

友人の性格や考え、全てを把握することなんて不可能ですが、「今もしかしたら、〇〇な風に考えているかもしれない」と感じることで、私自身も気持ちが楽になるなと思います✨

繊細さんのに限らず、自分と感覚や価値観が違う人がいても、それを否定せずに、「あなたは〇〇なんだね」と相手を受け止め、私自身の人間関係も上手に構築していきたいと思いました(*^^*)

※ちなみに…

「受け止める」は英語でレシーブ、キャッチする。

「受け入れる」は英語でアグリー(同意)、コミット(認める)ということ。

だそうです✨

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